「文明開花」と江戸の残像―一六一五~一九〇七(明治維新を担った人たち〈3〉) [全集叢書]
    • 「文明開花」と江戸の残像―一六一五~一九〇七(明治維新を担った人たち〈3〉) [全集叢書]

    • ¥4,180126 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003580119

「文明開花」と江戸の残像―一六一五~一九〇七(明治維新を担った人たち〈3〉) [全集叢書]

価格:¥4,180(税込)
ゴールドポイント:126 ゴールドポイント(3%還元)(¥126相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月6日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/07/04
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

「文明開花」と江戸の残像―一六一五~一九〇七(明治維新を担った人たち〈3〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。第三巻では、直線的な「文明開化」ではなく、さまざまな「文明開化」と「江戸の残像」が描かれる。武士のエトス、病院、新聞等のメディア、辞書、「北海道」、公園、華族制度、「御用絵師」をテーマにして、それらがどのように変化したのか、あるいは変化しなかったものは何であるか、「明治維新」とは我々の歴史の上で、どのような社会変革だったのか、それらを考えるきっかけになれば幸いである。
  • 目次

    刊行にあたって

    序 章 「文明開化」の背景にある「江戸文化」(岩下哲典)


     第Ⅰ部 維新の力――そのハードとソフト

    第一章 徳川政権、武と文の相克――ペリー来航から明治維新への道(岩下哲典)
     1 幕府の対外政策と学問――軍事国家と文化国家
     2 ペリー来航の前提――幕府とアメリカ
     3 ペリー来航予告情報――近代の始まりは、この予告情報から
     4 「攘夷派」清河八郎のペリー来航予告情報入手
     5 儒者大槻磐渓編「金海奇観」の西洋知識と漢詩に見る異文化間交流
     6 阿部正弘の近代化施策とその攘夷思想
     7 文久期の攘夷運動の高揚と挫折
     8 慶応期の政治運動と「近代政治家徳川慶喜」の出現
     9 徳川慶喜の「江戸無血開城」と上野戦争の歴史的意義
     10 明治維新で、在地の「文化力」はどうなったか

    第二章 幕末維新期における軍陣病院の役割――赤川玄檪・奇兵隊・ウィリスに注目して(萱田寛也)
     1 幕末維新期における医療の動向と本章の分析視角
     2 幕末期の長州藩における軍陣病院の動向
     3 奇兵隊における病気・怪我の治療
     4 戊辰戦争における軍陣病院の動向
     5 幕末維新期における軍事と医療


     第Ⅱ部 学問と知識の力――横と縦の連携と家業承継

    第三章 維新前夜の海外情報と、幕府・洋学者の緊張関係――鷹見泉石・箕作阮甫・柳河春三・福沢諭吉を例に(佐々木千恵)
     1 幕府と情報
     2 開国以前における鷹見泉石と箕作阮甫の情報収集活動――『鷹見泉石日記』から
     3 柳河春三を中心とする会訳社による翻訳筆写新聞作成
     4 福沢諭吉の英字新聞翻訳による情報伝播
     5 文明開化の時代に向けて

    第四章 大槻文彦と『言海』編纂――新資料「言海跋」と「ことばのうみ の おくがき」を通して(田鍋桂子)
     1 『言海』と「ことばのうみ の おくがき」
     2 新資料 大槻文彦筆「言海事件雑記」と「言海跋」
     3 大槻文彦の洋学
     4 公と私のはざま
     5 大槻家と大槻文彦
     6 明治維新と大槻文彦


     第Ⅲ部 空間力、その把握と創造

    第五章 幕末維新の変動と日本地理像――松浦武四郎の北海道改号問題を中心に(濱口裕介)
     1 松浦武四郎と北海道改号
     2 近世における日本地理像
     3 多様な北海道改号論
     4 明治期の日本地理像と北海道
     5 武四郎による道名選定をふりかえる

    第六章 芝公園となった増上寺――太政官布達公園と社寺境内(鈴木勇一郎)
     1 江戸の庭園と遊観地
     2 増上寺をめぐって
     3 増上寺の生き残り策
     4 芝公園


     第Ⅳ部 華族と家族――婚姻制度と実態、パーソナルな芸術的営為

    第七章 明治期、華族階級の婚姻・審査実態――宮内庁宮内公文書館所蔵「華族身分録」「華族諸願録」からみた(稲垣知子)
     1 本章の目的と先行研究
     2 婚姻法制の変化と資料・調査方法
     3 婚姻届書願書からみた婚姻制限の実態
     4 宮内省側の作成資料からみた政府の婚姻審査実態
     5 今後の展望

    第八章 明治期の杉谷雪樵――熊本藩細川家お抱え絵師のゆくえ(伊藤千尋)
     1 杉谷雪樵という絵師
     2 「近代細川家文書」にみる上京前の雪樵
     3 「近代細川家文書」にみる上京後の雪樵
     4 明治時代における雪樵の位置


    あとがき
    史料編
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    武士のエトス、病院、新聞等メディア、辞書、北海道、公園、華族制度、御用絵師をテーマに、変化したこと、変化しなかったものを描く
  • 内容紹介

    近代日本の出発点となった明治維新そして明治国家を、政治・思想、経済・技術、文化・教育から総合的に捉え直すシリーズ全三巻。第三巻では、直線的な「文明開化」ではなく、さまざまな「文明開化」と「江戸の残像」が描かれる。武士のエトス、病院、新聞等のメディア、辞書、「北海道」、公園、華族制度、「御用絵師」をテーマにして、それらがどのように変化したのか、あるいは変化しなかったものは何であるか、「明治維新」とは我々の歴史の上で、どのような社会変革だったのか、それらを考えるきっかけになれば幸いである。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩下 哲典(イワシタ テツノリ)
    1962年長野県塩尻市「たのめの里」生まれ。2001年博士(歴史学 青山学院大学)。徳川黎明会学芸員、国立歴史民俗博物館客員助教授、明海大学教授などを経て、東洋大学文学部教授
  • 著者について

    岩下 哲典 (イワシタ テツノリ)
    2023年8月現在
    東洋大学文学部史学科・大学院文学研究科史学専攻教授

「文明開花」と江戸の残像―一六一五~一九〇七(明治維新を担った人たち〈3〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:岩下 哲典(編著)
発行年月日:2022/06/30
ISBN-10:4623093034
ISBN-13:9784623093038
判型:B6
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:407ページ
縦:19cm
他のミネルヴァ書房の書籍を探す

    ミネルヴァ書房 「文明開花」と江戸の残像―一六一五~一九〇七(明治維新を担った人たち〈3〉) [全集叢書] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!