日本書紀の鳥(学術選書) [全集叢書]
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日本書紀の鳥(学術選書) [全集叢書]

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出版社:京都大学学術出版会
販売開始日: 2022/05/17
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日本書紀の鳥(学術選書) [全集叢書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『日本書紀』には数多くの鳥が登場する。『万葉集』も同様だ。ところが登場する種とその頻度に注目すると、明らかに『日本書紀』と『万葉集』には違いがあるのだ。それは何故か?分布や形態・生態などの生物学的推論、記述のされ方の違いへの注目など、文字通り文理双方の視点からの考察で、古代人と鳥との関わりの有り様に迫り、政治史の中に現れる生き物の謎に迫る。
  • 目次

    まえがき

    1章 鶺鴒──伊奘諾尊・伊奘冉尊に性教育?
       閑話鳥題 1  キセキレイの水洗トイレ
    2章 鶏──常世の長鳴き鳥は東南アジアから
       閑話鳥題 2 鳥居の起源
    3章 翡翠(鴗爲)──皇居の翡翠
       閑話鳥題 3 カワセミの求愛給餌
    4章 鷦鷯──天皇の名前になった鳥
       閑話鳥題 4 鷦鷯天皇
    5章 鵜──『日本書紀』に鵜飼の起源
       閑話鳥題 5 外国にもあった鵜飼
    6章 千鳥──疑いをかけられた木花の開耶姫
       閑話鳥題 6 千鳥足
    7章 八咫烏──八咫烏は群れだった?
       閑話鳥題 7 八咫烏と蹴球
    8章 鴫──しぎの罠にイノシシが掛かる
       閑話鳥題 8 辛酉(かのと・とり)
    9章 金鵄──金鵄は陰陽五行説から?
       閑話鳥題 9 金鵄と校章
    10章 桃鳥・桃花鳥──桃花鳥はトキではない?
       閑話鳥題 10 添い遂げたウモウダニ 日本産トキと一緒に絶滅
    11章 雀──雀魚とはハリセンボン
       閑話鳥題 11 日本にスズメは何羽いるのか
    12章 白鳥── 鳴鵠はハクチョウか,それともコウノトリか?
       閑話鳥題 12 豊岡市の「久々比神社」
    13章 覚賀鳥──料理の祖神・磐鹿六雁命の故事
       閑話鳥題 13 鶚鮨
    14章 鳰鳥──潜りのスペシャリスト
       閑話鳥題 14 カイツブリの親子
    15章 鴨──古代から天皇はかも猟がお好き
       閑話鳥題 15 鴨にする
    16章 木菟──木菟宿禰は本当は鷦鷯宿禰
       閑話鳥題 16 コノハズクとブッポウソウ
    17章 隼──隼は鷦鷯より手が速い
       閑話鳥題 17 JAXAの「はやぶさ」「こうのとり」
    18章 鷹──鷹狩の起源と鷹匠の埴輪
       閑話鳥題 18 鷲と鷹はどう違う?
    19章 雁──「意味不明」の歌から種を推測してみる
       閑話鳥題 19 堅田の落雁
    20 章 百舌鳥── 仁徳陵(百舌鳥耳原中陵)の周りはモズだらけ
       閑話鳥題 20 モズのはや贄
    21章 鳩──兄妹の禁断の愛の忍び泣き
       閑話鳥題 21 平和の鳩,戦闘の鳩,オリンピックの鳩
    22章 鵞鳥──呉からの献上品を犬に噛み殺された話
       閑話鳥題 22 侮蔑語と鳥
    23章 孔雀──孔雀の尾はなぜ立派なのか
       閑話鳥題 23 空想の鳥 朱雀と鳳凰
    24章 鵲──大伴家持も驚愕する伝来の歴史
       閑話鳥題 24 鵲の渡せる橋に置く霜の
    25章 斑鳩──「斑鳩」は,なぜ「いかるが」か
       閑話鳥題 25 斑鳩の里
    26章 休留・茅鴟──四方八方を見通せるフクロウは知恵者
       閑話鳥題 26 知恵の神様
    27章 雉──「天に赤い気」はオーロラか?
       閑話鳥題 27 鳴かずば雉も射られざらまし
    28章 鸚鵡──新羅からの容姿端麗な人質が届けた鳥
       閑話鳥題 28 オウムとインコの違い
    29章 鴛鴦──あやしくなってきた「鴛鴦の契り」
       閑話鳥題 29 鴛鴦之契
    30章 燕──尾羽の長いツバメほどもてる
       閑話鳥題 30 若いツバメ
    31章 山鶏──日本鳥学会の「シンボル」
       閑話鳥題 31 ヤマドリの復活
    32章 臘子鳥──大群をなすから「集鳥」
       閑話鳥題 32 霞網
    33章 巫鳥──「神聖な・占いをする」巫鳥
       閑話鳥題 33 佐久の草笛
    34章 鸖──種名判定は難しい
       閑話鳥題 34 マナヅルの渡り経路と非武装地帯
    35章 古代の政治と鳥──なぜホトトギスやウグイスが登場しないのか
       閑話鳥題 35 白色レグホーン

    あとがき
    謝辞
    付表1 万葉集(登場首数)と『日本書紀』に現れた鳥類の登場回数
    引用文献
    事項・人名(神名)索引
    種名索引
    著者略歴・挿絵画家紹介
  • 出版社からのコメント

    『日本書紀』『万葉集』に登場する種とその頻度に注目すると,明らかに両者には違いがある。政治史の中に現れる生き物の謎に迫る。
  • 内容紹介

    『日本書紀』には数多くの鳥が登場する。『万葉集』も同様だ。ところが登場する種とその頻度に注目すると,明らかに『日本書紀』と『万葉集』には違いがあるのだ。それは何故か? 分布や形態・生態などの生物学的推論,記述のされ方の違いへの着目など,文字通り文理双方の視点からの考察で,古代人と鳥との関わりに迫り,政治史の中に現れる生き物の謎に迫る。フルカラー

    図書館選書
    『日本書紀』には数多くの鳥が登場する。『万葉集』も同様だ。ところが登場する種とその頻度に注目すると,明らかに両者には違いがある。それは何故か?政治史の中に現れる生き物の謎に,日本を代表する鳥類学者が迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山岸 哲(ヤマギシ サトシ)
    昭和14(1939)年、長野県須坂市に生まれる。信州大学教育学部卒業(京都大学理学博士)。大阪市立大学理学部教授、京都大学理学部教授、山階鳥類研究所長、新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター長、兵庫県立コウノトリの郷公園長を歴任。この間、日本鳥学会長、応用生態工学会長などを務める。著書・編書・訳書多数。平成11(1999)年に山階芳麿賞受賞。平成19(2007)年に環境大臣表彰。大阪市立大学名誉教授

    宮澤 豊穂(ミヤザワ トヨホ)
    昭和25(1950)年、長野県上水内郡戸隠村(現長野市)に生まれる。地元の小中学校卒業を経て、長野高校へ進学。伊勢の皇学館大学文学部国史学科卒業後、長野県内の中学校に勤務。その間『日本書紀』の全訳に取り組み、平成21(2009)年に「ほおずき書籍」より上梓。平成元(1989)年には、戸隠神社に奉仕する聚長に就任。教員退職後は、戸隠神社伝来の御神楽の楽長職を拝命。現在は、「笑顔を広げる」「『日本書紀』に学ぶ」を2本柱として、「豊穂塾」を主宰
  • 著者について

    山岸 哲 (ヤマギシ サトシ)
     昭和14(1939)年,長野県須坂市に生まれる。信州大学教育学部卒業(京都大学理学博士)。大阪市立大学理学部教授,京都大学理学部教授,山階鳥類研究所長,新潟大学朱鷺・自然再生学研究センター長,兵庫県立コウノトリの郷公園長を歴任。この間,日本鳥学会長,応用生態工学会長などを務める。『BirdsNote』(信濃毎日新聞社),『モズの嫁入り』(大日本図書),『マダガスカル自然紀行』(中央公論新社),『けさの鳥』(朝日新聞社),『げんきくん物語』(講談社),『日本の希少鳥類を守る』(編著, 京都大学学術出版会)など著書・編書・訳書多数。平成11(1999)年に山階芳麿賞受賞。平成19(2007)年に環境大臣表彰。大阪市立大学名誉教授。

    宮澤 豊穂 (ミヤザワ トヨホ)
     昭和25(1950)年,長野県上水内郡戸隠村(現長野市)に生まれる。地元の小中学校卒業を経て,長野高校へ進学。伊勢の皇学館大学文学部国史学科卒業後,長野県内の中学校に勤務。その間『日本書紀』の全訳に取り組み,平成21(2009)年に「ほおずき書籍」より上梓。平成元(1989)年には,戸隠神社に奉仕する聚長に就任。教員退職後は,戸隠神社伝来の御神楽の楽長職を拝命。現在は,「笑顔を広げる」「『日本書紀』に学ぶ」を2 本柱として,「豊穂塾」を主宰。平成22(2010)年に神社本庁内財団法人神道文化会より出版功労章受章。

日本書紀の鳥(学術選書) [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:京都大学学術出版会 ※出版地:京都
著者名:山岸 哲(著)/宮澤 豊穂(著)
発行年月日:2022/05/15
ISBN-10:4814004052
ISBN-13:9784814004058
判型:B6
発売社名:京都大学学術出版会
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:生物学
言語:日本語
ページ数:285ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:1cm
重量:335g
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