帝国のフロンティアをもとめて―日本人の環太平洋移動と入植者植民地主義 [単行本]
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帝国のフロンティアをもとめて―日本人の環太平洋移動と入植者植民地主義 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2022/06/10
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帝国のフロンティアをもとめて―日本人の環太平洋移動と入植者植民地主義 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    移民から「有色人種の帝国」へ。環太平洋の各地へと展開した日本人移植民の知られざる相互関係を、入植者植民地主義の概念を用いて一貫して把握。移民排斥を受けた日系アメリカ人によって帝国内外へ移転された人流、知識、技術、イデオロギーの衝撃を初めて捉え、見過ごされたグローバルな帝国の連鎖を浮かび上がらせる。アメリカ歴史学会ジョン・K・フェアバンク賞受賞。
  • 目次

    序 章 日本帝国の入植者植民地主義と環太平洋移動
    帝国により分割された太平洋
    間帝国の視点からみた入植者植民地主義
    アメリカのフロンティア神話と人種的排斥
    日本型入植者植民地主義の多様性と歴史的変遷

    第I部 太平洋地域進出の展望 1884-1907年

    第1章 日本型入植者植民地主義の起源とアメリカ
    福澤諭吉と入植者植民地主義
    太平洋を横断する膨張主義者ネットワーク
    白人至上主義と日本人フロンティアの喪失

    第2章 太平洋を横断する膨張民族の先駆者たち
    在米日本人膨張主義者と日本殖民協会
    開拓者の北東アジア・南洋への移動
    人種差別のない新天地と同化主義
    アメリカから中国の新天地へ
    移民会社と大規模移民送出の事業化

    第II部 海外発展の最盛期 1908-28年

    第3章 入植者植民地主義における官民の融合
    ――太平洋にひろがるフロンティア
    小村ドクトリンと植民地政策
    朝鮮とブラジルの新天地開拓における官民のつながり
    米墨国境地域における植民資本とアメリカ日系社会

    第4章 アメリカの移民排斥とブラジル新天地への再移民
    官民入植者植民地主義の統合
    政府による国民意識の形成
    アメリカ移民法と増大する日本政府の役割
    ブラジルへの入植者植民地主義とアメリカ日系社会

    第III部 日本帝国の入植者植民地主義の先兵 1924-45年

    第5章 カリフォルニアから満洲へ
    ――アメリカ人種主義とフロンティア
    人種主義とカリフォルニア
    千葉豊治――アメリカ式「機械農業」の輸入
    粟屋万衛――満洲における大陸農業の先駆者
    佐藤信元――植民地政府による「機械農場」の建設
    北米からの再移民と満洲国の植民地政策
    渡邊金三――大規模干拓事業の立案者

    第6章 ハワイ日系社会と熱帯植民地の結びつき
    ――日本帝国統治下の台湾・南洋への再移民
    台湾と南洋群島への再移民
    日本の熱帯地域における植民地投資家とコーヒー栽培者
    ハワイ日本人移民と台湾におけるパイナップル産業
    岡崎仁平――台湾パイナップル産業のハワイ化
    ハワイ化の負の遺産――日本人再移民の入植者植民地主義の意味

    第IV部 日本帝国による入植者植民地主義の正史と未来の創造 1932-45年

    第7章 アメリカ日系一世と日本帝国の膨張論
    一世の歴史創造
    日本帝国における国家言説の創造
    おけい――農業移民と満洲植民の交錯
    1940年海外同胞東京大会

    第8章 日本民族の血とその宿命
    第二世教育と海外出生同胞の日本化
    直接的国家事業としての第二世教育
    海外出生日本人の皇民化の軍国主義的試み

    エピローグ 日本型入植者植民地主義のゆくえ

    日本語版へのあとがき
    訳者解説

    索引
  • 出版社からのコメント

    各地の日本人移植民を相互に結びつけたものとは。見過ごされたグローバルな帝国の連鎖を浮かび上がらせる。
  • 内容紹介

    環太平洋の各地へと展開した日本人移植民の知られざる相互関係を、入植者植民地主義(セトラー・コロニアリズム)の概念を用いて一貫して把握。移民排斥を受けた日系アメリカ人によって帝国内外へ移転された人流、知識、技術、イデオロギーの衝撃を初めて捉え、見過ごされたグローバルな帝国の連鎖を浮かび上がらせる。アメリカ歴史学会ジョン・K・フェアバンク賞受賞。

    図書館選書
    移民から「有色人種の帝国」へ――各地の日本人移植民の相互関係をはじめて解明、見過ごされたグローバルな帝国の連鎖を浮かび上がらせる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    東 栄一郎(アズマ エイイチロウ)
    1966年東京都に生まれる。現在、ペンシルベニア大学歴史学部教授。著書に『日系アメリカ移民 二つの帝国のはざまで』(飯野正子監訳、明石書店、2014年、原書は2005年、アメリカ学会清水博賞、アメリカ移民・エスニック史学会セオドル・サロートス賞、アジア系アメリカ人研究学会歴史賞受賞)

    飯島 真里子(イイジマ マリコ)
    2006年、オックスフォード大学大学院博士課程修了(DPhil in Modern History)、現在、上智大学外国語学部教授

    今野 裕子(コンノ ユウコ)
    2012年、南カリフォルニア大学大学院博士課程修了(Ph.D.in History)、現在、亜細亜大学国際関係学部講師

    佐原 彩子(サハラ アヤコ)
    2012年、カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了(Ph.D.in Ethnic Studies)、現在、共立女子大学国際学部准教授

    佃 陽子(ツクダ ヨウコ)
    2011年、東京大学大学院博士課程修了(博士(学術))、現在、成城大学法学部准教授

帝国のフロンティアをもとめて―日本人の環太平洋移動と入植者植民地主義 の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:東 栄一郎(著)/飯島 真里子(訳)/今野 裕子(訳)/佐原 彩子(訳)/佃 陽子(訳)
発行年月日:2022/06/15
ISBN-10:4815810923
ISBN-13:9784815810924
判型:A5
発売社名:名古屋大学出版会
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:345ページ
縦:21cm
横:16cm
厚さ:3cm
重量:730g
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