地域社会と女性リーダー―鳥取県を中心に [単行本]
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地域社会と女性リーダー―鳥取県を中心に [単行本]

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出版社:エピック
販売開始日: 2022/04/20
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地域社会と女性リーダー―鳥取県を中心に [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ガラスの天井に挑んで―。男性議員のように「地域社会」の後ろ盾を持たぬまま、政界に挑んだ女性たち。代議士、地方議員、婦人会会長、その前に立ちはだかる壁とそれを乗り越える戦いの軌跡をたどる。女性地方議員たちの立候補の動機・選挙・議会、そして女性議員であることの喜びと悲しみ、その生の声を届ける。
  • 目次

    目 次

    まえがき

    第1部 地域社会と女性リーダー

    第1章 地区組織研究の系譜と現状
    ――特に地区組織の政治的役割をめぐって――
    1 地域社会と地方政治の結節点としての地区組織
    2 農村社会学における地区組織論
    3 都市社会学における地区組織論
    4 政治社会学における地区組織論
    5 地区組織論の新たな動向と課題
    結語
    注  
    文献一覧

    第2章 佐治村における地区推薦制再考
    はじめに
    1 合併に至る道筋
    2 その後の選挙について
    3 「地区推薦」制の変化を読む
    おわりに


    第3章 女性の政治参加活動の展開と限界
    ―戦後期の鳥取県地域婦人活動を中心に――
    問題の所在
    1 女性の政治参加に関するフェミニズム理論の検討
    2 戦後期における地域婦人会の形成
    (1)戦前における婦人会組織
    (2)戦後地域婦人会の創設
    3 鳥取県日野郡根雨地区婦人会活動と会長・近藤久子
    (1)根雨地区婦人会と近藤久子
    (2)戦後期における根雨地区婦人会活動
    1)安全な「水」を求めて―水道の敷設―
    2)赤痢集団発生
    a)赤痢発生の概要と問題点
    b)根雨地区婦人会の対応
    (3) 婦人会活動と政治
    結びにかえて

    参考文献一覧

    第2部 鳥取県の女性政治家たち

    第4章 戦後鳥取県における女性政治家たち
    はじめに
    1 衆議院・参議院選挙と女性代議士
    2 地方選挙と女性議員
    (1)「抑圧からの解放」期(1947~1954年)
    (2)「長い低迷」期(1955~1988年)  (3) 「一村一女」期(1989~2009年)
    (4) 「ゆるやかな増加」期(2009~2018年)
    3 女性の過少代表を克服するために必要なこと
    まとめ

    文献一覧

    第5章 戦後鳥取県における女性政治家たち(続)
    はじめに
    1 衆議院議員と参議院議員
    2 知事と県会議員
    3 市町長と市町村議員
    おわりに


    第6章 女性市会議員の誕生
    ――山久とうの軌跡―― 
    はじめに
    1 女性議員輩出の基盤としての地域婦人会
    2 山久とうの4期にわたる選挙記録
    3 山久とうの議員キャリア
    まとめ――女性の政治参画の要因―― 


    第7章 女性代議士の誕生
    ――田中たつをめぐって――
    はじめに  
    1 女性代議士誕生の背景
       2 幼少期から資格取得まで――高坂たつの時代――
       3 助産婦としてのたつ
    4 たつと市川房枝
    5 第22回衆議院総選挙と39名の女性議員
    6 代議士・田中たつ
    (1)たつの政見と女性解放の意識
    (2)当選、そして議会活動
    7 中選挙区単記制への復帰と第23回衆議院総選挙
    (1)中選挙区単記制への復帰
    (2)第23回衆議院総選挙
    8落選後の田中たつ
    むすびにかえて
      写真
      注
    参考文献・参考資料


    第3部 女性地方議員の声
    ──立候補から議会活動まで──
    はじめに
    第8章 立候補のいきさつ
    第9章 立候補の時に訴えた問題、議会で取りあげる問題、
        そして議員として重視したい問題
    第10章 女性として・議員としての喜び、悩み、悲しみ

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    女性の政治参画に関して、鳥取県を中心とした女性リーダーたちの戦後の活躍ぶりをたどってきた。
  • 内容紹介

    本書では鳥取県を中心とした女性リーダーたちの戦後の活躍ぶりをたどってきた。確かに、時間の経過とともに少しずつ拡大してきているのであるが、しかし女性の政治参画に関しては国内的にも遅れていると言わざるをえない状況である。もちろん、その原因はひとり鳥取県にあるわけではなく、やはりわが国全体で共有すべきものであろう。
    事実、女性の政治参画に関して、2021年3月末に世界経済フォーラムによる「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2021」が伝えられ、日本は156か国中120位(「政治参画」では147位)だったとのことで、一向に上向かない数字に「またか」とか「やはり」という言葉しか出せないのは残念である。それは同年10月末に実施された衆議院議員選挙の結果からも、もっと悪い状態で裏付けられることとなったわけで、一地域の問題にとどまらないことがわかる。
    われわれは過去30年以上、政治分野における女性に関するいろいろな数字を追ってきているだけに、日本の過去がどうであったのか、日本が世界の中でどのように位置を占めてるのかについては理解しているつもりである。それだけに「がっかり」とか「残念」というよりは、「またか」とか「やはり」というかなり冷めた気持ちで受け止めている。むろん、「仕方ない」とか「どうにでもなれ」ということではなく、前を向いて進むだけである。そのため、どうしたらもっと女性たちの政治参画を推進できるのかについては本文でも触れているだけでなく、すでに別のところで提言してきているのでここで繰り返すことはしないが、多くの識者の意見が類似したものとなっているのは心強い。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    春日 雅司(カスガ マサシ)
    1950年生。関西学院大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。摂南大学教授を経て神戸学院大学教授。2020年より神戸学院大学名誉教授。専門は地域社会学・政治社会学

    竹安 栄子(タケヤス ヒデコ)
    1950年生。関西学院大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学。追手門学院大学教授を経て京都女子大学教授。2016年より京都女子大学名誉教授。京都女子大学・地域研究センター長・特命副学長を経て2020年より京都女子大学学長。専門は地域社会学
  • 著者について

    春日 雅司 (カスガ マサシ)
    春日雅司(かすが まさし)
    1950年生。関西学院大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(社会学)。摂南大学教授を経て神戸学院大学教授。2020年より神戸学院大学名誉教授。専門は地域社会学・政治社会学。

    [主要著書]
    『スコットランド--ウイスキーとツーリズム』彩流社、2020年[単著]
    『女性地方議員と地域社会の変貌--女性の政治参画を進めるために』晃洋書房、2016年[単著]
    『地方自治の社会学』昭和堂、2006年[共著]
    『介護と家族』早稲田大学出版会、2001年[共著]
    Identity Ppolitics and Critiques in Contemporary Japan, Monash Asia Institute, 2000年[共著]
    『地域社会と地方政治の社会学』晃洋書房、1996年[単著]
    『同時代人の生活史』未来社、1989年[共著]

    竹安 栄子 (タケヤス ヒデコ)
    竹安栄子(たけやす ひでこ)
    1950年生。関西学院大学社会学研究科博士後期課程単位取得退学。追手門学院大学教授を経て京都女子大学教授。2016年より京都女子大学名誉教授。京都女子大学・地域研究センター長・特命副学長を経て2020年より京都女子大学学長。専門は地域社会学。

    [主要著書]
    『村落社会―構造と変動』関西学院大学生活協同組合出版会、1985年[共著]
    『民俗の心を探る』初芝書房、1994年[共著]
    『近代化と家族・地域社会』お茶の水書房、1997年[単著]
    『介護と家族』早稲田大学出版部、2001年[共編著]
    『現代社会論―当面する課題―』世界思想社、2006年[共著]
    『現代社会研究入門』晃洋書房、2010年[共著]
    『現代社会を読み解く』晃洋書房、2015年[共著]
    『日本の女性議員』朝日新聞出版、2016年[共著]

地域社会と女性リーダー―鳥取県を中心に [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:神戸学院大学出版会
著者名:春日 雅司(著)/竹安 栄子(著)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4899852215
ISBN-13:9784899852216
判型:A5
発売社名:エピック ※発売地:神戸
対象:専門
発行形態:単行本
内容:法律
言語:日本語
ページ数:380ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:640g
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