「取り付け」の研究―平成金融危機から中央銀行デジタル通貨時代まで [単行本]
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「取り付け」の研究―平成金融危機から中央銀行デジタル通貨時代まで [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2022/05/17
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「取り付け」の研究―平成金融危機から中央銀行デジタル通貨時代まで の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    第1章 銀行の特性
     1.銀行の誕生
     2.銀行の特性──銀行のバランスシートの特殊性
     3.法的な面から見た貸出と預金の非対称性
     4.破綻の波及──システミック・リスクの顕現化
     5.金融危機に対処するための「発明」──「中央銀行」と「預金保険」
     Box 1 中央銀行と通貨発行と国民国家

    第2章 昭和金融恐慌時の取り付け
     1.昭和金融恐慌の経緯
     2.1927年4月の金融恐慌
     3.台湾銀行問題──平成金融危機との相似
     4.預金保険の有無──平成金融危機との相違
     Box 2 昭和金融恐慌時の世論

    第3章 平成金融危機時の取り付け
     1.平成金融危機の背景
     2.平成金融危機の推移
     3.平成金融危機時の政策対応
     4.平成金融危機時における取り付けの発生
     5.システミック・リスクが顕現化した理由(1)──大銀行の破綻
     6.システミック・リスクが顕現化した理由(2)──預金者の「閾値」を超える情報インパクトの発生
     7.預金引き出し上限設定が強力な取り付け抑止策

    第4章 リーマンショック時の“Dash For Cash”
     1.リーマンショックの経緯
     2.金融危機の背景にあるレギュラトリー・アビトラージ
     3.当局の監督・検査能力
     4.リーマンショックに対する政策対応

    第5章 取り付けの多様性
     1.豊川信金事件
     2.佐賀銀行事件
     3.木津信用組合の預金取り付けと破綻
     4.英国,ノーザン・ロック銀行の取り付け
     5.米国,インディマック銀行の取り付け
     Box 3 金融機関破綻処理は極めて複雑な実務の集積である
     6.取り付けの分類

    第6章 中央銀行デジタル通貨と取り付け
     1.通貨の本質
     2.通貨の起源
     3.通貨の変遷と技術革新
     4.中央銀行紙幣の代替──通貨のデジタル化の現状
     5.ブロックチェーンと仮想通貨
     Box 4 暗号の歴史
     6.リブラ(Libra)の可能性
     7.中央銀行デジタル通貨の現在
     8.中央銀行デジタル通貨の特徴とメリット
     9.中央銀行デジタル通貨の留意点
     Box 5 偽札の歴史
     10.中央銀行デジタル通貨の実験
     Box 6 中央銀行デジタル通貨の実験
     Box 7 イタリアにおける現金決済に関する規制
     11.中央銀行デジタル通貨時代の取り付け
     Box 8 中央銀行デジタル通貨の残された課題

    補 論 公的資金注入の評価と問題点
     1.政策対応としての公的資金注入の評価
     2.公的資金注入の問題点
     3.「世論の怒り」を数量的に把握する試み
     4.公的資金注入論と経営者責任追及論の整理

    結語
    参考文献
    索引
  • 内容紹介

    取り付けのメカニズムと歴史を辿り、その防止策と将来への課題を追究。また、中銀デジタル通貨に「取り付け」は起こるのか検討する。

    ルネサンス期のイタリアに始まり、昭和初期の金融恐慌、バブル期の木津信組、そして1997年11月の拓銀、山一證券の連続破綻による取り付けは記憶に新しい。本書は「取り付け」はなぜ起こるのか。「取り付け」を抑制する方策はあるのか。中銀デジタル通貨に「取り付け」は起こるのか。様々な角度から「取り付け」の実際に迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    西畑 一哉(ニシハタ カズヤ)
    1956年生まれ。1979年大阪大学法学部法学科卒業(同年日本銀行入行)。信用機構局(現決済機構局)、考査局(現金融機構局)、総務人事局課長、預金保険機構預金保険部次長、預金保険機構大阪業務部長(日本銀行参事)、預金保険機構参与(金融再生部、調査部担当)、2015年学校法人二松学舎常任理事。専攻分野、金融論、プルーデンス論
  • 著者について

    西畑 一哉 (ニシハタ カズヤ)
    西畑 一哉(にしはた かずや) 1956年生まれ。1979年大阪大学法学部法学科卒業(同年日本銀行入行)。信用機構局(現決済機構局)、考査局(現金融機構局)、総務人事局課長、預金保険機構預金保険部次長、預金保険機構大阪業務部長(日本銀行参事)、預金保険機構参与(金融再生部、調査部担当)、2015年学校法人二松学舎常任理事。専攻分野:金融論、プルーデンス論。主著:「諸外国における休眠預金の一元的管理について」(共著、『預金保険研究』7号、2006年);『平成金融危機への対応』(共著、金融財政事情研究会、2007年);「平成金融危機における責任追及の心理と真理」(『信州大学経済学論』2012年)、ほか。

「取り付け」の研究―平成金融危機から中央銀行デジタル通貨時代まで の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:西畑 一哉(著)
発行年月日:2022/05/10
ISBN-10:4326504935
ISBN-13:9784326504930
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:148ページ
縦:21cm
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