ロボットに心は生まれるか―自己組織化する動的現象としての行動・シンボル・意識 [単行本]
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ロボットに心は生まれるか―自己組織化する動的現象としての行動・シンボル・意識 [単行本]

谷 淳(著)山形 浩生(翻訳協力)
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出版社:福村出版
販売開始日: 2022/06/28
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ロボットに心は生まれるか―自己組織化する動的現象としての行動・シンボル・意識 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ロボットの「自由意志」を体験する。認知主義・現象学・脳科学・非線形力学を幅広くレビューし、ロボット実験を通して意識の萌芽の発生に迫る。工学構成論的ニューロロボティクス研究の名著に、新たな知見を加えた日本語版。
  • 目次

    序文(フランク・E・リッター)
    はじめに
    日本語版の出版にあたり
     
    第Ⅰ部 心について
     第1章 心にどこから手をつけるべきか?
     第2章 認知主義
      2.1 表象システムにおける構成と再帰性
      2.2 いくつかの認知モデル
      2.3 シンボルグラウンディング問題
      2.4 文脈
      2.5 まとめ
     第3章 現象学
      3.1 直接体験
      3.2 主観的な心と客観的な世界
      3.3 時間の知覚――主観体験の流れはどうやって客観化されるのか?
      3.4 世界内存在
      3.5 心の身体化
      3.6 意識の流れと自由意志
      3.7 まとめ
     第4章 脳と脳科学入門
      4.1 視覚認識と行動生成のための階層的な脳機構
      4.2 脳の行動生成と認識に関する新しい理解
      4.3 意図はどうやって自発的にあらわれ、意識的な認識対象となるのか?
      4.4 矛盾する証拠の間で決着をつける
      4.5 まとめ
     第5章 身体化認知モデル化のためのダイナミックシステムアプローチ
      5.1 力学系(ダイナミックシステム)
      5.2 ギブソン派とネオギブソン派のアプローチ
      5.3 行動ベースロボティクス
      5.4 様々なレベルで脳をモデル化
      5.5 神経回路モデル
      5.6 力学系から見たニューロロボティクス
      5.7 まとめ

    第Ⅱ部 創発的な心――ロボティクス実験からの知見
     第6章 新しい提案
      6.1 主観的な視点を持つロボット
      6.2 神経力学モデルに主観的視点をエンジニアリングする
      6.3 不可分な存在としての主観的な心と客観世界
     第7章 行動の結果から世界について予測的に学習する
      7.1 組み合わせ合成可能性の発達――シンボルグラウンディング問題
      7.2 予測力学と自己意識
      7.3 まとめ
     第8章 感覚・運動フローの分節化によるミラー行動生成と認識
      8.1 ミラーニューロンモデル――RNNPB
      8.2 複数の行動を分散表現で学習する
      8.3 他人の心的状態を読むことで模倣する
      8.4 言語と行動を結びつける
      8.5 まとめ
     第9章 行動のための機能階層を発達させる
      9.1 複数のタイムスケールにおける機能階層の自己組織化
      9.2 複雑な行動の発達訓練についてのロボティクス実験
      9.3 まとめ
     第10章 行動のための自由と意識化された認識
      10.1 自発的行動の動的説明
      10.2 自由意志、意識、事後予測
      10.3 まとめ
     第11章 結論
      11.1 認知的な心における組み合わせ合成可能性
      11.2 現象学
      11.3 客観的な科学と主観的な体験
      11.4 将来の方向性
      11.5 まとめ
  • 出版社からのコメント

    心はいかに生まれるのか? 諸学の知見を基にロボット実験を行い、意識の萌芽の発生を確認する。
  • 内容紹介

    心はいかに生まれるのか? 認知主義・現象学・脳科学・力学系の知見を基にロボット実験を行い、意識の萌芽を見る。人文と理工の知が融合したロボット研究の名著の日本語版。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    谷 淳(タニ ジュン)
    沖縄科学技術大学院大学認知脳ロボティクス研究ユニット教授。博士(工学、上智大学)。1981年に千代田化工建設(株)に入社、1993年より(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所の研究員、2001年より理化学研究所脳科学総合研究センターのチームリーダーを歴任し、2012年よりKorea Advanced Institute of Science and Technology(KAIST)の電子工学科教授に就任する。2017年に沖縄科学技術大学院大学に教授として就任し、認知脳ロボティクス研究ユニットを主宰する

    山形 浩生(ヤマガタ ヒロオ)
    翻訳家、評論家。東京大学大学院都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。小説、経済、建築、ネット文化など広範な分野での翻訳および雑文書きに手を染める
  • 著者について

    谷 淳 (タニ ジュン)
    [著者紹介]※初版刊行時のものです
    谷 淳(たに・じゅん)
    沖縄科学技術大学院大学認知脳ロボティクス研究ユニット教授。博士(工学、上智大学)。
    1981年に千代田化工建設(株)に入社、1993年より(株)ソニーコンピュータサイエンス研究所の研究員、2001年より理化学研究所脳科学総合研究センターのチームリーダーを歴任し、2012年よりKorea Advanced Institute of Science and Technology(KAIST)の電子工学科教授に就任する。2017年に沖縄科学技術大学院大学に教授として就任し、認知脳ロボティクス研究ユニットを主宰する。また、ミュンヘン工科大学客員教授を併任する。認知ロボット、脳科学、複雑系、発達心理、現象学等の研究に興味を持つ。

    山形 浩生 (ヤマガタ ヒロオ)
    [翻訳協力者紹介]※初版刊行時のものです
    山形浩生(やまがた・ひろお)
    翻訳家、評論家。東京大学大学院都市工学科修士課程およびMIT不動産センター修士課程修了。小説、経済、建築、ネット文化など広範な分野での翻訳および雑文書きに手を染める。おもな著書に『経済のトリセツ』(亜紀書房、2021年)、『新教養主義宣言』(晶文社、1999年)など。おもな訳書にトマ・ピケティ『21世紀の資本』(みすず書房、2014年、共訳)、スタンレー・ミルグラム『服従の心理』(河出書房新社、2008年)など多数。

ロボットに心は生まれるか―自己組織化する動的現象としての行動・シンボル・意識 の商品スペック

商品仕様
出版社名:福村出版
著者名:谷 淳(著)/山形 浩生(翻訳協力)
発行年月日:2022/07/01
ISBN-10:4571210434
ISBN-13:9784571210433
判型:B5
発売社名:福村出版
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:214ページ
縦:26cm
その他: 原書名: EXPLORING ROBOTIC MINDS:ACTIONS,SYMBOLS,AND CONSCIOUSNESS AS SELF-ORGANIZING DYNAMIC PHENOMENA
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