限界ニュータウン―荒廃する超郊外の分譲地 [単行本]
    • 限界ニュータウン―荒廃する超郊外の分譲地 [単行本]

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限界ニュータウン―荒廃する超郊外の分譲地 [単行本]

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販売開始日: 2022/09/30
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限界ニュータウン―荒廃する超郊外の分譲地 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    [プロローグ]超郊外の限界ニュータウン
    不便でも安く住める地を求めて/現役の住宅地が朽ちている/探訪記への予想外の反響/現在進行形の都市問題のひとつとして

    1章●限界ニュータウンとはなにか
    ◎空き地だらけの「ニュータウン」
    売れたはずなのに空き地のまま/高度成長期の開発ブームのなかで/バブル景気でふたたび注目をあびる

    ◎荒れはてる共有地
    陥没した道路、朽ちはてた公園/高齢化による限界と、賃貸化による低関心と/地域コミュニティの視点から

    ◎交通利便性ゼロの立地
    自家用車以外、交通手段がない/「値段で勝負! 生活に必要な施設はありません」/場あたり的な開発の結果

    ◎売りたくても売れない更地
    更地のほうが安いという逆転現象/マイカーは「一家に一台」時代の区画割り/昭和スタイルの造成が足かせに

    [コラム]「限界ニュータウン」という呼称について
    造語としての限界ニュータウン/イギリス発祥のニュータウン構想/「限界ニュータウン」と「限界分譲地」

    ◎ずさんな造成がもたらしたもの
    「住まない宅地」の造成工事/深刻な地盤沈下や斜面の崩れ/売りっぱなしのビジネスモデル

    ◎悩ましい水道・ガス問題
    上下水道の普及率の低さ/水道・ガスの共同設備が売りだった/土地代より高くつく設備維持費

    ◎放棄される分譲地
    いつのまにか建築不可の土地に/放棄分譲地にゴミが集まる/行政も地域も、所有者さえも無関心

    ◎空き地に立つ謎の看板
    遠方の業者による「売物件」看板/原野商法被害者にまじる限界分譲地所有者/売れない土地の高額査定にのせられて

    ◎賃貸化は活路となるか
    賃貸経営に商機を見いだす投資家/住民の新陳代謝が進む要因のひとつに/未知の状況へ向かう限界ニュータウン

    [コラム]地元の不動産会社社長に聞く
    底値の更地も扱う業者として/売れる価格こそ適正価格/ここには、もうけ話などない

    〈写真で見る限界ニュータウン〉

    2章●限界ニュータウンで暮らす
    ◎現在の貸家に引っ越すまで
    三軒目の限界分譲地暮らし/二十万円で土地を購入する/購入区画のそばに家を借りる/これまででもっとも自分にあう環境

    ◎限界分譲地での物件選び
    中古住宅のスペックは似たり寄ったり/家屋の隣接度は要チェック/周辺環境こそ実地検分を

    ◎暮らしの利便性をめぐって
    買い物と通信はなんとかなっている/自家用車なしではきびしい/病院と学校へのアクセスは悪い/それでもあう人はいる

    ◎住んでわかった特異な事情
    腰をすえて整備に取り組むが⋯⋯/所有者が消滅している土地/荒れる隣地の草刈り問題/自治会とゴミ出し/側溝と排水がいかに重要か/僕が限界分譲地に暮らすわけ

    ◎共同インフラ問題を考える
    福島県沖地震で、ある住宅団地に起こったこと/修繕の困難と、管理費徴収の困難と/別荘地にも共通する「お荷物」/悪条件込みでの新たな活用方法を

    [コラム]ニュータウンで生まれ育つということ
    語られてこなかった子ども世代の視点/「自分にはこれがふつうだった」/住民から見た空き地問題/若い世代の少なさが課題

    3章●限界ニュータウンを活用する
    ◎親子二代にわたる活用リレー
    七〇年代末、父親が茨城の分譲別荘を購入/こんどは千葉の分譲地をふたつも購入/地価暴落と、驚きの決断

    ◎定住者のいる限界別荘地
    乱開発のすえの限界別荘地/別荘オーナーとなって改善に取り組む/人の手を入れつづけるということ/六十歳からの定住地として

    ◎限界ニュータウンで小屋暮らし
    分譲地に小屋を建てる/模索してたどりついた暮らし方/持続可能な小屋暮らしを志向/北海道と千葉の二拠点生活をめざして

    [あとがきにかえて]思いがけない暮らしの変化

    参考資料
  • 内容紹介

    千葉県北東部には俗に「限界住宅地」「超郊外住宅地」、あるいは「限界ニュータウン」と呼ばれるような分譲地が数多く存在する。そのほとんどが1970年代半ばから80年代にかけて、投機目的で分譲されたミニ住宅地である。

    首都近郊にありながら、交通利便性は悪く、生活インフラもあまり整っていない。
    家屋よりも更地のほうが多く、住民の新陳代謝もあまり起こらない。
    無住区画はどんどん荒れ地化していき、共同設備は劣化。住宅地は管理不全に陥っていく。

    これは千葉県だけの問題なのか。
    だれがこの状況を作っているのか──。

    「限界ニュータウン」を訪ね歩きつづける著者が、
    その誕生から現状をたどり、利活用と未来を考える。

    図書館選書
    低アクセス、弱インフラ、割高価格によって新陳代謝が起こらなくなり、管理不全に陥っている住宅地「限界ニュータウン」を訪ね歩きつづける著者が、その誕生から現状をたどり、利活用と未来を考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉川 祐介(ヨシカワ ユウスケ)
    1981年、静岡市生まれ。ブロガー。千葉県横芝光町在住。2017年にブログ「URBANSPRAWL―限界ニュータウン探訪記」を開設。千葉県北東部の限界分譲地をたずね歩き、調査を重ねてブログに記事を執筆してきた。2022年よりYouTubeチャンネル「資産価値ZERO―限界ニュータウン探訪記」にて動画配信もおこなっている
  • 著者について

    吉川 祐介 (ヨシカワ ユウスケ)
    1981年、静岡市生まれ。ブロガー。千葉県横芝光町在住。2017年にブログ「URBANSPRAWL──限界ニュータウン探訪記」を開設。千葉県北東部の限界分譲地をたずね歩き、調査を重ねてブログに記事を執筆してきた。2022年よりYouTubeチャンネル「資産価値ZERO──限界ニュータウン探訪記」を開始し、ブログと並行して動画配信もおこなっている。「プレジデントオンライン」「楽待不動産投資新聞」にコラムを連載中。

    ブログ「URBANSPRAWL──限界ニュータウン探訪記」
    https://urbansprawl.net/
    YouTube「資産価値ZERO──限界ニュータウン探訪記」
    https://www.youtube.com/channel/UCan6lszm2IMyMpnSYinewTg

限界ニュータウン―荒廃する超郊外の分譲地 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:太郎次郎社エディタス
著者名:吉川 祐介(著)
発行年月日:2022/10/05
ISBN-10:4811808509
ISBN-13:9784811808505
判型:B6
発売社名:太郎次郎社エディタス
対象:一般
発行形態:単行本
内容:建築
言語:日本語
ページ数:240ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:285g
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