鷗外追想(岩波文庫) [文庫]

鷗外追想(岩波文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  近代日本の傑出した文学者で、西洋文化全般を日本に伝えた先導者、さらに軍医総監・政府高官でもあった森鷗外。その風貌に接した同時代人の回想五十五編から、厳しさと共に細やかな愛情を持った巨人の素顔が現れる。鷗外文学への格好の道標となる一冊。

• 目次

  I うたかた
  うたかた・・・・・・与謝野晶子
  巴里なるまり子様に・・・・・・佐佐木雪子
  巴里なる山田珠樹兄に・・・・・・団 伊能
  通夜筆記・・・・・・賀古鶴所
  
  II 鷗外と解剖
  兄の日常生活・・・・・・森 潤三郎
  西周男と鷗外博士・・・・・・相沢英次郎
  鷗外と解剖・・・・・・森 於菟
  森鷗外君の追憶・・・・・・緒方収二郎
  通夜筆記・・・・・・斎藤勝壽
  森於菟に・・・・・・小金井喜美子
  
  III みなわ集の事など
  鷗外君の文勲を憶う・・・・・・坪内逍遥
  森鷗外君の追憶・・・・・・内田魯庵
  鷗外先生片々・・・・・・平野万里
  森先生と私・・・・・・与謝野 寛
  みなわ集の事など・・・・・・泉 鏡花
  観潮楼の思い出・・・・・・佐佐木信綱
  鷗外先生を訪いて・・・・・・河井酔茗
  追憶の森鷗外博士・・・・・・奥村信太郎
  
  IV 千駄木の先生
  古い追想から・・・・・・戸川秋骨
  鷗外先生・・・・・・伊原青々園
  鷗外先生・・・・・・鈴木春浦
  千駄木の先生・・・・・・小山内 薫
  風雅であった森先生・・・・・・岡田八千代
  団子坂の思い出・・・・・・矢崎登吉
  鷗外大人の思出・・・・・・馬場孤蝶
  
  V 鷗外の名刺
  千樫君と私・・・・・・北原白秋
  高湛先生と私・・・・・・正宗敦夫
  或る日の鷗外先生・・・・・・吉井 勇
  或日の森鷗外先生・・・・・・木下杢太郎
  鷗外先生を顧る（抄）・・・・・・後藤末雄
  鷗外先生・・・・・・長田幹彦
  鷗外夫妻と青鞜・・・・・・平塚らいてう
  鷗外の名刺・・・・・・窪田久良子
  
  VI 「天寵」前後
  陸軍々医総監時代の森博士・・・・・・山田弘倫
  鷗外先生と修と・・・・・・平出 禾
  鷗外先生・・・・・・永井荷風
  鷗外先生の印象・・・・・・小島政二郎
  森先生・・・・・・鈴木三重吉
  「天寵」前後・・・・・・宮 芳平
  鷗外先生の事・・・・・・芥川龍之介
  鷗外先生のこと・・・・・・神近市子
  柳村小父様と鷗外伯父様・・・・・・小金井素子
  森先生と亡き父・・・・・・上田瑠璃子
  
  VII 最後の大晦日
  挿話・・・・・・井伏鱒二
  おじい様としての鷗外・・・・・・森 富貴
  帝室博物館長としての森先生・・・・・・神谷初之助
  鷗外先生を追憶して・・・・・・吉田増蔵
  森鷗外と焼芋・・・・・・森永武治
  大正十年二月十四日の晩・・・・・・岡田正弘
  あの日この日 鷗外追憶・・・・・・秋山光夫
  森鷗外先生（抄）・・・・・・斎藤茂吉
  最後の大晦日・・・・・・丹藤寿恵子
  
  VIII 細い葉蔭への愛情
  父上の事・・・・・・小堀杏奴
  散歩・・・・・・森 類
  細い葉蔭への愛情・・・・・・森 茉莉
  
  執筆者紹介
  解説・・・・・・（宗像和重）
  鷗外略年譜

• 出版社からのコメント

  近代日本文学の巨人・鷗外。同時代人の回想から、その素顔が現れる。鷗外文学への最良の道案内。

• 内容紹介

  近代日本の傑出した文学者で、西洋文化全般を日本に伝えた先導者、さらに軍医総監・政府高官でもあった森鷗外。その風貌に接した友人、後続の文学者、親族、軍人ら、同時代人の回想五十数篇から、厳しさと共に細やかな愛情を持った巨人のさまざまな素顔が現れる。鷗外文学への格好の道標となる一冊。

鷗外追想(岩波文庫) [文庫] の商品スペック