一人称の過去―歴史記述における"私"(ポイエーシス叢書〈76〉) [全集叢書]
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一人称の過去―歴史記述における"私"(ポイエーシス叢書〈76〉) [全集叢書]

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出版社:未来社
販売開始日: 2022/07/05
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一人称の過去―歴史記述における"私"(ポイエーシス叢書〈76〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    この近年、もうひとつの敷居が越えられた。すなわち、われわれは歴史家の自伝から主観主義的な歴史記述の新形式に移ったのである。今日、増え続ける、自伝ではない多くの著作は重要な書き手の主人公化という次元を備えており、まるで歴史は、それをつくる者のみならず、またとくにそれを書く者の内在性をさらさずには書かれないかのようである。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    序章
    第1章 三人称で書くこと
    第2章 客観性の罠
    第3章 歴史的エゴ
    第4章 語り手“私”の小目録
    第5章 方法論
    第6章 モデル:映画と文学のあいだの歴史
    第7章 歴史とフィクション
    第8章 現在主義
  • 出版社からのコメント

    歴史記述の主観主義の創造的可能性、政治的曖昧さ、内在的限界などを問いかける。
  • 内容紹介

    歴史は徐々に一人称で書かれるようになってきた。歴史家は過去を再構成することに満足できなくなり、解釈するようになる。それ以来、自身を語るようになった。ジャブロンカやアルティエールの作品によって特徴づけられるハイブリッドな新しいジャンルがかたちづくられる。かれらは独自の調査を文学的なスタイルで物語に仕立て上げる。逆にモディアーノ、ゼーバルトらはノンフィクション小説を作り出す。この「自分」の突出はより深い認識論的な問題を喚起する。本書でトラヴェルソはこの主観主義の創造的可能性、政治的曖昧さ、内在的限界などを問いかけている。
    目次
    序 章 第1章 三人称で書くこと 第2章 客観性の罠 第3章 歴史的エゴ 第4章 語り手〈Je=私〉の小目録 第5章 方法論 第6章 モデル:映画と文学のあいだの歴史 第7章 歴史とフィクション 第8章 現在主義
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    トラヴェルソ,エンツォ(トラヴェルソ,エンツォ/Traverso,Enzo)
    1957年、イタリアのガヴィに生まれ、ジェノヴァ大学で現代史を修める。1985‐89年、フランス政府給費留学生としてパリに滞在。パリの社会科学高等研究院で、ミシェル・レヴィ教授の指導の下に、社会主義とユダヤ人問題に関する論文で博士号を取得。ナンテール‐パリ第10大学の国際現代文献資料館研究員となり、サン・ドゥニ‐パリ第8大学や社会科学高等研究院で社会学を講ずる。ピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学教授を経て、現在コーネル大学教授。フランス語で著書論文を発表し、各種の新聞・雑誌に寄稿している

    宇京 賴三(ウキョウ ライゾウ)
    1945年生まれ。三重大学名誉教授。フランス文学・独仏文化論
  • 著者について

    エンツォ・トラヴェルソ (エンツォ トラヴェルソ)
    エンツォ・トラヴェルソ(Enzo Traverso) 1957年、イタリアのガヴィに生まれ、ジェノヴァ大学で現代史を修める。1985-89年、フランス政府給費留学生としてパリに滞在。パリの社会科学高等研究院で、ミシェル・レヴィ教授の指導の下に、社会主義とユダヤ人問題に関する論文で博士号を取得。ナンテール―パリ第10大学の国際現代文献資料館研究員となり、サン・ドゥニ―パリ第8大学や社会科学高等研究院で社会学を講ずる。ピカルディ・ジュール・ヴェルヌ大学教授を経て、現在コーネル大学教授。フランス語で著書論文を発表し、各種の新聞・雑誌に寄稿している。日本語訳に『ユダヤ人とドイツ』『マルクス主義者とユダヤ問題』『アウシュヴィッツと知識人』『全体主義』『左翼のメランコリー』『ヨーロッパの内戦』がある。

    宇京 賴三 (ウキョウ ライゾウ)
    宇京賴三(うきょう・らいぞう) 1945年生まれ。三重大学名誉教授。フランス文学・独仏文化論。著書に、『フランス―アメリカ――この〈危険な関係〉』、『ストラスブール――ヨーロッパ文明の十字路』、『異形の精神――アンドレ・スュアレス評伝』、『独仏関係千年紀――ヨーロッパ建設への道』。訳書に、オッフェ『アルザス文学論』、ルフォール『余分な人間』、カストリアディス『迷宮の岐路』、ロレーヌ『フランスのなかのドイツ人』、バンダ『知識人の裏切り』、トドロフ『極限に面して』、アンテルム『人類』、センブルン『ブーヘンヴァルトの日曜日』、ボードリヤール/モラン『ハイパーテロルとグローバリゼー-ション』、ミシュレ『ダッハウ強制収容所自由通り』、トラヴェルソ『ヨーロッパの内戦』など。

一人称の過去―歴史記述における"私"(ポイエーシス叢書〈76〉) の商品スペック

発行年月日 2022/06/30
ISBN-10 4624932862
ISBN-13 9784624932862
ページ数 188ページ
19cm
14cm
発売社名 未來社
判型 B6
Cコード 0322
対象 一般
発行形態 全集叢書
内容 外国歴史
分類 歴史
成年向け書籍マーク G
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書店分類コード R150
書名サブ巻次 76 
書名サブシリーズ巻次 76 
発売情報解禁日 2022/05/16
書籍ジャンル 歴史・地理
再販商品 再販
書籍販売条件 買切
言語 日本語
厚さ 2cm
重量 320g
出版社名 未来社
著者名 エンツォ トラヴェルソ
宇京 賴三
その他 原書名: PASS´ES SINGULIER:Le"je"dans l'ecriture de l'histoire〈Traverso,Enzo〉

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