幻談水族巻―いちばん近くにある異世界の住人たち [単行本]

幻談水族巻―いちばん近くにある異世界の住人たち [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  海や川、池や沼には、いったい何が棲んでいるのか、わかったものじゃない。水界では、どうやらヒトの理屈は通らないようだ。絵にも描けない竜宮城も、一見楽園のようでいて、その正体は伏魔殿かもしれない。不思議が詰まった本の玉手箱、ページを開ければ、何が出るやら。

• 目次

  ◆介類の章
  あわび-鮑
  かき-牡蠣
  さざえ-栄螺
  はまぐり-蛤
  いか-烏賊
  たこ-蛸
  くらげ-海月
  なまこ-海鼠
  えび-海老
  しゃこ-青龍蝦
  かに-蟹
  ◆甲類の章
  かめ-亀
  ◆鱗類の章〔海水の部〕
  いしもち-石持
  いわし-鰯
  にしん-鰊
  ぼら-鯔
  たい-鯛
  かじき-舵木
  かつお-鰹
  かれい-鰈
  このしろ-鮗
  すずめうお-雀魚
  はりせんぼん-針千本
  まんぼう-翻車魚
  ふぐ-河豚
  むつごろう-睦五郎
  えい-鱏
  こばんざめ-小判鮫
  ふか-鱶
  わに-鰐
  ◆鱗類の章〔淡水の部〕
  あゆ-鮎
  いわな-岩魚
  やまめ-山女魚
  ます-鱒
  うなぎ-鰻
  なまず-鯰
  こい-鯉
  ふな-鮒
  きんぎょ-金魚

• 出版社からのコメント

  それは魔物の化身か、神仏の使者か。水中に住む生き物たちにまつわる逸話や奇譚の数々を、本邦の神話や物語、随筆などから精選。

• 内容紹介

  神話の時代から、日本人の想像力や畏怖を呼び起こしてきた水棲の生き物たち。物語や日記・随筆など、さまざまな形で今に伝わる逸話や奇譚を精選。異様な姿形にぞっとしたり、その振舞いに翻弄される人の有りさまを笑ったり…くろぐろとした水底に潜む不思議をすくい上げる。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  福井 栄一(フクイ エイイチ)
  上方文化評論家。１９６６年、大阪府吹田市生まれ。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。四條畷学園大学看護学部客員教授、京都ノートルダム女子大学人間文化学部非常勤講師、関西大学社会学部非常勤講師。朝日関西スクエア・大阪京大クラブ会員。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論、テレビ・ラジオ出演など多数。剣道二段

• 著者について

  福井 栄一 (フクイ エイイチ)
  上方文化評論家。1966年、大阪府吹田市出身。京都大学法学部卒。京都大学大学院法学研究科修了。法学修士。四條畷学園大学看護学部客員教授。京都ノートルダム女子大学国際言語文化学部および関西大学社会学部の非常勤講師。上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論活動を精力的に行い、マスコミ出演も多数。

幻談水族巻―いちばん近くにある異世界の住人たち [単行本] の商品スペック