北川透現代詩論集成〈5〉吉本隆明論 思想詩人の生涯 [全集叢書]
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北川透現代詩論集成〈5〉吉本隆明論 思想詩人の生涯 [全集叢書]

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出版社:思潮社
販売開始日: 2022/04/18
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北川透現代詩論集成〈5〉吉本隆明論 思想詩人の生涯 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    吉本隆明は詩人であり、詩を核心に抱いた思想家だ。詩や詩論のみならず、政治、哲学、宗教など、すべての知的冒険に、詩的な発想・想像・跳躍・切断が生き生きと働いている―。戦前・戦中における詩の“始まり”から、『固有時との対話』『転位のための十篇』をへて晩年の作品群まで、その生涯の詩を読み解く。六〇年代以降、同時代において吉本の詩と思想に全身で向きあってきた著者が、自身の数多くの吉本論を解体し、全篇を新たなかたちで構想した畢生の書。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    1 吉本隆明の詩と思想(最後の根本的問題―吉本隆明の死とその後;詩の“始まり”―『初期ノート』の世界;“神の死”以後の真昼の歌―思想詩人の誕生;反祈〓歌から反・反祈〓歌へ―「マチウ書試論」とそれ以後の展開;戦後詩論はどこで成立したか―詩人の戦争責任追及をめぐって;自立と螺旋―「試行」刊行の意味;〈言語〉という主題―『言語にとって美とはなにか』;『言語にとって美とはなにか』をめぐって;《修辞的な現在》まで―『言語にとって美とはなにか』以後;『共同幻想論』の彼方へ)
    2 吉本隆明、最後の詩の場所―“灰暗の森”を通る道(『「野生時代」連作詩篇』を読む;『記号の森の伝説歌』を読む;表層と深層の二重性;『言葉からの触手』考)
    『最後の親鸞』という思想詩―あとがきに代えて
  • 内容紹介

    拮抗する詩と批評の深部へ


    ここでわたしがやろうとしたことは、これまでの膨大な数の吉本隆明論のほとんどが疎外している、少年時代にさかのぼる最初期の詩篇から、晩年の『記号の森の伝説歌』『言葉からの触手』までの詩の解読を試みることだった。これはわたしが吉本隆明を思想家としての一側面ではなく、彼が思想領域を論理的に扱っている時でも、根本的に思想詩人としての感覚や想像力が働いている、と考えていることに基づいている。評論は吉本にとって、部分であっても、詩は彼の全体であり、その源である。/それにもかかわらず、彼の思想論や文学理論が、今日では批判的な検討を要するとしても、同時に誰の追随も許さない独立した価値をもっていることは確かだ。それでわたしは、自らの非力をかえりみず、「マチウ書試論」や『文学者の戦争責任』、『言語にとって美とはなにか』、『共同幻想論』なども、ひるまず考察の対象にした。―――北川透

    吉本隆明は詩人であり、詩を核心に抱いた思想家だ。詩や詩論のみならず、政治、哲学、宗教など、すべての知的冒険に、詩的な発想・想像・跳躍・切断が生き生きと働いている――。戦前・戦中における詩の〈始まり〉から、『固有時との対話』『転位のための十篇』をへて晩年の作品群まで、その生涯の詩を読み解く。六〇年代以降、同時代において吉本の詩と思想に全身で向きあってきた著者が、自身の数多くの吉本論を解体し、全篇を新たなかたちで構想した畢生の書。装幀=間村俊一
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    北川 透(キタガワ トオル)
    1935年、愛知県碧南市に生まれる。58年、愛知学芸大学卒業。62年、「あんかるわ」を創刊し、90年に終刊するまで、同誌を基盤に精力的な詩と批評の活動を展開する。91年、下関市に移住し、96年から2000年まで、「九」を山本哲也氏と共同編集で刊行。2013年から2019年まで、ひとり雑誌「KYO(峡)」刊行。『詩論の現在』(全三巻)で第三回小野十三郎賞、詩集『溶ける、目覚まし時計』で第三十八回高見順賞、『中原中也論集成』で第四十六回藤村記念歴程賞、これまでの詩の実践と現代詩論への寄与で、第七十回中日文化賞を受賞

北川透現代詩論集成〈5〉吉本隆明論 思想詩人の生涯 の商品スペック

商品仕様
出版社名:思潮社
著者名:北川 透(著)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4783723753
ISBN-13:9784783723752
判型:B6
発売社名:思潮社
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:547ページ
縦:19cm
その他:吉本隆明論 思想詩人の生涯
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