ふるさとを憶う―宮本常一ふるさと選書〈第2集〉 [全集叢書]

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ふるさとを憶う―宮本常一ふるさと選書〈第2集〉 [全集叢書]

宮本 常一(著)柳原 一徳(編)森本 孝(監修)
価格:¥1,320(税込)
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出版社:みずのわ出版
販売開始日: 2022/05/24
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ふるさとを憶う―宮本常一ふるさと選書〈第2集〉 の 商品概要

  • 目次

    私のふるさと

    一 宮の森
    家のまわり/鳥・蝉・烏/木の実/森の古木/記念碑と芝居小屋/小学校/絵馬/風の音と波の音

    二 渚にて
    新宮島/干潟の生き物/渚に来るもの/カニとたわむる/磯あそび/小さな島の歴史/ある老人の死

    三 故里だより
    風と海と/石垣を築く/山より下る/凪ぎの海

    四 村の家
    昔の商法/一人の娘/新開地と店屋/化物の出る場所/最近の変化

    解説・宮本常一が書き遺したふるさと大島の変化(柳原一徳)
  • 出版社からのコメント

    声に出して読む宮本常一。周防大島の風光と暮し、集落の変遷を自身の子供時分に遡って情感豊かに描いた「私のふるさと」を収録。
  • 内容紹介

    宮本常一の文章には古い言葉、難しい言い回しが多く、現代人が読み込むにはかなりの知識と根気が要る。
    「宮本常一ふるさと選書」は、小学校高学年から読めることを意識して編集した。そうすれば大人も読めるものになる。一部表記を改め、漢字にルビ、難しい用語に解説をつけ、写真や絵を挿入して文章のイメージが膨らむよう工夫した。すなわち現代語訳である。
    第1期の5冊は、周防大島の生活誌と、宮本の家族にふれたエセイを収録すると決めている。宮本が遺した膨大なエセイの中でも、ふるさと大島の今の子供たちに読んでほしい、美しい文章に特化した選書を編んで残したいと考えたからである。
    本書(第2集)に収録した「私のふるさと」は、ふるさと大島の風光と暮し、集落の変遷を自身の子供時分に遡って情感豊かに描出したエセイで、宮本40歳の秋(1947年10月)に認められた。このエセイを最終章に収録した「宮本常一著作集21 庶民の発見」(未來社、1976年)の「はじめに」で、「私のふるさとをかたることによって、民俗事象がどんなに生活の中に存在し、また変貌していきつつあるかを見ていただきたいと思ってつけ加えた」と宮本は記す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    宮本 常一(ミヤモト ツネイチ)
    1907年(明治40)~1981年(昭和56)。山口県周防大島に生まれる。柳田國男の「旅と伝説」を手にしたことがきっかけとなり、柳田國男、澁澤敬三という生涯の師に出会い、民俗学者への道を歩み始める。1939年(昭和14)、澁澤の主宰するアチック・ミューゼアムの所員となり、五七歳で武蔵野美術大学に奉職するまで、在野の民俗学者として日本の津々浦々を歩き、離島や地方の農山漁村の生活を記録に残すと共に村々の生活向上に尽力した。1953年(昭和28)、全国離島振興協議会結成とともに無給事務局長に就任して以降、1981年1月に73歳で没するまで、全国の離島振興運動の指導者として運動の先頭に立ちつづけた。また、1966年(昭和41)に日本観光文化研究所を設立、後進の育成にも努めた
  • 著者について

    宮本 常一 (ミヤモト ツネイチ)
    1907年(明治40)~1981年(昭和56)。山口県周防大島に生まれる。柳田國男の「旅と伝説」を手にしたことがきっかけとなり、柳田國男、澁澤敬三という生涯の師に出会い、民俗学者への道を歩み始める。1939年(昭和14)、澁澤の主宰するアチック・ミューゼアムの所員となり、五七歳で武蔵野美術大学に奉職するまで、在野の民俗学者として日本の津々浦々を歩き、離島や地方の農山漁村の生活を記録に残すと共に村々の生活向上に尽力した。1953年(昭和28)、全国離島振興協議会結成とともに無給事務局長に就任して以降、1981年1月に73歳で没するまで、全国の離島振興運動の指導者として運動の先頭に立ちつづけた。また、1966年(昭和41)に日本観光文化研究所を設立、後進の育成にも努めた。「忘れられた日本人」(岩波文庫)、「宮本常一著作集」(未來社)、「宮本常一離島論集」(みずのわ出版)他、多数の著作を遺した。宮本の遺品、著作・蔵書、写真類は遺族から山口県東和町(現周防大島町)に寄贈され、宮本常一記念館(周防大島文化交流センター)が所蔵している。

    森本 孝 (モリモト タカシ)
    1945(昭和20)年生。立命館大学法学部卒業後、宮本常一が主宰した日本観光文化研究所で、伝統木造漁船・漁具の調査収集や、『あるくみるきく』の編集、執筆に参画した。現在は漁村社会・文化の専門家として、途上国の漁村振興計画調査に従事。著書・共著に『海の暮らしとなりたち』『東和町誌 各論編第三巻 漁業誌』『舟と港のある風景』『宮本常一と民俗学』、編著に『鶴見良行著作集』第11・12巻「フィールドノートⅠ・Ⅱ」、『エビと魚と人間と 南スラウェシの海辺風景――鶴見良行の自筆遺稿とフィールド・ノート』『宮本常一離島論集』全5巻+別巻1がある。2022年(令和4)没。

    柳原 一徳 (ヤナギハラ イットク)
    1969年(昭和44)神戸市葺合区(現・中央区)生。兵庫県立御影高校を経て旧日本写真専門学校卒業。1991年(平成3)奈良新聞に写真記者として中途入社。奈良テレビ放送記者等を経て、1997年神戸でみずのわ出版創業。2011年山口県周防大島に移転。みかん農家、写真館兼業。公益社団法人日本写真協会会員。2014年度、梓会出版文化賞30回記念特別賞受賞。編著書に「従軍慰安婦問題と戦後五〇年」「阪神大震災・被災地の風貌」「震災五年の神戸を歩く」「神戸市戦災焼失区域図復刻版」、写文集に「われ、決起せず――聞書・カウラ捕虜暴動とハンセン病を生き抜いて」(立花誠一郎、佐田尾信作共著)、「親なき家の片づけ日記――信州坂北にて」(島利栄子共著)など。「本とみかんと子育てと――農家兼業編集者の周防大島フィールドノート」で第37回農業ジャーナリスト賞特別賞受賞。

ふるさとを憶う―宮本常一ふるさと選書〈第2集〉 の商品スペック

発行年月日 2022/05/30
ISBN-10 4864261024
ISBN-13 9784864261029
ページ数 85ページ
21cm
15cm
発売社名 みずのわ出版
判型 A5
Cコード 0395
対象 一般
発行形態 全集叢書
内容 日本文学評論・随筆
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分類 文芸
成年向け書籍マーク G
書店分類コード F710
書名巻次 2 
発売情報解禁日 2022/05/09
書籍ジャンル 文芸
再販商品 再販
書籍販売条件 買切
言語 日本語
厚さ 1cm
出版社名 みずのわ出版 ※出版地:周防大島町
著者名 宮本 常一
柳原 一徳
森本 孝

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