狡智の文化史―人はなぜ騙すのか(岩波現代文庫) [文庫]
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狡智の文化史―人はなぜ騙すのか(岩波現代文庫) [文庫]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/06/17
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狡智の文化史―人はなぜ騙すのか(岩波現代文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    嘘、偽り、詐欺、謀略…。胡散臭く厄介だが、まぎれもなく人間知性の働きの一つである「狡智」。それは人類の歴史の中でどのように生まれ、社会の中に組み込まれてきたのだろうか。古今東西の史書・文学・神話・民話などを素材に、狡智の深層と人間の本性との関わりを考える。
  • 目次

     はじめに

    序章 フィクションの中の詐欺師たち
     1 「スティング」の世界
     2 バルザックの金融小説とポーの詐欺師論
     3 コリンズ、メルヴィル、マン
     4 エンターテインメントとしての詐欺話
     5 エゴと倫理観
     6 「うそ教室の勧め」
     7 柳田國男と『不幸なる芸術』

    第一章 日本人の狡智観
     1 日本神話における詐略
     2 源平合戦の騙し合い
     3 味方同士の騙し合い
     4 詐略の名人
     5 「やまと心」とは
     6 やまと心の実例
     7 藤原頼長と信西入道
     8 藤原為盛の機知

    第二章 馬喰八十八の智恵
     1 「馬喰八十八」
     2 「エンマ様をぶち殺した農夫」
     3 領主を騙した粉ひきの話
     4 「二人のコンパードレ」と「カンプリアーノの物語」
     5 死体を使って儲ける話
     6 「レスターの修道士

    第三章 狡智と致富
     1 八十八の類話
     2 昔話における馬喰
     3 騙る馬喰
     4 狂言に登場する馬喰像
     5 交換による金儲け
     6 「ウサギのかしこい商売」

    第四章 中国における狡智の哲学
     1 諸葛孔明と曹操
     2 老子、荘子、墨家
     3 荀子
     4 「兵とは詭道なり」
     5 韓非子
     6 謀計の評価

    第五章 ギリシャ人と狡智
     1 オデュッセウスの狡智
     2 ヘルメスという神
     3 プラトンの狡智に対する態度
     4 狡智の領域
     5 メティス的知性

    第六章 生きるための狡智
     1 狡智とトリックスター
     2 トリックスター、八十八
     3 『狐物語
     4 ピカレスク文学の世界
     5 狡智と喜劇
     6 マチンガの狡智

    終章 騙しの起源と動物行動
     1 人間の本性と動物との関連性
     2 動物の欺瞞行動
     3 騙しとは
     4 類人猿の騙し行動
     5 他者の理解と騙し

     参照文献
     あとがき
     現代文庫版あとがき
  • 出版社からのコメント

    嘘や偽り、詐欺など、知の一類型としての「狡智」のもつ意味を、古今東西の史実や物語を素材に考察する。
  • 内容紹介

    嘘、偽り、詐欺、謀略……。秩序や倫理をもって排除しようとしても、決して人間世界から排除しきれない「狡智」という知のあり方。この厄介な知性は人類の歴史の中でどのように生まれ、どのように意味づけされ、社会の中に組み込まれてきたのだろうか。古今東西の史書・文学・神話・民話などを素材に、狡智の深層と人間の本性との関わりを考える。
  • 著者について

    山本 幸司 (ヤマモト コウジ)
    山本幸司(やまもと こうじ)
    1946年生まれ。静岡文化芸術大学名誉教授。日本中世法制史・思想史。著書に『穢と大祓(増補版)』(解放出版社)、『天武の時代』(朝日新聞社)、『頼朝の精神史』『頼朝の天下草創』(ともに講談社)、『〈悪口〉という文化』(平凡社)、編著に『網野善彦著作集』『網野善彦対談集』(ともに岩波書店)などがある。

狡智の文化史―人はなぜ騙すのか(岩波現代文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:山本 幸司(著)
発行年月日:2022/06/15
ISBN-10:4006023448
ISBN-13:9784006023447
判型:文庫
対象:一般
発行形態:文庫
内容:民族・風習
言語:日本語
ページ数:294ページ
縦:15cm
横:11cm
厚さ:1cm
重量:178g
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