禅とキリスト教―クラウス・リーゼンフーバー提唱集 [単行本]
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禅とキリスト教―クラウス・リーゼンフーバー提唱集 [単行本]

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販売開始日: 2022/05/25
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禅とキリスト教―クラウス・リーゼンフーバー提唱集 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ドイツから日本にミッションとして派遣された著者が、半世紀以上にわたり日本の人々と接して司牧活動に励み、学間的研鑽を積みながら、神との対話を通して実践的で誠実に生きた魂の記録である。本書を通して読者は時に立ち止まり、時に気づき、新たな自分を発見するに違いない。
  • 目次

    序文(畠 基幸)
    聖書略号

    第Ⅰ部 オリエンテーション
    第1章 あるがままの自分であることと努力して自分となること
     一 自分がすることと,自分であること
     二 信頼と決断
     三 課題
     四 限界のない成長

    第2章 具体的な方法
     一 自己自身を探し求める
     二 具体的な方法
     三 真理

    第3章 呼吸
     一 呼吸との一致
     二 呼吸と霊
     三 キリストに似たものとなる

    第4章 注意力
     一 対象に限定されない注意力
     二 注意力と受動性
     三 変化に耐える
     四 自己への回帰と自己の放棄

    第Ⅱ部 私はある
    第5章 私はある――ミサ 聖書朗読 ヨハネ六章16-21節
     一 旅――湖を渡る
     二 神の近さの恐怖と平安
     三 共にいる

    第6章 まっすぐになる
     一 まっすぐな自己
     二 心身合一
     三 自己の中心
     四 存在の現れ
     五 自由と平安

    第7章 内なる一性
     一 大切なことはただ一つ
     二 内なる人
     三 内的統一の方法

    第8章 自己統一
     一 私たちの内にある深い泉
     二 表面的な自分と根源的な自分
     三 存在と行為
     四 限界のその先へ

    第9章 「今」における存在理解
     一 自分の全てを尽くす
     二 アウグスティヌスにおける時間
     三 存在理解
     四 洞察と知恵

    第Ⅲ部 禅と信仰
    第10章 禅と宗教
     一 禅と仏教
     二 禅の目的
     三 禅の宗教性
     四 禅の実り
     五 心の火花

    第11章 色即是空
     一 作務
     二 三昧
     三 あるがままにいる
     四 信仰における色と空

    第12章 信仰と坐禅
     一 訓練の方法としての坐禅と祈り
     二 信仰
     三 根源的開け
     四 自己を超え出て成長する
     五 神の子であること
     六 言葉による祈りと言葉によらない祈り

    第Ⅳ部 小さくなる
    第13章 無所有
     一 白紙
     二 根源に至る三つの段階
     三 柔和
     四 私が根源を通して生き,根源が私を通して生きる

    第14章 自己転換――何かを得ることと手を放すこと
     一 内的な深い統一を能動的に探し求める
     二 定力と知恵
     三 自己無化
     四 自己無化によって得られる幸い

    第15章 「種」の譬え
     一 種
     二 土
     三 花
     四 丘
     五 水

    第Ⅴ部 日常への帰還
    第16章 神の似姿となる――無限の真理と具体的な私
     一 新しいぶどう酒を新しい革袋へ――接心が完結して新たな生へ
     二 アウグスティヌスにおける人間の精神の三段階
     三 神の賜物の管理者
     四 神の現れとしての人間
     五 愛の具体性・個別性
     六 決断の時

    第17章 日常生活における坐禅――集中とリラックス
     一 日常生活へと還るにあたって
     二 時間の持つ二面性
     三 日々のただ中に開かれた無限
     四 放下

    第18章 日常生活世界への帰還――我と汝との開かれた関係
     一 日常へのスムーズな移行
     二 坐ることと祈ること,向かうこととつながること
     三 日常的生活世界の持つ価値
     四 世界との関り
     五 汝とされ,汝とする

    第19章 「キリストの聖体」の祭日――ミサ 聖書朗読 ヨハネ六章51-58節
     一 救済史におけるご聖体
     二 ご聖体の具体性
     三 食べ物との同化
     四 燃える心
     五 愛と命
     六 新しい掟

    あとがき(小関彩子)
    著者紹介
    索引
  • 内容紹介

    心の真ん中が不動になり,心と頭が一つに統一されて,ひたすら「いる」ことが坐禅である。著者は「今,全く静かになって中から新たになる」と言う。
    坐り,無心になり,背骨を伸ばし,心を真っすぐにし,意識と呼吸を一つにして自分自身を見つめる。そして自分を超えて大いなるものに出会い,その経験を通して信仰の神秘と救いがもたらされる。
    禅は悟りだけでなく,自分自身と出会うための普遍的な作法でもある。数十年にわたり坐り続けてきたリーゼンフーバー師が,無心の自己を通して出会い,触れた,神やキリスト,そして聖霊との対話の数々が語られる。さらに聖書の言葉や教父の思索が全編に散りばめられ,信仰と希望と愛に支えられた世界に読者を誘ってくれるだろう。
    ドイツから日本にミッションとして派遣された著者が,半世紀以上にわたり日本の人々と接して司牧活動に励み,学問的研鑽を積みながら,神との対話を通して実践的で誠実に生きた魂の記録である。本書を通して読者は時に立ち止まり,時に気づき,新たな自分を発見するに違いない。
    現代のグローバル化と情報化という巨大なうねりの中で,翻弄され自己を見失いがちな私たちにとって,師の提唱は自分自身を見つける善い機会を与えてくれる。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    リーゼンフーバー,クラウス(リーゼンフーバー,クラウス/Riesenhuber,Klaus)
    1938‐2022。ドイツ、フランクフルト生まれ。1958年イエズス会入会。1962年Berchmanskolleg,Pullach,Lic.phil.1967年Ludwig‐Maximilians‐Universit¨at M¨unchen,Dr.phil.同年来日。1971年司祭叙階。1972年上智大学、Lic.theol.,M.Div.1989年上智大学、神学博士。1969年上智大学文学部専任講師。1974年上智大学文学部助教授、同大学中世思想研究所所長(‐2004年)。1981年上智大学文学部教授。1990年秋川神冥窟(坐禅道場)主任。2009年上智大学名誉教授。ほかに放送大学、東京大学、九州大学、東北大学、東京都立大学、早稲田大学、慶應義塾大学などで教える

禅とキリスト教―クラウス・リーゼンフーバー提唱集 の商品スペック

商品仕様
出版社名:知泉書館
著者名:クラウス リーゼンフーバー(著)
発行年月日:2022/05/29
ISBN-10:4862853641
ISBN-13:9784862853646
判型:B6
発売社名:知泉書館
対象:教養
発行形態:単行本
内容:キリスト教
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:19cm
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