ミュージアムの教科書―深化する博物館と美術館 [単行本]
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ミュージアムの教科書―深化する博物館と美術館 [単行本]

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出版社:青弓社
販売開始日: 2022/05/27
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ミュージアムの教科書―深化する博物館と美術館 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ミュージアムは、社会にどのようなメッセージを送ってきたのか。国内外の重要な博物館・美術館をピックアップして、各館の歩みや社会的な役割を丁寧に解説する。ミュージアムが内包する政治性、グローバリゼーションとの関わりも視野に多角的に検証して、ミュージアムの可能性を描き出す。
  • 目次

    はじめに

    序 章 ミュゼオロジーからミュージアムスタディーズへ

    第1章 ムセイオンからミュージアムへ
     1 ワイン倉庫を模した美術館
     2 ムセイオン――ミュージアムの起源
     3 ムセイオンからミュージアムへ――古代・中世
     4 キャビネットの誕生
     5 ルネサンスとバロック――キャビネットの展開
     6 イタリアのキャビネット
     7 アルプス以北のキャビネット
     8 バロック期のキャビネット
     9 キャビネットの終焉
     10 ミュージアムの成立
     11 博物学の誕生
     12 キャビネットとエピステーメー
     13 ミュージアムの形成

    第2章 ルーヴル美術館の歴史と特徴
     1 世界三大美術館
     2 複雑な歴史的経緯
     3 グラン・ルーヴル・プロジェクト
     4 ルーヴルの現在
     5 視線の重層化と不特定の主体
     6 博物館と美術館
     7 一国美術と広域美術
     8 共同体の文化的基礎
     9 ランスのルーヴル

    第3章 万国博覧会と美術の関係
     1 万博とミュージアム
     2 メディアとしての博覧会
     3 万博都市パリ
     4 万博とファシズム
     5 万博と植民地
     6 第二次世界大戦後の万博の趨勢
     7 大阪万博――未曾有の国家的イベント
     8 紀元二千六百年博の再来
     9 万博美術展
     10 愛・地球博――二十一世紀の万博像
     11 世博会博物館と大阪・関西万博

    第4章 MoMAと近代美術
     1 新しい美術館の誕生
     2 初代館長アルフレッド・バー・Jr
     3 「キュビスムと抽象芸術」展
     4 「幻想美術、ダダ、シュルレアリスム」展
     5 拡張するコレクション
     6 MET、ホイットニーとの協定と「近代美術」の拡張
     7 現代美術の司令塔
     8 ジャンルの再構成
     9 フィリップ・ジョンソン――もう一人の大立者
     10 自国中心主義的な視点
     11 その後のMoMA
     12 データベースを体現する空間

    第5章 オルセー美術館とポンピドゥー文化センター
     1 印象派の黎明
     2 駅舎から美術館へ
     3 光の館オルセー
     4 新たな複合文化施設の登場
     5 幻の二十世紀美術館構想
     6 空想の美術館
     7 「前衛芸術の日本」と「大地の魔術師たち」
     8 メス分館――ポンピドゥーの地域戦略
     9 ソフィア王妃芸術センター
     10 川崎市市民ミュージアムの趨勢――日本のポンピドゥー

    第6章 デザインミュージアムとは何か
     1 ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館――世界初のデザインミュージアム
     2 ロンドン万博から産業博物館へ
     3 サウスケンジントン博物館の開館
     4 ミュージアムによる社会変革
     5 その後のV&A
     6 デザインミュージアムの意義
     7 ダンディー別館
     8 ロンドン・デザインミュージアム
     9 MoMAのデザイン展示:1
     10 MoMAのデザイン展示:2
     11 ヴィトラデザインミュージアム
     12 幻の秋葉原デザインミュージアム
     13 「つくろうデザインミュージアム」以降
     14 D‒8とJDM構想
     15 デザインミュージアムへの胎動

    第7章 上野公園の美術と記憶――ミュージアム・パークのゆくえ
     1 東博のリニューアル
     2 「文化の森」以前の上野公園
     3 町田久成――上野の山に博物館建設を夢見た男
     4 博覧会から博物館へ
     5 巨大化する博物館
     6 東博の現在
     7 幻の「展画閣」構想
     8 「美術」と「記憶」
     9 「上野の山」の現在と未来

    第8章 思想としての日本民藝館
     1 日本民藝館とは
     2 柳宗悦――その関心の軌跡
     3 「民芸」の誕生と美術館構想
     4 平和主義とオリエンタリズム
     5 モノの思想
     6 宗悦の美術館観
     7 日本民藝館の現在と今後
     8 民藝館のポスト宗悦
     9 大阪日本民芸館
     10 式場隆三郎、民芸の継承者

    第9章 セゾン美術館から森美術館へ――〈文化〉の転換と美術館
     1 老舗と新興勢力――百貨店の美術展史
     2 西武美術館――その前史と黎明期
     3 三つの方向性――西武美術館の多彩な活動
     4 セゾングループの文化戦略
     5 セゾン文化の黄昏と人材の流出
     6 森美術館――新たなメガ・ミュージアムの誕生
     7 近代美術と現代美術
     8 現代美術館の誕生と西武美術館

    第10章 グローバリゼーションとICOM職業倫理規程――ミュージアムスタディーズの観点から
     1 グローバリゼーションの趨勢
     2 ルーヴルとポンピドゥーの海外展開
     3 博物館法とICOM職業倫理規程
     4 ICOM職業倫理規程の変遷
     5 定義変更に向けての議論
     6 第二十五回ICOM京都総会
     7 保留された新定義案
     8 アイヌ民族博物館の開館とその経緯
     9 アイヌ民族博物館の展示
     10 理念と現実の乖離

    参考文献一覧

    あとがき
  • 内容紹介

    国内外の重要なミュージアムをピックアップして、各館の歩みや社会的な役割を解説する。様々なケーススタディーを通して、ミュージアムの思想や政治性、グローバリゼーションとの関わりを検証して、メディアとしてのミュージアムの可能性を描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    暮沢 剛巳(クレサワ タケミ)
    1966年、青森県生まれ。評論家として、美術・建築・デザインなどを対象に執筆や翻訳活動をおこなう。東京工科大学デザイン学部教授
  • 著者について

    暮沢 剛巳 (クレサワ タケミ)
    1966年、青森県生まれ。評論家として、美術・建築・デザインなどを対象に執筆や翻訳活動をおこなう。東京工科大学デザイン学部教授。著書に『拡張するキュレーション――価値を生み出す技術』(集英社)、『オリンピックと万博――巨大イベントのデザイン史』(筑摩書房)、『美術館の政治学』(青弓社)、『美術館はどこへ?――ミュージアムの過去・現在・未来』(廣済堂出版)、共著に『視覚文化とデザイン――メディア、リソース、アーカイヴズ』(水声社)、『幻の万博――紀元二千六百年をめぐる博覧会のポリティクス』(青弓社)など。

ミュージアムの教科書―深化する博物館と美術館 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:青弓社
著者名:暮沢 剛巳(著)
発行年月日:2022/05/27
ISBN-10:4787274457
ISBN-13:9784787274458
判型:A5
発売社名:青弓社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:300ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:2cm
重量:402g
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