深呼吸広場 [単行本]

深呼吸広場 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  ２７７の深呼吸の場所、２７７の短歌。

• 目次

  春のあこがれ
  
  抱擁と副葬品
  
  電動パンダ
  
  人間ですよ！
  
  色とりどりのほっぺ
  
  茶柱礼賛
  
  スニーカーを売ったお金
  
  ユニコーン落下
  
  白目
  
  春、前文
  
  クジラ爆発
  
  新しい友だち
  
  腐乱文体
  
  サマー、ゴリラ、永久歯
  
  はしゃぐだれもが
  
  text
  
  冬・倫理ん
  
  あ行
  
  流動遊戯
  
  パンケーキとして生きる

• 内容紹介

  一昨日は男子、昨日は女子だった　今日はパンケーキとして生きる
  
  
  『恋人不死身説』の著者、新境地をひらく第二歌集。
  
  
  【収録歌より】
  
  日向　今日わたしはよわい　猫を抱く力があればじゅうぶんなんだ
  
  銀色のコーヒーミルに抱擁を映そうとして踏んだクッキー
  
  友だちのアフロヘアーを通過するあいだ微風は複雑になる
  
  生きながら水族館の薄闇でおでこをさすりあうのはいいね
  
  コロッケを揚げながらする合唱に百年前のくしゃみが混じる

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  谷川 電話(タニカワ デンワ)
  １９８６年、愛知県生まれ。２０１４年、第６０回角川短歌賞を受賞。２０１７年、第一歌集『恋人不死身説』（書肆侃侃房）を刊行

• 著者について

  谷川電話 (タニカワデンワ)
  1986年、愛知県生まれ。2014年、第60回角川短歌賞を受賞。2017年、第一歌集『恋人不死身説』（書肆侃侃房）を刊行。

深呼吸広場 [単行本] の商品スペック