アメリカ日系社会の音楽文化―越境者たちの百年史 [単行本]
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アメリカ日系社会の音楽文化―越境者たちの百年史 [単行本]

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出版社:共和国
販売開始日: 2022/03/28
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アメリカ日系社会の音楽文化―越境者たちの百年史 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦前/戦後に合衆国に渡航した日系移民は、どのような葛藤と変遷を経て自らの音楽文化を構築したのか。女性たちの活躍、強制収容所での芸能、家元制度の受容と変容、そして日本語の喪失にいたるまで、音楽を通して両国の文化的根源を掘り起こす、稀有な研究成果。
  • 目次

    序章  日系社会の音楽研究に向けて

    日系人の文化
    アメリカ日系音楽へのアプローチ
    研究方法
    世代区分とその概念
    本書の構成
     
    ---
    第1部  日系音楽文化史
    ---

    第1章  移民から太平洋戦争まで──日本文化の移植とアメリカ文化の受容

    移住から定住へ
    戦前アメリカ日系社会と音楽・芸能の概要
    芸能における一世パイオニアたち
    男性中心の一世社会における女性エンターテイナー
    日本の音楽家・芸能人の渡米――文化使節・師匠としての役割
    二世の日本舞踊家・箏曲家の台頭
    日系人のエスニック・イベントとしての演芸会
    同化の手段としての西洋音楽文化
    ライブに変わる娯楽、マスメディア
    世代をつなぐ音頭ブーム

    第2章  強制収容所の音楽・芸能──葛藤と平和への希望の中で

    第二次世界大戦と日系人強制収容
    収容所の音楽・芸能の概要
    収容所新聞
    真珠湾攻撃から強制収容まで
    収容所における音楽・芸能の状況
    日本音楽・芸能の活性化
    音頭(盆踊り)の巨大イベント化
    黄金時代を迎えた演芸会
    収容所の歌
    抵抗の手段としての日本文化―─トゥーリーレイクの国粋主義者たち
    収容所の外における日本文化―─ハワイとの比較
    西洋音楽文化の奨励と繁栄
    収容所の閉鎖
     
    第3章  太平洋戦争後──新移民、新世代とともに変わる文化

    戦後日系社会の新しい動き
    戦後アメリカ日系社会と音楽・芸能の概要
    日系コミュニティの再生
    音楽・芸能活動の復興
    二世ウィークの復興──日本文化のショーケースとしての祭り
    日系人を取り巻く社会状況の好転と芸能の活性化
    日本の復興に伴う日本人音楽家・芸能人の訪米
    日本音楽・芸能の師匠としての新一世
    新世代における日本伝統芸能
    太鼓―─三世の表現手段から民族を越えた表現形式へ
    一世、二世の高齢化に伴う音楽文化の衰退
    日本語コミュニティの「歌う文化」
    西洋音楽の発展──民族の境界を越えて
    収容所を題材とした創作活動
    二世ウィークの展開──新一世のアメリカ日系社会への融合の試み
     
    ---
    第2部 日系音楽文化の考察
    ---

    第4章  エスニック・マイノリティとしての日系人の音楽

    マジョリティからマイノリティへの転換
    音楽の役割の変化
    演奏の場の拡大
    祖国の文化に対する新しい視点
    適者生存
    文化的誇張・マンネリ化
    文化形式と文化的内容の関係の変化
    新旧移民の文化的対立
    新旧移民の文化協力
    エスニック・マイノリティであることのインパクト

    第5章  南カリフォルニアの日本音楽・芸能における家元制度

    家元制度の越境
    家元制度とは
    南カリフォルニアの家元制度の歴史的背景
    家元制度の変容とその影響
    南カリフォルニアと日本の橋渡しとしての家元制度
    芸能伝承制度の変容のインパクト

    第6章  南カリフォルニアの日本伝統音楽における音楽と言語

    日系社会における日本語の喪失
    日系社会における日本伝統音楽の衰退
    声を主体とする音楽ジャンルの衰退
    ジャンル内における歌の衰退
    音と歌詞の関係性の希薄化
    日本伝統音楽に付随する行儀作法の変化
    言語と移民文化の適応性
    移民の音楽伝承と言語

    第7章  日系人の音楽における文化融合

    文化融合の多様性
    日本と西洋の文化の融合
    日本の地方文化の融合
    日系人の文化と日本またはアメリカの他民族の文化との融合
    音楽表現における文化融合の多様性
     

    終章  日系音楽文化百年史の俯瞰

    アメリカの日系音楽文化に影響を与えたもの
    日系人にとっての音楽の意味と機能
    日系人にとっての日本文化とアメリカ文化
    研究をふりかえって

           註
           参考文献
           あとがき

      附録1 先行研究・資料紹介
      附録2 南カリフォルニアの日本音楽・芸能関係者プロフィール
      附録3 南カリフォルニアの音楽・芸能年表
      
      事項索引
      人名索引
  • 出版社からのコメント

    アメリカ合衆国の「日系人」は、その地でどのような音楽文化や社会を構築したのか。伝統と発見が織りなす類書のない浩瀚な研究成果。
  • 内容紹介

    在米の日系移民たちが織りなす、
    知られざる音楽/芸能史。

    戦前から戦後にかけて、移民としてアメリカ合衆国にわたった「日系人」たちは、そこでどのようなコミュニティを形成し、新たに自分たちの音楽や舞踊を生み出したのか。日本の伝統文化とアメリカ社会の根源を掘り返す浩瀚な研究成果。
    女性たちの活躍、強制収容所での芸能、家元制度、日本舞踊や打楽器の受容から日本語の喪失まで、南カリフォルニアを中心に文献資料をくまなく踏査し、貴重な聞き取り調査を駆使した類書のない文化史です。

    図書館選書
    戦前から戦後に移民としてアメリカ合衆国にわたった「日系人」は、その地でどのような音楽やコミュニティを構築したのか。女性の活躍、収容所での芸能、日本語の喪失など、伝統と発見が織りなす類書のない浩瀚な研究成果。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    早稲田 みな子(ワセダ ミナコ)
    1966年、東京都に生まれ、神奈川県に育つ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校大学院民族音楽学博士課程修了(Ph.D.)。現在は、国立音楽大学教授。専攻は、音楽民族学、アメリカ日系音楽文化
  • 著者について

    早稲田 みな子 (ワセダ ミナコ)
    1966年、東京都に生まれ、神奈川県に育つ。
    カリフォルニア大学サンタバーバラ校大学院民族音楽学博士課程修了(Ph.D.)。現在は、国立音楽大学教授。専攻は、音楽民族学、アメリカ日系音楽文化。
    共著に、『日系文化を編み直す――歴史・文芸・接触』(2017年)、『民謡からみた世界音楽――うたの地脈を探る』(2012年、以上ミネルヴァ書房)などがある。

アメリカ日系社会の音楽文化―越境者たちの百年史 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:共和国 ※出版地:東久留米
著者名:早稲田 みな子(著)
発行年月日:2022/03/20
ISBN-10:4907986718
ISBN-13:9784907986711
判型:A5
発売社名:共和国
対象:一般
発行形態:単行本
内容:音楽・舞踏
言語:日本語
ページ数:556ページ
縦:20cm
横:16cm
厚さ:4cm
重量:700g
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