和解をめぐる市民運動の取り組み―その意義と課題(和解学叢書〈4〉―市民運動) [全集叢書]
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和解をめぐる市民運動の取り組み―その意義と課題(和解学叢書〈4〉―市民運動) [全集叢書]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2022/03/01
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和解をめぐる市民運動の取り組み―その意義と課題(和解学叢書〈4〉―市民運動) の 商品概要

  • 目次

     『和解学叢書』刊行に寄せて[浅野豊美・梅森直之・劉傑・波多野澄雄・外村大・土屋礼子]

     はしがき――歴史問題と市民の活動が作り出す和解[外村大]

    第Ⅰ部 冷戦構造のなかの「戦後処理」の活動

    第1章 在日朝鮮人帰国協力会と〝日朝友好親善〟活動――「在日朝鮮人帰国協力日本国民使節」の朝鮮民主主義人民共和国訪問(一九六〇年三月)を中心に[宮本正明]
     はじめに
     1 在日朝鮮人帰国協力会の結成と組織整備
     2 在日朝鮮人の存在をめぐる当時の〝歴史認識〟
     3 帰国協力会関係者による朝鮮民主主義人民共和国訪問
     4 日本での情報伝達
     おわりに

    第2章 樺太旧住民の戦後市民運動――戦災・引揚げ・抑留・残留・帰国[中山大将]
     はじめに
     1 樺太引揚者
     2 サハリン残留日本人
     3 サハリン残留朝鮮人
     4 先住民族
     さいごに

    第3章 台湾人元日本兵の戦後補償請求運動(一九七五~一九九二年)の検討[松田ヒロ子]
     はじめに
     1 問題の背景
     2 台湾人元日本軍人・軍属とその遺族に対する補償の問題化
     3 台湾独立運動と戦後補償問題
     4 戦友会と戦後補償問題
     5 裁判闘争を支えた人びと
     6 弔慰金の支給へ
     7 考察
     おわりに

    第Ⅱ部 マイノリティの問題提起とマジョリティの応答

    第4章 日本の先住民族問題における和解にむけて――アイヌ遺骨地域返還運動を事例として[坂田美奈子]
     はじめに
     1 先住民族・移住植民地・遺骨返還問題
     2 アイヌ遺骨返還問題――海馬沢博~北海道ウタリ協会
     3 アイヌ遺骨の地域返還運動と政策決定プロセス
     4 歴史問題の和解という観点から
     おわりに

    第5章 在日コリアンをめぐる歴史問題と和解――「民族差別と闘う連絡協議会」の運動と「在日旧植民地出身者に関する戦後補償及び人権保障法草案」の検討[加藤恵美]
     はじめに
     1 補償・人権法草案の提起までの民闘連運動
     2 補償・人権法草案提起後の民闘連運動
     3 民闘連運動の分裂
     おわりに

    第Ⅲ部 東アジアの民主化後の新たな展開と未解決の課題

    第6章 「現実的理想主義者」と二・二八事件をめぐる和解の試み――林宗義・蘇南洲の役割に着目して[菅野敦志]
     はじめに
     1 林宗義と蘇南洲――「二二八受難者家族団契」から「二二八関懐聯合会」へ
     2 〈二二八平安運動〉の提唱――蘇南洲の思想と行動
     3 「ソフト・エンカウンタリング」――対話で組み入る蘇南洲の戦術
     4 〈設身處地、感同身受〉――相手の立場に寄り添い、相手の気持ちをこの身で受け止める
     5 「現実的な理想主義者」になる――林宗義から蘇南洲が学んだ和解への道
     おわりに

    第7章 済州四・三と市民運動――ローカルな和解実践[伊地知紀子]
     はじめに
     1 ローカルな和解実践としての市民運動
     2 済州四・三と朝鮮半島
     3 済州四・三と日本
     4 韓国における済州四・三運動
     5 日本における済州四・三運動
     6 大阪の済州四・三運動
     おわりに――済州四・三における和解

    第Ⅳ部 国境を越えた問題解決の試みと国家の論理の障壁

    第8章 フィリピン「慰安婦」運動の軌跡――その初期に注目して[岡田泰平]
     はじめに
     1 初期フィリピン「慰安婦」運動とフィリピン政府
     2 フィリピン「慰安婦」運動の国際展開と運動の重層性
     3 ケアとフィリピン人元「慰安婦」
     4 マリア・ロサ・ヘンソン――語る権利、貧困、「慰安婦」経験の歴史化
     おわりに――フィリピン・韓国のそれぞれの「慰安婦」運動

    第9章 中国残留日本人孤児にみる歴史問題の和解と市民運動[浅野慎一]
     はじめに――歴史問題としての中国残留日本人孤児
     1 第一期(一九七二~一九八〇年)――残留孤児の捜索、肉親の再会
     2 第二期(一九八一~二〇〇〇年)――官民一体の支援とその陥穽
     3 第三期(二〇〇一年以降)――国家賠償訴訟とその後
     おわりに――総括と考察
  • 内容紹介

    戦争・植民地支配、内乱のなかで発生したり、独裁政権の施策や弾圧によって引き起こされたりした未解決の人権問題は歴史問題として引き継がれる。和解を模索する自発的な市民による運動はどのような意義と課題を抱えているのか。アジア地域の事例を軸に考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    外村 大(トノムラ マサル)
    現職、東京大学大学院総合文化研究科教授。専門分野、日本近現代史
  • 著者について

    外村 大 (トノムラ マサル)
    現職:東京大学大学院総合文化研究科教授
    専門分野:日本近現代史
    代表著書:『朝鮮人強制連行』岩波書店、2012年
    『在日朝鮮人社会の歴史学的研究――形成・構造・変容』緑蔭書房、2004年

和解をめぐる市民運動の取り組み―その意義と課題(和解学叢書〈4〉―市民運動) の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:外村 大(編)
発行年月日:2022/03/25
ISBN-10:4750354015
ISBN-13:9784750354019
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:324ページ
縦:21cm
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