魔笛の調べ〈2〉消えたグリフィン [単行本]

魔笛の調べ〈2〉消えたグリフィン [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「おれは行くぞ」バルヴァーは飛び立つ。見守る仲間たちを残して。ハーメルンの笛ふきと対峙するため、バルヴァーは助けを求めるべくグリフィンの長たちの元へと向かう。そこへは、冷たく早い危険な気流をこえていかなければならない。乗りこなせるのはグリフィンのみ―。無事、グリフィンの協力を得られるのか？ハーメルンの笛ふきの野望のゆくえは？風雲急を告げるシリーズ第２弾！

• 出版社からのコメント

  黒ダイヤの鎧に身を包んだハーメルンの笛ふきと、今、ふたたび対峙する。これは未来のための戦い。風雲急を告げるシリーズ第２弾！

• 内容紹介

  　ドラゴンが棲み、音楽が魔法のように不思議な力をもつ世界。世界を我が物にしようとしている世紀の大悪党〈ハーメルンの笛ふき〉の野望を打ち砕くため、たぐいまれな笛の才能を持つ少年パッチ、魔法使いにネズミにされた女の子レン、ドラゴンとグリフィンの両方の血を受け継ぐドラコグリフのバルヴァーの冒険がふたたびはじまる。
  　黒騎士率いる幽霊兵団が商団を襲い、世間を騒がせる。この黒騎士が、からくも取り逃がしてしまったハーメルンの笛ふきだと確信したパッチたち。一刻も早く黒騎士を見つけるため、バルヴァーは空からの偵察隊として、グリフィンに救いを求める。しかし、グフィンにはいかなる争いにも加担してはいけないという〈誓い〉があった。
  　特例を認めてもらうため、グリフィンの長たちの元へむかうバルヴァー。そこへは、高空の気流にのらなければたどり着けないという。冷たくうすい空気のせいで、ドラゴンはすぐに意識を失ってしまう危険な気流。乗りこなせるのはグリフィンのみ。
  　バルヴァーはグリフィンの助けを得ることができるのだろうか？　長たちの元で目にしたものとは？　そして、ハーメルンの笛ふきの野望のゆくえは？
  　種をこえてかたい友情で結ばれたパッチ、レン、バルヴァーと仲間たちは未来のためにハーメルンの笛ふきと再び対峙する。
  　ファンタジー３部作、最終巻をひかえて風雲急を告げるシリーズ第２弾！
  
  図書館選書
  バルヴァーはグリフィンに助けを求めるべく飛び立つ。仲間たちを残し、高空の危険な気流のその先へ。無事、グリフィンの協力を得て、ハーメルンの笛ふきの野望を打ち砕くことができるのか？　風雲急を告げるシリーズ第２弾！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  パトリック,S.A.(パトリック,S.A.／Patrick,S.A.)
  北アイルランド、ベルファスト出身。オックスフォード大学で数学を専攻。作家になる前は、ゲームプログラマーとして１３年間働く。ほかの作品に、セス・パトリック名義で書いたホラースリラー、Ｒｅｖｉｖｅｒシリーズなどがある。魔笛の調べシリーズの１冊め『ドラゴンの来襲』が児童書としてはじめての作品。現在は、妻と２人の子どもとともに、イギリスのコーンウォール在住
  
  岩城 義人(イワジョウ ヨシヒト)
  富山県に生まれる。訳書に『うみべのまちで』（ＢＬ出版、産経児童文化賞翻訳作品賞受賞）などがある

• 著者について

  S・A・パトリック (エスエイパトリック)
  北アイルランド、ベルファスト出身。オックスフォード大学で数学を専攻。作家になる前は、ゲームプログラマーとして13年間働く。ほかの作品に、セス・パトリック名義で書いたホラースリラー、「Reviver」シリーズなどがある。本シリーズの１冊目『ドラゴンの来襲』（評論社）が児童書としてはじめての作品。現在は、妻と２人の子どもとともに、イギリスのコーンウォール在住。
  
  岩城義人 (イワジョウヨシヒト)
  富山県に生まれる。訳書に『軋む心』（白水社）、『うみべのまちで』（BL出版、産経児童文化賞 翻訳作品賞受賞）、『オーケストラをつくろう』（ＢＬ出版）、『プラスチック星にはなりたくない！』（ひさかたチャイド）、『いっぴきぐらしのジュリアン』（岩崎書店）、『ドラゴンの来襲』（評論社）などがある。

魔笛の調べ〈2〉消えたグリフィン [単行本] の商品スペック