多言語化する学校と複言語教育―移民の子どものための教育支援を考える [単行本]
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多言語化する学校と複言語教育―移民の子どものための教育支援を考える [単行本]

大山 万容(編著)清田 淳子(編著)西山 教行(編著)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2022/04/11
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多言語化する学校と複言語教育―移民の子どものための教育支援を考える の 商品概要

  • 目次

    序論[大山万容]
     移民の増加と学校の多言語化
     移民現象が言語教育学に問いかける問題
     複言語主義について
     本書から見えるいくつかのテーマ
     謝辞

    第1部 多言語化する日本の学校

     INTRODUCTION[清田淳子]

    移民との共存のための複言語教育[大山万容]
     1 日本における移民
     2 異言語話者を含む学校での言語教育
     結論

    日本における外国人児童生徒等への教育と支援――日本語指導担当教員の方略に焦点を当てて[浜田麻里]
     1 序
     2 外国人の子ども達の教育からの排除
     3 日本語指導教員の方略
     4 ミクロな方略を支えるマクロな構造の脆弱さ
     5 外国人受入れ拡大への対応
     6 おわりに

    日本の公立中学校における母語を活用した学習支援[清田淳子]
     1 はじめに
     2 「教科・母語・日本語相互育成学習モデル」の概要
     3 「教科・母語・日本語相互育成学習モデル」を用いた学習支援の概要
     4 「母語による先行学習」の実際
     5 「日本語による先行学習」の実際
     6 まとめと今後の課題

    視覚的言語自伝に見る移民1.5世の複言語主義――被支援者から支援者への道のり[オチャンテ・村井・ロサ・メルセデス/大山万容]
     1 はじめに
     2 著者の視覚的言語自伝
     3 視覚的言語自伝から見える複言語主義――言語の「満ち欠け」、言語の「意味」および文化との関わりの変遷
     4 描き、物語ることを通した省察の意義と教育への示唆

    「多様化」を唱える小学校外国語教育の課題――日本の小学校における外国語指導助手の表象と現実をめぐって[ピアース・ダニエル・ロイ]
     1 はじめに
     2 ALTの導入と変遷
     3 非英語母語話者による授業実践
     4 考察
     5 さらなる展望

    第2部 多言語化する海外の学校

     INTRODUCTION[西山教行]

    多言語主義に開かれる学校――カナダ、フランス、ニューカレドニアでの体験から考える[エラレチアナ・ラザフィマンディンビマナナ/西山教行・訳]
     序
     1 多言語主義という用語とさまざまな視点
     2 多言語主義、レトリック、価値観、脅威
     3 他者性を強調する多言語主義
     4 結論、将来に向けた考察

    フランスにおける移民の子どもの受け入れ――バイリンガリズム(複言語主義)の承認と発展を目指す学校のために[ナタリー・オジェ/大山万容・訳]
     1 フランスにおける移民の子どもの受容――これまでの歴史的プロセス
     2 児童生徒の言語と経験
     3 バイリンガリズム(複言語主義)を承認し発展させるために学校で実施される制度レベルの研究
     4 移民の子どもが役割を持つことができるようなバイリンガル(複言語主義)学校のための考察とモデル化

    移民児童による第二言語としてのフランス語習得――小学校における緘黙の予防[ジェレミー・ソヴァージュ/藤井碧・訳]
     1 ある事例
     2 子どもと言語使用――構築の長い過程
     3 第二言語のアプロプリエーション――一つの言語が別の言語を隠す
     4 表象の重要性
     5 結論

    カナダの異言語話者――学習困難を抱え、フランス語が第二言語である児童の出身言語がつづりの問題を克服するための切り札となるとき[キャロル・フルーレ/松川雄哉・訳]
     1 問題提起
     2 概念的枠組み
     3 メタグラフィック・コメント
     4 児童文学
     5 実験方法
     6 結論
     7 教育的展望

     あとがき[清田淳子]
     編著者・訳者紹介
  • 内容紹介

    移民の増加に伴い多言語化する学校での言語教育は、日本が言語・文化の多様性をどのように位置づけるかを決める重要な問題といえる。
    学校は多言語化にどう対応できるのか、個人はどのような言語・文化的経験を持ち、言語・文化と関わりながら生きているか、さらに母語などを取り入れ言語を複数化させることの意義と方策について、複言語教育・複言語主義の理論的枠組みとカナダ、フランス、ニューカレドニアの事例も踏まえて論じる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大山 万容(オオヤマ マヨ)
    京都大学大学院人間・環境学研究科修了(人間・環境学博士)。立命館大学等非常勤講師を経て、2022年度より大阪公立大学講師。専門は、言語教育学、教育社会言語学

    清田 淳子(キヨタ ジュンコ)
    お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了(人文学博士)。立命館大学文学部教授。専門は、年少者日本語教育、国語教育

    西山 教行(ニシヤマ ノリユキ)
    京都大学人間・環境学研究科教授。専門は、言語教育学、言語政策、フランス語教育学、フランコフォニー研究
  • 著者について

    大山 万容 (オオヤマ マヨ)
    京都大学大学院人間・環境学研究科修了(人間・環境学博士)。立命館大学等非常勤講師を経て、2022年度より大阪公立大学講師。専門は、言語教育学、教育社会言語学。
    [主な著書・論文]
    『言語への目覚め活動――複言語主義に基づく教授法』(くろしお出版、2016年)
    『世界と日本の小学校の英語教育――早期外国語教育は必要か』(西山教行らと共著、明石書店、2015年)

    清田 淳子 (キヨタ ジュンコ)
    お茶の水女子大学大学院人間文化研究科修了(人文学博士)。立命館大学文学部教授。専門は、年少者日本語教育、国語教育。
    [主な著書・論文]
    『母語を活用した内容重視の教科学習支援方法の構築に向けて』(ひつじ書房、2007年)
    『外国から来た子どもの学びを支える』(編著、文理閣、2016年)
    「グローバル化の進行と子どもたちの指導・支援」(『生徒指導・進路指導』ミネルヴァ書房、2019年)
    「言語少数派の子どもに対する母語を活用した遠隔型教科学習支援の試み――スカイプを利用して」(『日本語教育』174号、2019年)

    西山 教行 (ニシヤマ ノリユキ)
    京都大学人間・環境学研究科教授。専門は、言語教育学、言語政策、フランス語教育学、フランコフォニー研究。
    [主な著書・訳書]
    『CEFRの理念と現実――CEFRの理念をめぐって』(大木充との共編著、くろしお出版、2021年)
    『グローバル化のなかの異文化間教育――異文化間能力の考察と文脈化の試み』(大木充との共編著、明石書店、2019年)
    『異文化間教育』(マルティンヌ・プレッチェル著、白水社、2021年)
    『多言語世界ヨーロッパ――歴史・EU・多国籍企業・英語』(クロード・トリュショ著、國枝孝弘・平松尚子との共訳、大修館書店、2019年)

多言語化する学校と複言語教育―移民の子どものための教育支援を考える の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:大山 万容(編著)/清田 淳子(編著)/西山 教行(編著)
発行年月日:2022/03/31
ISBN-10:4750353930
ISBN-13:9784750353937
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:182ページ
縦:21cm
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