ロシア文学からの旅―交錯する人と言葉(シリーズ・世界の文学をひらく〈6〉) [全集叢書]
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ロシア文学からの旅―交錯する人と言葉(シリーズ・世界の文学をひらく〈6〉) [全集叢書]

中村 唯史(編著)坂庭 淳史(編著)小椋 彩(編著)
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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/05/17
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ロシア文学からの旅―交錯する人と言葉(シリーズ・世界の文学をひらく〈6〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    実体化する「境界」に抗して、さまざまな言語・民族・宗教が混在するロシア。その広大な風土のうえに、どのように文学が生まれたのだろうか。民族や国家の枠組みを超え、交錯する人と言葉を軸に、ロシア文学の広がりと世界へのつながりを詳しく紹介する。各項目の冒頭に作品やテーマの鍵となる原文とその日本語訳を掲げ、最新の知見にもとづき『イーゴリ軍記』からドストエフスキーを経てアレクシエーヴィチまでの作家・作品研究とテーマ研究を見開き2頁で解説。本書は読者を、ロシア文学の「現場」に―その多様な作品・作家・事象へと誘う。「国民文学」の境界を超えて、「ロシア」を世界へ、「文学」を時代や状況へとひらく新しい入門書。
  • 目次

    はじめに──ロシア文学の「現場」から始まる旅へ
    地 図


     1 ロシア文学の時間
     2 ロシア文学の空間
     3 ロシア文学の言語


     第Ⅰ部 テクスト──ロシア文学の作家と作品

    A 中世文学
     イントロダクション 中世文学
     1 『ボリスとグレープの物語』
     2 『イーゴリ軍記』
     3 『アヴァークム自伝』

    B 19世紀の文学
     イントロダクション 19世紀のロシア文学
     1 ニコライ・カラムジン『哀れなリーザ』
     2 アレクサンドル・プーシキン『ベールキン物語』
     3 アレクサンドル・プーシキン『青銅の騎士』
     4 ニコライ・ゴーゴリ『査察官』(『検察官』)
     5 ミハイル・レールモントフ『現代の英雄』
     6 ニコライ・ゴーゴリ『外套』
     7 イワン・ツルゲーネフ『猟人日記』
     8 イワン・ゴンチャローフ『オブローモフ』
     9 イワン・ツルゲーネフ『その前夜』
     10 フョードル・ドストエフスキー『罪と罰』
     11 アレクサンドル・ゲルツェン『過去と思索』
     12 フョードル・ドストエフスキー『白痴』
     13 レフ・トルストイ『戦争と平和』
     14 ミハイル・サルトゥイコフ=シチェドリン『ある町の歴史』
     15 ニコライ・レスコフ『魅せられた旅人』
     16 ニコライ・ネクラーソフ『ロシアは誰に住みよいか』
     17 レフ・トルストイ『アンナ・カレーニナ』
     18 アレクサンドル・オストロフスキー『持参金のない娘』
     19 フセヴォロド・ガルシン『赤い花』
     20 フョードル・ソログープ『光と影』
     21 マクシム・ゴーリキー『チェルカッシ』
     22 アントン・チェーホフ『谷間にて』
     23 アントン・チェーホフ『三人姉妹』
     24 マクシム・ゴーリキー『どん底』

    C 20世紀の文学
     イントロダクション 20世紀のロシア文学
     1 アレクセイ・レーミゾフ『お陽さまを追って(ポーソロニ)』
     2 アンドレイ・ベールイ『銀の鳩』
     3 ヴェリミール・フレーブニコフ『カー』
     4 アレクサンドル・ブローク『十二』
     5 マリーナ・ツヴェターエワ『私の軽やかな歩み』
     6 エヴゲーニー・ザミャーチン『われら』
     7 ユーリー・オレーシャ『羨望』
     8 ウラジーミル・マヤコフスキー『南京虫』
     9 ニコライ・オストロフスキー『鋼鉄はいかに鍛えられたか』
     10 アンドレイ・プラトーノフ『ジャン』
     11 アンナ・アフマートワ『レクイエム』
     12 イサーク・バーベリ『ディ・グラッソ』
     13 イワン・ブーニン『アルセーニエフの人生 青春』
     14 ミハイル・ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』
     15 ミハイル・ショーロホフ『静かなドン』
     16 アレクセイ・トルストイ『苦悩の中を行く』
     17 ミハイル・ゾーシチェンコ『日の出前』
     18 ウラジーミル・ナボコフ『賜物』
     19 ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジヴァゴ』
     20 ワシーリー・グロスマン『人生と運命』
     21 アレクサンドル・ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』
     22 ヴェネディクト・エロフェーエフ『酔どれ列車,モスクワ発ペトゥシキ行』
     23 アンドレイ・ビートフ『プーシキンの家』
     24 サーシャ・ソコロフ『馬鹿たちの学校』
     25 ワレンチン・ラスプーチン『生きよ,そして記憶せよ』
     26 アンドレイ・シニャフスキー/アブラム・テルツ『おやすみなさい』
     27 ファジーリ・イスカンデル『チェゲムのサンドロおじさん』

    D 現代の文学
     イントロダクション 現代のロシア文学
     1 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』
     2 セルゲイ・ドヴラートフ『かばん』
     3 ヨシフ・ブロツキー『私人』
     4 リュドミラ・ウリツカヤ『ソーネチカ』
     5 ヴィクトル・ペレーヴィン『チャパーエフと空虚』
     6 ボリス・アクーニン『堕天使殺人事件』
     7 ウラジーミル・ソローキン『青い脂』
     8 リュドミラ・ペトルシェフスカヤ『私のいた場所』


    E ロシアの詩
     イントロダクション ロシアの詩
     1 ロシア詩の黎明
     2 プーシキンとその時代
     3 市民詩と純粋芸術詩の時代
     4 象徴主義とアクメイズム
     5 アヴァンギャルドとオベリウ
     6 ソ連中─後期の詩


     第Ⅱ部 コンテクスト──ロシア文学とその周辺

    A ロシアの思想・批評
     1 西欧派とスラヴ派
     2 ニヒリストと革命的民主主義者
     3 ナロードニキ思想とマルクス主義
     4 ロシア・コスミズム
     5 ロシア・フォルマリズム
     6 バフチンとその周辺
     7 モスクワ=タルトゥー学派

    B ロシアの心象地理
     1 自己表象としてのペテルブルク神話
     2 他者表象としてのコーカサス
     3 原風景としての中部ロシア
     4 境界上のウクライナ

    C ロシア文学の周辺
     1 ロシア正教・古儀式派(分離派)・セクト
     2 コサック
     3 ユダヤ人
     4 ナロードとインテリゲンツィア
     5 メディアと読者
     6 亡命文学
     7 ソ連多民族文化
     8 絵画
     9 映画
     10 演劇
     11 音楽

    D 世界の中のロシア文学
     1 ロシア文学とフランス文学
     2 ロシア文学とドイツ文学
     3 ロシア文学とイギリス文学
     4 ロシア文学と日本文学
     5 ロシア文学とアメリカ文学
     6 ロシア文学と中国文学
     7 ロシア文学とラテンアメリカ文学


    読書案内
    人名索引
    作品(著作)名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    実体化する「境界」に抗して、さまざまな言語・民族・宗教が混在するロシア。その広大な風土のうえに、どのように文学が生まれたのだろうか。
    民族や国家の枠組みを超え、交錯する人と言葉を軸に、ロシア文学の広がりと世界へのつながりを詳しく紹介する。各項目の冒頭に作品やテーマの鍵となる原文とその日本語訳を掲げ、最新の知見にもとづき『イーゴリ軍記』からドストエフスキーを経てアレクシエーヴィチまでの作家・作品研究とテーマ研究を見開き2頁で解説。本書は読者を、ロシア文学の「現場」に――その多様な作品・作家・事象へと誘う。「国民文学」の境界を超えて、「ロシア」を世界へ、「文学」を時代や状況へとひらく新しい入門書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中村 唯史(ナカムラ タダシ)
    1965年生まれ。京都大学大学院文学研究科教授

    坂庭 淳史(サカニワ アツシ)
    1972年生まれ。早稲田大学文学学術院教授

    小椋 彩(オグラ ヒカル)
    北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院助教
  • 著者について

    中村唯史 (ナカムラ タダシ)
    2022年5月現在
    京都大学大学院文学研究科教授

    坂庭 淳史 (サカニワ アツシ)
    2022年5月現在
    早稲田大学文学学術院教授

    小椋 彩 (オグラ ヒカル)
    2022年5月現在
    北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院助教

ロシア文学からの旅―交錯する人と言葉(シリーズ・世界の文学をひらく〈6〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:中村 唯史(編著)/坂庭 淳史(編著)/小椋 彩(編著)
発行年月日:2022/05/30
ISBN-10:4623094006
ISBN-13:9784623094004
判型:B5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:239ページ
縦:26cm
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