ラジオの戦争責任(法蔵館文庫) [文庫]
    • ラジオの戦争責任(法蔵館文庫) [文庫]

    • ¥99030 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003578054

ラジオの戦争責任(法蔵館文庫) [文庫]

価格:¥990(税込)
ゴールドポイント:30 ゴールドポイント(3%還元)(¥30相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月15日金曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法蔵館
販売開始日: 2022/07/08
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ラジオの戦争責任(法蔵館文庫) [文庫] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜあの戦争は起こったのか。なぜ「終戦記念日」は八月十五日なのか。そこには、当時最強のマスメディア・ラジオの存在があった―。放送を軌道に乗せるために始まった初期の仏教講話の時代から「玉音放送」に至る歴史を五人の人物伝によってひもとき、日本が戦争を拡大させていった経緯と、またたく間に終戦を受け入れた背景に見え隠れする「日本特有の事情」を描き出す。これまでの昭和史研究の“盲点”を突いた好著。
  • 目次

    まえがき

    序 章 最強のマスメディア・日本のラジオ
    太平洋戦争に関する疑問/戦前の放送の概要/日本におけるラジオ放送の最大の特徴/本書の概要

    第一章 「超絶」の演説家 高嶋米峰
    高嶋米峰とは/若きころの高嶋/新仏教運動/初演説/「いかに生きるべきか」を問う宗教/雑誌史上初の「廃刊号」/聖徳太子千三百年法要/「超絶」の始まり/「ひのえうま生まれの娘さんたちに」/初期ラジオ放送への貢献/教養放送全盛期へ/軍国主義への挑戦/軍部のブラックリスト/連合軍の進駐を迎えて/考察―ラジオ啓蒙の開拓者―

    第二章 時代の寵児 友松圓諦
    友松圓諦とは/世に出る前の友松/十五日間の「法句経講義」/高神覚昇の登場/真理運動の開始/数々のスキャンダル/雄弁家たちの話し方/その後のラジオ出演/「仏教的非戦論」から戦争礼賛への転向/考察―教養放送全盛期の代表的人物―

    第三章 熱意の商人 松下幸之助
    松下幸之助とラジオ/ラジオと出会うまでの松下/ラジオとの出会い/「ラジオ屋」は水商売の代名詞/「故障絶無」のラジオを目指して/「当選号」の失敗―試行錯誤の日々―/下村宏の高い評価/トップメーカーへの躍進と価格競争/松下のラジオ出演/ラジオ番組「店員の時間」/ラジオの教養番組から生まれた〝松下幸之助の言葉〟/松下の戦争協力/考察―ラジオを国民的なものにした功績―

    第四章 希代のラジオ扇動家 松岡洋右
    松岡洋右とは/四十歳までの松岡/雄弁家として著名に/大演説「十字架上の日本」/国際連盟脱退と「サヨナラ・スピーチ」/大衆の英雄から満鉄総裁へ/外務大臣松岡の早技/ラジオ時代の英雄/大臣を罷免される/太平洋戦争と松岡/考察―ラジオによる扇動政治の時代―

    第五章 玉音放送の仕掛け人 下村宏
    下村宏とは/若き日の下村/官僚時代/朝日新聞入社、副社長に/ラジオは「声による新聞」/日本の敗北を予想/軍部からの入閣反対、そして雌伏の日々/軍部に認められる/終戦内閣への参加/天皇への拝謁/昭和天皇、無条件降伏決意の瞬間/終戦の御聖断/録音作業と反乱軍による監禁/三十七分半の日本史上もっとも衝撃的な放送/戦犯容疑/考察―終戦を成功させた男―

    終 章 昭和初期ラジオの功と罪
    昭和史研究の盲点/声の文化としてのラジオ/統計重視の災い/集団心理と日本のラジオ/何が太平洋戦争の本質なのか/未来への教訓

    あとがき/主な参考文献/法蔵館文庫版・解説
  • 出版社からのコメント

    戦前最強の「扇動者」、ラジオ。その歴史を五人の人物伝によって紐解き、国民が戦争を支持するに至った「日本特有の事情」を炙り出す
  • 内容紹介

    なぜあの戦争は起こったのか。なぜ「終戦記念日」は八月十五日なのか。そこには、当時最強のマスメディア・ラジオの存在があった―。

    放送を軌道に乗せるために始まった初期の仏教講話の時代から「玉音放送」に至るラジオの歴史を五人の人物伝によってひもとき、日本が戦争を拡大させていった経緯と、またたく間に終戦を受け入れた背景に見え隠れする「日本特有の事情」を描き出す。

    これまでの昭和史研究の〝盲点〟を突いた好著。

    ※本書の原本は、2008年にPHP研究所より刊行されました。

    【目次】
    まえがき
    序 章 最強のマスメディア・日本のラジオ
    第一章 「超絶」の演説家 高嶋米峰
    第二章 時代の寵児 友松圓諦
    第三章 熱意の商人 松下幸之助
    第四章 希代のラジオ扇動家 松岡洋右
    第五章 玉音放送の仕掛け人 下村宏
    終 章 昭和初期ラジオの功と罪

    図書館選書
    戦前最強の「扇動者」、ラジオ。その歴史を五人の人物伝によってひもとき、国民が戦争を熱狂的に支持し、また玉音放送によって瞬く間に終戦を受け入れるに至った「日本特有の事情」を炙り出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂本 慎一(サカモト シンイチ)
    1971年福岡県生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。博士(経済学)。現在、PHP研究所PHP理念経営研究センター研究コーディネーター
  • 著者について

    坂本 慎一 (サカモト シンイチ)
    1971年福岡県生まれ。大阪市立大学大学院経済学研究科後期博士課程修了。博士(経済学)。現在、PHP研究所PHP理念経営研究センター研究コーディネーター。著書に『渋沢栄一の経世済民思想』(日本経済評論社)、『玉音放送をプロデュースした男 下村宏』『戦前のラジオ放送と松下幸之助』(いずれも、PHP研究所)などがある。

ラジオの戦争責任(法蔵館文庫) [文庫] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:坂本 慎一(著)
発行年月日:2022/07/15
ISBN-10:4831826367
ISBN-13:9784831826367
判型:文庫
発売社名:法藏館
対象:教養
発行形態:文庫
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:259ページ
縦:15cm
厚さ:1cm
重量:164g
他の法蔵館の書籍を探す

    法蔵館 ラジオの戦争責任(法蔵館文庫) [文庫] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!