坂口安吾大事典 [単行本]

坂口安吾大事典 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  「堕落論」「桜の森の満開の下」「不連続殺人事件」…モダニズム小説、歴史小説、風俗小説、推理小説のほか、評論・文化論・笑劇・エッセイなど、多岐にわたって足跡を残した坂口安吾。最新の研究成果を踏まえ、全作品を解説するとともに、その人間像・作品を読み解くうえで重要なキーワードや、交流のあった人物を網羅的に解説。

• 目次

  カラー口絵
  序　　　　　　　　編集委員一同
  凡例
  執筆者一覧
  
  第一部　キーワード編
  第二部　作品編
  第三部　事項編
  
  坂口安吾年譜　　　七北数人作成
  索引

• 出版社からのコメント

  「堕落論」、「桜の森の満開の下」……
  歴史小説、推理小説も含め、数々の作品を残した坂口安吾の、初の大事典！

• 内容紹介

  坂口安吾（1906年－1955年）が残した全作品を解説するとともに、安吾の人となりや作品を読み解くうえで重要なキーワード、安吾と交流のあった人物を取り上げ、安吾のすべてに網羅的に迫る。
  
  【本書の特色】
  ①総執筆者150名以上による坂口安吾研究の第一線の論考を収録。総項目数は830項目以上。今後の坂口安吾研究の指針となる一冊。
  ②巻末に読者の手助けとなる坂口安吾の年譜を収録。
  ③カラー口絵で、自筆原稿など、貴重な資料を掲載。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  安藤 宏(アンドウ ヒロシ)
  東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近代文学
  
  大原 祐治(オオハラ ユウジ)
  千葉大学大学院人文科学研究院教授。専門は日本近代文学
  
  十重田 裕一(トエダ ヒロカズ)
  早稲田大学文学学術院教授・国際文学館長。専門は日本近現代文学

• 著者について

  安藤宏 (アンドウヒロシ)
  安藤宏（あんどう・ひろし）
  東京大学大学院人文社会系研究科教授。専門は日本近代文学。
  主な著書に『太宰治論』（東京大学出版会、2021年）、『近代小説の表現機構』（岩波書店、2012年）など。
  
  大原祐治 (オオハラユウジ)
  大原祐治（おおはら・ゆうじ）
  千葉大学大学院人文科学研究院教授。専門は日本近代文学。
  主な著書に『戯作者の命脈―坂口安吾の文学精神』（春風社、2022年）、『文学的記憶・一九四〇年前後―昭和期文学と戦争の記憶』（翰林書房、2006年）など。
  
  十重田裕一 (トエダヒロカズ)
  十重田裕一（とえだ・ひろかず）
  早稲田大学文学学術院教授・国際文学館長。専門は日本近現代文学。
  主な著書に『横光利一と近代メディア―震災から占領まで』（岩波書店、2021年）、『岩波茂雄―低く暮らし、高く想ふ』（ミネルヴァ書房、2014年）、『「名作」はつくられる―川端康成とその作品』（NHK出版、2009年）など。

坂口安吾大事典 [単行本] の商品スペック