政治思想史と理論のあいだ―「他者」をめぐる対話(岩波現代文庫) [文庫]
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政治思想史と理論のあいだ―「他者」をめぐる対話(岩波現代文庫) [文庫]
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政治思想史と理論のあいだ―「他者」をめぐる対話(岩波現代文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/06/17
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政治思想史と理論のあいだ―「他者」をめぐる対話(岩波現代文庫) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    実存への問いから発し、歴史的文脈に重きを置く政治思想史と、現実を原理的にとらえようとする政治的規範理論。融合し相克する二者を、「他者」を軸に据え架橋させることで現代政治理論の全体像に迫る。新たに岩波現代文庫版あとがきを付し、京都大学大学院での講義をもとに編まれた名著を文庫化する。
  • 目次

    序章 政治思想史と政治的規範理

    第1章 今日の規範理論の隆盛――脱行動論革命と実践哲学の復権
     1 政治科学における規範理論への転回
     2 合理的選択理論の問題性
     3 実践哲学の復権

    第2章 「政治」の誕生――公共性概念の歴史
     1 古代ギリシアにおける「政治」の誕生
     2 近代における「政治」の誕生
     3 現代リベラリズムにおける公共圏の危機

    第3章 功利主義の誕生と変容――人間学から公共哲学へ
     1 古典的功利主義
      (1)快楽主義的道徳
      (2)原子論的個人主義と唯名論的社会観
      (3)外的障害の欠如としての自由
      (4)目的論的帰結主義
      (5)公的領域と私的領域の連続性
     2 規範理論としての功利主義
      (1)シジウィック
      (2)ヘア
     3 功利主義の擁護

    第4章 市民的規範理論Ⅰ――正義の現代的基礎付け
     1 正義の理論
     2 善の理論
     3 ロールズ批判の諸相
      (1)合理的個人主義批判
      (2)善の人間学的基礎付け批判
      (3)解釈学的転回批判

    第5章 市民的規範理論Ⅱ――市場社会の倫理性
     1 スコットランド啓蒙における労働・交換・自尊心概念
      (1)ロック
      (2)スミス
      (3)ヒューム
     2 進化論的リベラリズム
     3 市場社会主義

    第6章 共和主義的規範理論Ⅰ――シヴィック・ヒューマニズムの系譜
     1 シヴィック・ヒューマニズム
     2 参加デモクラシー
     3 共和主義的自由の再評価

    第7章 共和主義的規範理論Ⅱ――「公的空間」の創出
     1 全体主義論:「見捨てられていること」
     2 人間の、そして政治の条件:複数性
     3 二つの革命:他者への同情と「他者」との対
      (1)フランス革命
      (2)アメリカ革命

    第8章 コミュニタリアン的規範理論Ⅰ――「生活世界」の政治学
     1 生活世界
     2 リベラル=コミュニタリアン論争
     3 伝統の意義と諸伝統間の対話

    第9章 コミュニタリアン的規範理論Ⅱ――「言語論的転回」以降の政治学
     1 言語論的転回(1)
     2 道徳的存在論とその言語的基礎
     3 多文化主義

    第10章 ポストモダン的規範理論Ⅰ――反基礎付け主義
     1 言語論的転回(2)
     2 基礎付け主義批判
     3 ポストモダン・ブルジョア・リベラリズム

    第11章 ポストモダン的規範理論Ⅱ――権力論の変容
     1 言語の暴力
     2 新しい権力パラダイム
     3 闘技(アゴーン)としての政治

    第12章 ポストモダン的規範理論Ⅲ――フェミニズム
     1 公― 私二分法のギリシア的起源
     2 潜在能力アプローチ
     3 家族の再構成

     あとがき
     岩波現代文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    政治思想史と政治的規範理論、融合し相克する二者を架橋させ、理論の全体像に迫る、画期的な解説書。
  • 内容紹介

    実存への問いから発し、歴史的文脈に重きを置く政治思想史と、現実を原理的にとらえようとする政治的規範理論。融合し相克する二者を、「他者」を軸に据え架橋させることで現代理論の全体像に迫る、規範理論・政治哲学の画期的な解説書。京大大学院での講義をもとに編まれた名著に、新たに現代文庫版あとがきを付す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小野 紀明(オノ ノリアキ)
    1949年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。京都大学法学博士(1987年)。京都大学名誉教授
  • 著者について

    小野 紀明 (オノ ノリアキ)
    小野紀明(おの のりあき)
    1949年生まれ。京都大学大学院法学研究科修士課程修了。京都大学法学博士(1987年)。京都大学名誉教授。著書に、『フランス・ロマン主義の政治思想』(木鐸社)、『精神史としての政治思想史――近代的政治思想成立の認識論的基礎』(行人社)、『二十世紀の政治思想』『ハイデガーの政治哲学』『ヒューマニティーズ 古典を読む』『西洋政治思想史講義――精神史的考察』(以上、岩波書店)など多数。

政治思想史と理論のあいだ―「他者」をめぐる対話(岩波現代文庫) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:小野 紀明(著)
発行年月日:2022/06/15
ISBN-10:4006004508
ISBN-13:9784006004507
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:346ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:204g
その他:『政治理論の現在―思想史と理論のあいだ』改題書
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