映画音楽はかく語りき いつか見た映画、時をかける音楽 [単行本]
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映画音楽はかく語りき いつか見た映画、時をかける音楽 [単行本]

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出版社:ユニコ舎
販売開始日: 2022/04/27
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映画音楽はかく語りき いつか見た映画、時をかける音楽 の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    SCORE01 起点となる「僕」にとっての1984年
    2021年の今の「僕」と、あの頃の「僕」
    ビデオという存在が映画に影響するワケとは
    「もっともっと映画をたくさん観ましょうね」と淀川さんは言った
    ヒッチコックとハーマンの関係性が「映画」を創る
    丸刈り少年はおにぎりを食べながら二番館を目指す
    A面で恋をしたあと、B面はどこへ行くのか
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    SCORE02 映像と音の関係、その「始まり」について
    映写機とレコード・プレイヤー、その曖昧な繋がり
    最初は「ミッキー・マウス」だったのさ、とおじさんは教えてくれた
    それはタイム・パラドックスなのか、それともデジャ・ヴュなのか
    サウンドトラック――そもそもの意味と定義とは
    自分はただ、映画で聴いたあの音楽を聴きたいだけなのに
    “ザッツ・エンターテイメント”に荒れ狂う神風
    雄叫び轟く『キング・コング』の新しい夜明け
    わざわざ逆にしてリアルを求めた『レ・ミゼラブル』
    風に吹かれてここまできたら、いつしか時代が変わってた
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    SCORE03 「新たな波」はかく語りき
    意外なトライアルが映画音楽の可能性を広げる
    アヴァンギャルドさ匂わせながら
    「引用」することにより、映画を活性化させる試み
    「ヌーヴェルバーグ」という「新たな波」はこうして語り始めた
    新たに起こしたアクションによる強烈な余波
    そしてパリがそうだったように、アメリカは燃えているか
    揺れるアメリカの影、震えるアメリカの叫び
    アメリカン・ニュー・シネマ、その堂々たる蜃気楼よ
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    SCORE04[前編] 70年代の複雑さを問う試み
    すべての「なぜ?」に、あてのない夢を観る
    さらば、映画よ……テレビっ子、世にはばかる
    マニアの連鎖反応が、ついに世界を動かし始める
    音楽業界からの「新たな波」、そのためのある「企て」
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」
    旅の途中のINTERMISSION

    SCORE04[後編] 80年代の複雑さを問う試み
    その新種は「ミュージック・クリップ」と名乗りをあげた
    マイケル・ジャクソンが狼男とゾンビになった日
    音楽映画――その曖昧な存在と80年代の終焉
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    SCORE05 時をかけるスクラップ&ビルト
    自らを見つめ直す、アイデンティティー・クライシス
    「マス」から「個」の時代へ向けての警鐘
    ミニシアターは映画の教室であり、あの頃の大切な居場所だった
    その男、ネクスト・オタク・ジェネレーションにつき
    存在の耐えられない「引用」
    DJたちは、その捨てられたレコードを「レア・グルーヴ」と呼んだ
    敬う気持ちをビジネスにする方法
    リバイバル&リスペクトを、さらにリミックスという定義でコピペする
    壊しては修復作業を繰り返すスクラップ&ビルトの時代
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    SCORE06 いつか見た、未来は今
    迫りくる世紀末とミレニアムの狭間に
    オタクたちの帝国、からの逆襲
    それは、オタクたちの進撃といえるものではなかったか
    コミュニティにて結託する仲間たち、その強き絆の時代
    多様性によるサウンドトラック・アプローチ
    これがリアルな現実であり、本気の現実というものか
    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    SCORE07 それでも、希望の光を見出すために
    2010年代の完璧さ、という試練
    この落書きを管理するヤツは誰だ
    ぼやけゆく境界線になにを見るのか
    10年代の大木、そこから育ちゆく無数の葉
    時を経て、思うことはいつも
    そして20年代に、ヤツは舞い降りた
    ヒッチコックと淀川さんが言っていたじゃないか
    旅路の果てに、希望の光を

    作品&トピックINDEX「裏・映画音楽はかく語りき」

    [本書出版までの備忘録]
  • 出版社からのコメント

    かつて映画少年だった“僕”が時をかけて体験する、映画と音楽のタダならぬ歴史物語
  • 内容紹介

    湘南ビーチFMの映画音楽番組「seaside theatre(シーサイド・シアター)」(2020~)の構成・DJを担当している志田一穂(ジョニー志田)がタイムマシーンに乗って「映画音楽」の歴史を巡る旅へ。同行者は1984年の志田一穂(中学生の丸刈り少年)。映画が大好き、映画を愛してやまないふたりの“志田一穂”が「映画」や「音楽」、そして「映画音楽」の魅力にかつてない斬新な手法でアプローチしていく。

    [著者コメント]
    様々な風景を聴かせてくれる映画音楽…。少年だったあの頃、映画館の暗闇に身を潜ませながらたくさんの映画を楽しみました。ビデオがない時代はサントラレコードを繰り返し聴いていたものです。レコードに針を置くと、スクリーンの幕が上がるかのように、楽しかった思い出もどんどん蘇りました。
    そしていつしかラジオで映画音楽番組を手がけるようになり、改めてその楽しみ方を広げられればと、評論書という形にはあえてせず、一本の映画のような、主人公が時空の旅に出る冒険物語というスタイルで、映画音楽の本を書いてみたのです。
    そもそも映画音楽の歴史を綴った書籍は希少ですが、歴代名著はあります。そこから得た大切な要素も盛り込ませていただき、大切な歴史情報も次世代に繋げられるバトンになればと意識しました。
    映画音楽の歴史に時空の旅物語? そんなかつてないようなバトンを携え走り始めるのも、こんな多様性な時代なら面白いかなと感じています。是非この旅を一緒に体験し、映画や音楽、そして映画音楽をさらに楽しんでもらえたら幸いです。(志田一穂)

    [出版社より]
    志田一穂さんとは大林宣彦監督との縁で知り合いました。「これまで書くことに傾倒してきたが、それをユニコ舎で結実させたい」という志田さんが書き上げた原稿の率直な感想は「なんて奇妙奇天烈な内容なんだ」という驚きでした。どんなジャンルにも属さないこんな原稿が本として成立するのかと困惑。しかし、読み進めていくうちに原稿をめくる指が止まらなくなってしまいました。この奇妙奇天烈なストーリーの展開は大林監督の世界観ととても似ています。志田さんは大林監督のDNAを受け継いでいる。それならば大林監督の最後の著書『キネマの玉手箱』を出したユニコ舎で出版したいと考えるようになったのです。“映像の魔術師”と称された大林監督の流儀を彷彿とさせる本書は、まるで一本の映画作品を観るような気持ちにさせてくれます。

    図書館選書
    湘南ビーチFMの「シーサイド・シアター」のDJ・志田一穂がタイムマシーンに乗って「映画音楽」の歴史を巡る旅へ。同行者は1984年の志田少年。映画を愛するふたりの“志田”が「映画音楽」の魅力にアプローチしていく。
  • 著者について

    志田一穂 (シダカズホ)
    志田一穂/johnny SHIDA
    1970年、愛知県名古屋市生まれ。大東文化大学文学部卒。10代の頃から映画製作、音楽制作、文筆活動に明け暮れ、20代より映像ディレクター、映画プロデューサー、音楽ディレクターを本職として多くの作品を手がける。その傍ら、自作の小説をインターネット上で発表したり、映画・音楽の解説書や、大林宣彦監督作品、内田裕也出演作のライナーノーツなども執筆。著者名は2001年からのペンネームで、大林監督の8ミリ映画『絵の中の少女』に出演しているご自身の役名、志田一馬から頂戴したもの。湘南ビーチFMの映画音楽番組「seaside theatre(シーサイド・シアター)」(2020~)と音楽番組「波の数だけAOR」(2021~2022)の構成・DJを担当。ラジオ・ワークについてはジョニー志田名義で活動。

映画音楽はかく語りき いつか見た映画、時をかける音楽 の商品スペック

商品仕様
出版社名:ユニコ舎
著者名:志田一穂(著)
発行年月日:2022/04
ISBN-10:4991136873
ISBN-13:9784991136870
判型:B6
発売社名:ユニコ舎
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:382ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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