記憶現象の心理学―日常の不思議な体験を探る [単行本]
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記憶現象の心理学―日常の不思議な体験を探る [単行本]

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出版社:北大路書房
販売開始日: 2022/06/29
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記憶現象の心理学―日常の不思議な体験を探る [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書で取り上げる不思議な記憶現象は、人間の記憶に関してこれまでに明らかにされてきた研究知見に疑問を投げかけ、修正を迫るものである。
  • 目次

     日本語版の読者のみなさんへ
     はじめに
     謝辞

    第1部 自伝的記憶に関する不思議現象
     第1章 自伝的編集:個人的な過去の修正
      1 借用された物語
      2 自伝的編集
     第2章 自伝的記憶の不思議
      1 幼児期健忘
      2 レミニセンスバンプ
      3 ノスタルジア
      4 人生の加速化
      5 結論
     第3章 フィクションの記憶を含む自伝的記録の拡張
      1 はじめに
      2 自伝的記憶の機能
      3 自伝的記憶の特性
      4 フィクションへのモデルの拡張
      5 フィクションの記憶の特性
      6 結論
     第4章 摂食の記憶
      1 食べ物の拒絶反応
      2 コンフォートフード
      3 食と自伝的記憶
     第5章 妨害された記憶と回復された記憶
      1 不思議現象
      2 記憶妨害
      3 記憶妨害からの回復:記憶の孵化効果
      4 結論

    第2部 知識と記憶の気づきに関する不思議現象
     第6章 記憶の手がかり減価効果:多いほうが乏しいとき
      1 はじめに
      2 他の手がかり呈示抑制効果との関連
      3 初期の研究知見とその意義
      4 境界条件に関する実証的知見
      5 説明
      6 考察と結論
     第7章 不思議現象としての潜在記憶の魅力
      1 時間と記憶
      2 愛とプライミング効果だけが永遠に持続するのか
      3 非常に長期間にわたる実験結果の再現
      4 子どもの発達と健常加齢
      5 健常の実験参加者における健忘の不思議
      6 神経学的症状
      7 理論的意義
      8 今後の研究の方向性
      9 なぜ潜在記憶は今なお重要なのか
     第8章 反復とテストにおけるネガティブ効果
      1 ネガティブ反復効果
      2 ネガティブテスト効果
      3 結論
     第9章 いつ,なぜ,本当に大事なことを忘れてしまうのか
      1 はじめに
      2 忘却の性質
      3 メタ記憶の正確さとバイアス
      4 習慣化と記憶バイアス
      5 注意転導+習慣=記憶の失敗
      6 加齢と重要事項の想起
      7 忘却感と忘却の恐怖
      8 失われてしまって,重要でなくなる:忘却に関するバイアス
      9 要約 不思議現象:なぜ私たちはときどき重要事項を忘れてしまい,それを予測しないのか?
     第10章 メタ記憶の流暢性錯覚
      1 メタ記憶における1つの手がかりとしての流暢性
      2 メタ記憶への流暢性の寄与を探るための研究手法としての錯覚
      3 流暢性の寄与を支持する間接的証拠のあるメタ記憶錯覚
      4 流暢性の寄与を支持する直接的証拠のあるメタ記憶錯覚
      5 流暢性の寄与を支持する証拠がほとんど,あるいはまったく認められないメタ記憶錯覚 
      6 流暢性の寄与がまだ検証されていないメタ記憶錯覚
      7 今後の研究の方向性
      8 結論
     第11章 知ることの文脈依存錯覚:もっと知っているのか,あるいは「もっと知っている」と思っているだけなのか
      1 はじめに
      2 記憶とメタ記憶における文脈効果
      3 アクセス可能性ヒューリスティック
      4 結論

    第3部 記憶の感覚に関する不思議現象
     第12章 行為主体性に関する主観的経験(SEA)の記憶
      1 SEAの性質
      2 SEAと記憶
      3 限界と現在進行中の研究
      4 結論
     第13章 「喉まで出かかっているのに出てこない(TOT)」状態:過去と未来
      1 TOTの基礎にあるメカニズムまたはプロセス
      2 TOT状態であることがわかる他の情報源
      3 結果:TOT状態のときに何が起きているのか
      4 測定の問題
      5 結論
     第14章 「バスの中の肉屋(BOB)」体験
      1 BOB体験はどれくらいよくあることか
      2 BOB調査
      3 なぜBOB体験が重要なのか
      4 理論を説明するための手段としてのBOB
      5 理論的視点
      6 BOBと神経心理学
      7 文脈は人に親近性をもたらすのか
      8 BOBの拡張:声,歩き方,ジェスチャー
      9 「反転した」BOB体験:なじみがある人物のことを強く「なじみがない」と感じるとき
      10 BOB体験に関連した現象
      11 BOB研究に関するいくつかの留意点
      12 将来の方向性
      13 要約
     第15章 部分検索:人間の記憶において顕著だが,まれにしか起きない現象
      1 はじめに
      2 長期記憶に関する簡潔な概観
      3 再認記憶のプロセス
      4 部分検索の機会を増やすための手段:刺激の複雑性
      5 部分検索の機会を増やすための手段:刺激の情動性
      6 いくつかの実用面での意義と今後の研究の方向性
      7 記憶内のエピソード情報と意味情報と知覚情報の境界線をみえにくくすること
      8 部分検索がまれにしか起こらず,とらえにくいという問題について
      9 結論
     第16章 デジャビュ現象の科学領域への参入
      1 デジャビュとは何か?
      2 デジャビュに関する科学的研究の遅れ
      3 デジャビュが認知心理学の主流となるきっかけ
      4 ブラウンの発展的な論評に続くデジャビュの認知心理学的研究
      5 デジャビュ研究のためのSMFアプローチの新展開
      6 今後の方向性
     第17章 デジャビュ体験の収束的理解に向けて
      1 主観的経験としてのデジャビュ
      2 デジャビュ研究の優先事項
      3 方法論的問題
      4 収束的アプローチによる方法論的問題の克服
      5 結論
     第18章 反復,デジャビュと身体化された意識
      1 はじめに:意識的記憶の不思議
      2 結論:デジャビュの意味

     エピローグ
     文献
     人名索引
     事項索引
     訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    図と表をふんだんに使い,視覚的情報の質を高め,学生の知識と理解に親しみと確実さを加えることをねらう。
  • 内容紹介

    デジャビュ現象や「喉まで出かかっているのに出てこない」状態,記憶の流暢性錯覚,摂食の記憶など,日常生活で体験する人間の不思議な記憶の「現象」に焦点を当て,実証的に議論を展開。素朴な疑問から逆照射して記憶のプロセスやメカニズムに接近し,これまでに解明してきた研究知見に疑問を投げかけ,修正をも迫る。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    クリアリー,アン・M.(クリアリー,アンM./Cleary,Anne M.)
    米国コロラド州立大学心理学科教授で、人間の記憶プロセス、メタ記憶、およびメタ認知の研究を行っている。専門雑誌『記憶言語研究(Journal of Memory and Language)』の副編集長であり、「現代心理学(Psychology Today)」というサイトで『記憶の不思議現象』(原書と同名)のブログを開設している

    シュワルツ,ベネット・L.(シュワルツ,ベネットL./Schwartz,Bennett L.)
    米国フロリダ国際大学心理学科教授で、記憶とメタ記憶に関する研究をはじめ、さまざまな興味深いテーマに関する研究に取り組んでいる。専門雑誌『心理学の新しい考え方(New Ideas in Psychology)』の編集長であり、同じく『メタ認知と学習(Metacognition and Learning)』の副編集長も務めている

    清水 寛之(シミズ ヒロユキ)
    1989年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、神戸学院大学心理学部教授。博士(文学)

    山本 晃輔(ヤマモト コウスケ)
    2009年関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、大阪産業大学国際学部准教授。博士(文学)。立命館大学BKC社系研究機構客員研究員

    槙 洋一(マキ ヨウイチ)
    2008年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、北海道科学大学未来デザイン学部非常勤講師。北海道教育大学岩見沢校非常勤講師。札幌市立大学看護学科非常勤講師

    瀧川 真也(タキガワ シンヤ)
    2010年北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、川崎医療福祉大学医療福祉学部准教授
  • 著者について

    アン・M・クリアリー (クリアリー アン エム)
    Anne M. Cleary
    アン・M・クリアリー(編者)は,米国コロラド州立大学心理学科教授で,人間の記憶プロセス,メタ記憶,およびメタ認知の研究を行っている。専門雑誌『記憶言語研究(Journal of Memory and Language)』の副編集長であり,「現代心理学(Psychology Today)」というサイトで『記憶の不思議現象』(原書と同名)のブログを開設している。

    ベネット・L・シュワルツ (シュワルツ ベネット エル)
    Bennett L. Schwartz
    ベネット・L・ シュワルツ(編者)は,米国フロリダ国際大学心理学科教授で,記憶とメタ記憶に関する研究をはじめ,さまざまな興味深い研究テーマに関する研究に取り組んでいる。専門雑誌『心理学の新しい考え方(New Ideas in Psychology)』の編集長であり,同じく『メタ認知と学習(Metacognition and Learning)』の副編集長も務めている。

    清水 寛之 (シミズ ヒロユキ)
    清水寛之(しみず・ひろゆき)
    1989年 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学
    現 在 神戸学院大学心理学部教授 博士(文学)
    主著・論文 記憶におけるリハーサルの機能に関する実験的研究 風間書房 1998年
    メタ記憶(編著) 北大路書房 2009年
    認知発達研究の理論と方法(分担執筆) 金子書房 2016年
    最新老年心理学(分担執筆) ワールドプランニング 2018年
    エッセンシャル心理学(分担執筆) ナカニシヤ出版 2020年

    山本 晃輔 (ヤマモト コウスケ)
    山本晃輔(やまもと・こうすけ)
    2009年 関西大学大学院文学研究科博士後期課程 修了
    現 在 大阪産業大学国際学部准教授 博士(文学)
        立命館大学BKC社系研究機構客員研究員
    主著・論文 嗅覚と自伝的記憶に関する心理学的研究 風間書房 2016年
    味嗅覚の科学:人の受容体遺伝子から製品設計まで(分担執筆) 朝倉書店 2018年
          ユーザの感性と製品・サービスをむすぶ真意を聞き出すアンケート設計と開発・評価事例 (分担執筆)サイエンス & テクノロジー  2018年
          ふと浮かぶ記憶と思考の心理学(分担執筆) 北大路書房 2014年

    槙 洋一 (マキ ヨウイチ)
    槙 洋一(まき・よういち)
    2008年 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程 修了 博士(文学)
    現 在 北海道科学大学未来デザイン学部 非常勤講師
        北海道教育大学岩見沢校 非常勤講師
        札幌市立大学看護学科 非常勤講師 
    主著・論文 自伝的記憶の心理学(分担執筆) 北大路書房 2008年
    発達心理学(分担執筆) おうふう 2010年
    自己心理学の最先端-自己の構造と機能を科学する(分担執筆) あいり出版 2011年

    瀧川 真也 (タキガワ シンヤ)
    瀧川真也(たきがわ・しんや)
    2010年 北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了
    現 在 川崎医療福祉大学医療福祉学部准教授 博士(文学)
    主著・論文 なつかしさの心理学 : 思い出と感情(分担執筆) 誠信書房 2014年

記憶現象の心理学―日常の不思議な体験を探る [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:北大路書房 ※出版地:京都
著者名:アン・M. クリアリー(編)/ベネット・L. シュワルツ(編)/清水 寛之(訳)/山本 晃輔(訳)/槇 洋一(訳)/瀧川 真也(訳)
発行年月日:2022/06/20
ISBN-10:4762831964
ISBN-13:9784762831966
判型:A5
発売社名:北大路書房
対象:専門
発行形態:単行本
内容:心理学
言語:日本語
ページ数:539ページ
縦:21cm
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