オーウェル『一九八四年』―ディストピアを生き抜くために(世界を読み解く一冊の本) [全集叢書]
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オーウェル『一九八四年』―ディストピアを生き抜くために(世界を読み解く一冊の本) [全集叢書]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2022/04/16
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オーウェル『一九八四年』―ディストピアを生き抜くために(世界を読み解く一冊の本) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    希望はある、愛と大地と人びとのなかに。名著をもっと楽しく読むための入門書。
  • 目次



    Ⅰ 『一九八四年』はどのようにして書かれたのか

     1 ジュラ島のオーウェル
     2 『ヨーロッパで最後の人間」(仮題)の構想と執筆
      BBC勤務
      『動物農場』執筆と『トリビューン』紙の編集
      創作ノート「ヨーロッパで最後の人間」
      『一九八四年』の執筆と病気
     3 『一九八四年』の刊行と出版直後の評価
      米国版の修正要求への拒否
      出版直後の評価――冷戦初期の受容
      日本における『一九八四年』の初期の受容

    Ⅱ 何を書いたのか

     1 「窮乏の時代」とオセアニア国の表象
      「近接性」――「しょぼい」ロンドン
      「異質性」――時計の「一三時」と「一メートル」のポスター
      パブで「半リットル」のビール
      「アメリカ化」したロンドン
      三つの超大国
      オセアニア国の「階層」
      ウィンストン・スミスのロンドン彷徨
      「汚れた風景」にそびえる巨大ピラミッド
     2 「ライター」、そして「X」と「Y」――ウィンストンとジュリア
     の愛、同志オブライエンの奇妙な愛情
      オセアニア国で「愛する」ということ――ジュリアの場合
      オブライエンとの「親密」な関係
      女性の表象、セクシュアリティの問題
     3 春と独裁
      「ゆるい」エッセイ群
      ウィンストン・スミスの春
      〈黄金郷〉
      「愛にふさわしい場所」
      隠れ家とガラスのぺーパーウェイト
     4 「ニュースピーク」の効用
      新聞記事の改竄・捏造
      「ニュースピークの諸原理」
      「ニュースピーク」と「ベイシック英語」
      「政治と英語」(一九四六年)
     5 ユダヤ人表象の問題
      「英国における反ユダヤ主義」(一九四五年)
      難民船の原像
      難民船のユダヤ人母子
      愛情省と絶滅収容所
      水底の母子
     6 プロールに希望はあるか
      プロールは蔑称か
      プロールの「意識のなさ」
      レイモンド・ウィリアムズのオーウェル批判
      プロールへの希望

    Ⅲ 人の生をいかに捉えたのか

     1 「権力の司祭」の信仰
      オブライエンの「疲労」
      「ナショナリズム覚え書き」(一九四五年)
      「個人の不滅への信仰」の衰退
      〈党〉への没入と自己滅却
     2 「人間らしさ」と「人間性」(そして「動物性」)
      「人間」の種族の絶滅
      動物の比喩形象
      人権擁護の国際連携の試み
      「人間性」のあやうさ、そして「人間らしさ」への信
     3 「嘘」の暴露と美的経験
      コロナ禍のなかの「オーウェル」
      「オーウェル」の汎用性の問題
      「政治的著作」と「芸術」の融合
      一九三六年の植樹


    あとがき
  • 出版社からのコメント

    オーウェル研究の第一人者が執筆背景や作品に託した思い、そして世界情勢を映し出す鏡としての『一九八四年』の世界を描き切る!
  • 内容紹介

    ▼希望はある、愛と大地と人びとのなかに

    全体主義国家によって分割統治された近未来世界を描く、
    世界的ベストセラー『一九八四年』。
    ビッグ・ブラザーが支配する徹底した監視・管理社会で、
    独り闘争をしかける、
    我らが主人公、ウィンストン・スミス。
    「ポスト真実」の時代を先取りしたディストピアに、
    希望はあるのか。

    図書館選書
    ジョージ・オーウェルは『一九八四年』に何を仮託したのか?オーウェル研究の第一人者が、その執筆背景やオーウェルがこの作品に託した思い、そして世界情勢を映し出す鏡としての『一九八四年』の世界を描き切る!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    川端 康雄(カワバタ ヤスオ)
    日本女子大学文学部教授。英文学専攻。明治大学大学院文学研究科博士後期課程退学
  • 著者について

    川端 康雄 (カワバタ ヤスオ)
    日本女子大学文学部教授。英文学専攻。明治大学大学院文学研究科博士後期課程退学。主な著書に『増補 オーウェルのマザー・グース――歌の力、語りの力』(岩波現代文庫、2021年)、『ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌』(岩波新書、2020年)、『葉蘭をめぐる冒険――イギリス文化・文学論』(みすず書房、2013年)、『ジョージ・ベストがいた――マンチェスター・ユナイテッドの伝説』(平凡社新書、2010年)、主な訳書に、オーウェル『動物農場――おとぎばなし』(岩波文庫、2009年)、『オーウェル評論集』(編、共訳、平凡社ライブラリー)などがある。

オーウェル『一九八四年』―ディストピアを生き抜くために(世界を読み解く一冊の本) の商品スペック

商品仕様
出版社名:慶應義塾大学出版会
著者名:川端 康雄(著)
発行年月日:2022/04/25
ISBN-10:476642557X
ISBN-13:9784766425574
判型:B6
発売社名:慶應義塾大学出版会
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:総記
言語:日本語
ページ数:256ページ
縦:19cm
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