理科教育学のすすめ―授業から離れない研究 [単行本]
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理科教育学のすすめ―授業から離れない研究 [単行本]

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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2022/04/14
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理科教育学のすすめ―授業から離れない研究 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    35年間取り組んだ理科教育学研究のモットーは「授業から離れない研究」。教材研究の進め方、授業研究の進め方、これからの学校教育への提言。
  • 目次

    まえがき                                                                  

    第1章 基礎的研究                           
    1 理科教育の目的                                                                                                        
    (1)『自然の観察』/(2)低学年理科特設運動/(3)理科教育の基本理念
    (4)授業理論の変遷/(5)まとめ  
    2 教育課程                          
    (1)低学年理科―生活科へ/(2)グループで基礎研究/(3)学会で研究  
    3 外国からの学び                       
    (1)国際交流の機会/(2)日本に対する気付き/(3)外国の印象
    4 個人差の研究                          
    (1)実験の個別化/(2)個性化教育
    5 発展学習                            
    6 科学館の利用                           
    7 自由研究                           
    8 学会                             
    9 おわりに                          
                  
    第2章 教材研究 1 教科書掲載の教材の追試                 
    (1)ヘチマの研究/(2)ウキクサの研究/(3)ビニル袋の利用/(4)切片作成の新手法
    2 生物の多様性に注目                      
    (1)昆虫/(2)道管/(3)気孔
    3 地域の自然の調査                       
    (1)スイバの性比/(2)環境調査の新教材/(3)花束作り/(4)プールのヤゴ調査/(5)池と川に生息する生物の違い/
    (6)メダカの生息地/(7)イボニシとスズ/(8)残留農薬/(9)台所の生物学/(10)骨格標本作成/(11)身近な自然の観察方法
    4 新しい教材開発、新しい機器の利用               
    (1)無菌培養/(2)DNAの抽出/(3)同化デンプン量/(4)光の波長/
    (5)遺伝の学習でコンピュータ利用/(6)植物の動きをビデオ撮影
    5 教材研究の諸問題                       
    (1)素材から教材を選定する方法/(2)文献探索/(3)成果をWebサイトで公開                 
    6 教材研究の価値                       
    (1)奥が深い研究/(2)卒業研究に最適/(3)論文を作りにくい分野
    7 おわりに 教材研究は学部独自の学問             
                   
    第3章  子どもの研究                       
    1 レディネスの調査に基づいた授業実践             
    2 実態調査                            
    3 比較研究                          
    4 おわりに                          

    第4章  授業研究                          
    1 授業研究の方法を学ぶ
    (1)蛯谷セミナーでの学び/(2)附属学校の授業研究会にて                      2 大学での授業研究                        (1)授業を定量化/(2)授業を録画/(3)附属学校の授業を観察
    3 学校の授業研究会                        (1)授業研究会への積極的な参加/(2)授業を見る眼/(3)謝辞
    4 授業研究会で問題を発見                     
    5 地域の自然利用                         (1)第3学年以上の授業/(2)低学年理科
    6 探究の行きすぎ                         (1)問題解決の形にとらわれる授業/(2)発見にこだわりすぎる授業
    7 有意味受容学習                        
    (1)基礎研究/(2)「てこ」の授業を改善/(3)授業の進め方
    8 おわりに 授業研究の成果                   
      
    第5章 子どもをめぐる問題                         
    1 家庭環境の変化                       
    (1)共働き世帯の増加/(2)ひとり親世帯/(3)親の変化
    2 子どもの生活の変化                      
    (1)仲間と遊ぶ機会の減少/(2)塾の利用
    3 学校における問題                    
    (1)子どもを苦しめる様々な事態/(2)過密な教育課程/(3)学校の教育機能と選抜機能
    4 社会の変化                        (1)働き方の変化/(2)インターネットとスマートフォン/(3)社会人のひきこもり
    5 提言                              6 おわりに                           
        
    第6章 学校教育の改革                             1 部活動がもたらす問題                            
    2 算数・数学の指導について
    3 国語の指導について                             
    4 おわりに                           

    あとがき                                  
    文献
  • 内容紹介

    "
    理科教育という学問の在り方を問い直す一冊
    本書の概要
    46年間「理科教育学」という学問に向き合い、学生・院生との共同研究に情熱を注いだ著者が、学部としてのアイデンティティを確立してきた道のりを振り返りつつ、これからの教育に警鐘を鳴らす一冊。理科の授業や教材に関するアイデアも豊富に紹介。
    本書からわかること
    理科教育の目的とは
    日本の理科教育には、直接体験を通して感性を伸ばそうという基本的理念が脈々と受け継がれています。著者は、この理念を大切にしながら、「理科の授業から離れない研究」をモットーに長年研究に取り組んできました。毎日の授業や教材について考える上でも、基本的理念への理解は欠かせないものです。
    教材研究の視点
    教材研究は、科学的な知識を伝達し、子どもたちの科学に対する感性を育てるために、膨大な情報の中から最適な一つを選び出す研究です。本書では、以下のテーマに基づいた教材研究を紹介しています。
    1 教科書教材の追試
    2 生物の多様性に注目
    3 地域の自然の調査
    4 新しい教材開発、新しい機器の利用
    また、教材研究の過程で生まれる問題への対処法についても解説しています。
    授業研究を通して気付いた理科授業の問題点
    授業には、教師、子ども、教材、学習内容等の様々な要素が複雑に絡み合っています。 著者は授業研究を通して、いくつかの問題点を発見しました。本書では、以下の点を詳しく解説し、その解決方法を提案しています。
    1 理科教育に地域の身近な自然な生かされていないこと
    2 発見学習にとらわれ、探究が重視されすぎていて、教えるべきところを教えていないこと
    現代の子どもをめぐる問題と学校教育の改革
    本書では、理科教育に限らず、学校教育全体に関わる問題についても言及しています。子どもの健やかな成長を阻むような環境や、教師に過度な負担がかかっている現状に対して、具体的な提案をしています。
    原則1 個性を尊重し、すべての子どもが楽しく過ごせる学校であること 原則2 個に応じた丁寧な指導の充実
    原則3 基礎基本は極力少なくすること
    改善案 学級定数を25人へ
    こんな人におすすめ
    理科授業を改善したいと思っている小学校の先生は、本書から教材研究や授業研究における多くのヒントを得られるはずです。また、子どもの環境や学校教育の問題点について考えるきっかけになるでしょう。 大学で理科教育学を担当する先生および学生には、理科教育学という学問の在り方や研究の取り組み方を考えるための参考にしていただきたいです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川上 昭吾(カワカミ ショウゴ)
    理学博士。日本理科教育学会名誉会員。愛知教育大学名誉教授。昭和19(1944)年6月新潟県小千谷市生まれ。新潟県立小千谷高等学校卒業。新潟大学教育学部卒業。広島大学大学院理学研究科修士課程、博士課程中途退学(就職のため)。昭和46(1971)年広島大学大学問題調査室(翌年、大学教育研究センターに改組)助手。昭和51(1976)年愛知教育大学へ異動。昭和62(1987)年教授昇任。平成22(2010)年愛知教育大学退職。平成22(2010)年~27(2015)年蒲郡市生命の海科学館館長
  • 著者について

    川上昭吾 (カワカミショウゴ)
    理学博士
    愛知教育大学名誉教授
    日本理科教育学会名誉会員/元会長(平成15~18年)
    蒲郡市生命の海科学館元館長

理科教育学のすすめ―授業から離れない研究 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:川上 昭吾(著)
発行年月日:2022/04/04
ISBN-10:449104841X
ISBN-13:9784491048413
判型:B6
発売社名:東洋館出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:179ページ
縦:19cm
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