感情的ウェルビーイング―21世紀デジタルエイジの子どもたちのために [単行本]
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感情的ウェルビーイング―21世紀デジタルエイジの子どもたちのために [単行本]

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出版社:明石書店
販売開始日: 2022/05/31
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感情的ウェルビーイング―21世紀デジタルエイジの子どもたちのために の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本書は、感情的ウェルビーイングと新たなテクノロジーの交点に注目して現代の子ども時代を検証する。デジタル時代において育児や友人関係はどのように変化したのか。デジタルシチズンとしての子どものあり方はどのようなものか。子どもたちにオンラインの機会を享受させつつ、リスクを最小限に留めるにはどのようにすればよいのか。さまざまな関係者の協力体制、政策、実践を生かして、デジタルリテラシーとレジリエンスを育む最良の方法とはどのようなものだろうか。
  • 目次

     はじめに
     要旨

    パート1:21世紀の子どもたちをめぐるトレンドを把握する

    第1章 デジタルエイジの子ども時代[トレーシー・バーンズ]
     第1節 序論:現代の子ども時代を理解する
     第2節 感情的ウェルビーイングとデジタルテクノロジーの関係
     第3節 結び

    第2章 子どもとデジタルテクノロジー[フランチェスカ・ゴットシャルク]
     第1節 序論
     第2節 子どもとデジタルテクノロジー:トレンド・パターン・成果
     第3節 成功する政策を開発する
     第4節 今後の調査を要する領域
     第5節 OECD加盟国における最優先課題
     第6節 結び

    第3章 子どもの感情的ウェルビーイング[リアム・ベキルスキー]
     第1節 序論:感情的ウェルビーイングはなぜ重要なのか
     第2節 子どものメンタルヘルスと感情的ウェルビーイングのトレンド
     第3節 感情的ウェルビーイングの成果に影響する発展因子
     第4節 感情的ウェルビーイングの保護因子を強化する
     第5節 将来の研究の指針
     第6節 各国が直面する課題
     第7節 結び

    パート2:21世紀の子どもたちの人間関係

    第4章 21世紀の育児と友人関係[トレーシー・バーンズ/クイン・グエン]
     第1節 序論
     第2節 ライフコースの観点からみた家庭と友人
     第3節 現代の友人関係
     第4節 友人をつくる
     第5節 友人関係の質と影響
     第6節 結び

    第5章 オンラインとオフラインの人間関係[グスタヴォ・メッシュ]
     第1節 序論
     第2節 オンラインとオフラインの人間関係の認識の変化
     第3節 オンラインの人間関係を形成する動機
     第4節 オンラインの絆と若者の交友関係の構造
     第5節 オンラインの絆とオフラインの絆の質
     第6節 最新研究
     第7節 結び:まとめと今後の研究

    第6章 デジタル育児行動と子どものデータ化[アンドラ・シイバク]
     第1節 序論
     第2節 誕生前の子どものデジタルシャドウ
     第3節 赤ん坊の監視を介して親の不安を和らげる
     第4節 身内によるデータ監視:追跡アプリやデバイスの利用
     第5節 シェアレンティング:子どものデジタルフットプリント
     第6節 結び

    第7章青少年期の社会的絆とグローバル規模の環境変化[カトリン・フィンケナウアー/ヤヨーク・ウィレムズ/マディタ・ヴァイゼ/メイケ・バーテルス]
     第1節 序論
     第2節 社会的関係の重要性と特徴
     第3節 気候変動
     第4節 強制移住
     第5節 個人主義化
     第6節 新しいテクノロジー
     第7節 結び:21世紀の青少年の人間関係

    パート3:オンライン上の子どものウェルビーイングを守る

    第8章 デジタルテクノロジーの利用時間とウェルビーイング成果[ダニエル・カルデフェルト=ウィンター]
     第1節 序論
     第2節 デジタルテクノロジーの利用時間:概念と理論上の仮定
     第3節 調査方法:エビデンス中心の文献レビュー
     第4節 メディアエフェクト調査の限界
     第5節 デジタルテクノロジーの利用時間が子どもに及ぼす影響
     第6節 決定的なエビデンスを生み出すために
     第7節 結び

    第9章 デジタル不平等とウェルビーイング成果[エレン・ヘルスパー/スヴェトラーナ・スミロノヴァ]
     第1節 序論:デジタル不平等の3つの段階と概念モデル
     第2節 デジタルネイティブ?
     第3節 恵まれない若者の社会デジタル生態学
     第4節 サポートネットワーク
     第5節 リテラシー
     第6節 自分と他者への信頼
     第7節 デジタルテクノロジーの利用
     第8節 デジタルテクノロジーによる成果
     第9節 不平等から成果へ
     第10節 結び

    第10章 オンライン上の子どもの保護[エレットラ・ロンチ/リサ・ロビンソン]
     第1節 序論
     第2節 オンラインリスクの分類
     第3節 OECDオンライン上の子ども保護勧告(2012年)
     第4節 オンラインリスクの性質の変化と勧告の改訂
     第5節 政策立案の3つの層
     第6節 結び

    パート4:デジタルシチズンシップとデジタルリテラシーを育む

    第11章 デジタルリテラシーとウェルビーイングを育む[フランチェスカ・ゴットシャルク]
     第1節 序論
     第2節 デジタルアクセスを確立し、デジタルスキルを構築する
     第3節 スクリーンタイム指針とウェルビーイングの促進
     第4節 結び

    第12章 行動的で倫理的な(デジタル)世代に力を与える[トレーシー・バーンズ/フランチェスカ・ゴットシャルク]
     第1節 序論:デジタルシチズンシップを育む
     第2節 力を与えられた積極的な利用はリスクをともなう
     第3節 デジタルレジリエンスを構築する
     第4節 他者の尊重とネチケット
     第5節 結び

    第13章 能力の構築のための教員研修と協力関係[トレーシー・バーンズ/アレハンドロ・パニアグア]
     第1節 序論
     第2節 現代の教室に立つ教員を支援する
     第3節 教員を支援する政策と実践
     第4節 部門間の協働と協力体制
     第5節 結び:ウェルビーイングの共通ビジョン

    パート5:未解決の課題

    第14章 デジタル世界の子どものウェルビーイングを育む[トレーシー・バーンズ]
     第1節 序論
     第2節 新たな横断的テーマ
     第3節 知識の空白領域と政策の方向性
     第4節 結び

     謝辞
     編著者・著者紹介
  • 内容紹介

    現代のデジタルテクノロジーがつくりだす環境は子どもたちの感情にどのような影響を与えるのか。育児や友人関係、親の関わり、デジタル利用と不平等、オンラインリスクなど、さまざまな観点から多角的に検証し、今後の教育政策上の対応策を提起する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バーンズ,トレーシー(バーンズ,トレーシー/Burns,Tracey)
    OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation,CERI)のシニアアナリスト。「教育を形成するトレンド(Trends Shaping Education)」「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」などのプロジェクトを率いる。近年の研究成果報告書としてTrends Shaping Education 2019(教育を形成するトレンド2019)がある。OECDに所属する以前は、乳幼児の言語への反応を研究しており、幼児と子どもの発達に関する研究で賞を得ている。マギル大学で学士号を、ノースイースタン大学で実験心理学の修士号と博士号を取得

    ゴットシャルク,フランチェスカ(ゴットシャルク,フランチェスカ/Gottschalk,Francesca)
    OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation,CERI)による「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」プロジェクトのアナリスト。最近、テクノロジーの利用が子どもに及ぼす影響に関する調査報告書を発表している。「21世紀の子どもたち」プロジェクトに参加する以前は、「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」のパイロットプロジェクトに携わっていた。トロント大学で人間生物学、心理学、仏教学、メンタルヘルス学の優等理学士号を、パリ・アメリカ大学で公共政策学と国際情勢学の修士号を取得

    西村 美由起(ニシムラ ミユキ)
    翻訳家
  • 著者について

    トレーシー・バーンズ (トレーシー バーンズ)
    OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation, CERI)のシニアアナリスト。「教育を形成するトレンド(Trends Shaping Education)」「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」などのプロジェクトを率いる。近年の研究成果報告書としてTrends Shaping Education 2019(教育を形成するトレンド2019)がある。OECDに所属する以前は、乳幼児の言語への反応を研究しており、幼児と子どもの発達に関する研究で賞を得ている。マギル大学で学士号を、ノースイースタン大学で実験心理学の修士号と博士号を取得。

    フランチェスカ・ゴットシャルク (フランチェスカ ゴットシャルク)
    OECD教育研究革新センター(Centre for Educational Research and Innovation, CERI)による「21世紀の子どもたち(21st Century Children)」プロジェクトのアナリスト。最近、テクノロジーの利用が子どもに及ぼす影響に関する調査報告書を発表している。「21世紀の子どもたち」プロジェクトに参加する以前は、「効果的な学習のためのイノベーティブな教育法(Innovative Teaching for Effective Learning)」のパイロットプロジェクトに携わっていた。トロント大学で人間生物学、心理学、仏教学、メンタルヘルス学の優等理学士号を、パリ・アメリカ大学で公共政策学と国際情勢学の修士号を取得。

    西村 美由起 (ニシムラ ミユキ)
    翻訳家。主要訳書:『OECD幸福度白書:より良い暮らし指標:生活向上と社会進歩の国際比較(1~5)』(OECD編著、明石書店、2012年~2021年)、『図表でみる教育OECDインディケータ(2015年版)』(経済協力開発機構(OECD)編著、共訳、明石書店、2015年)、『グローバル化と言語能力:自己と他者、そして世界をどうみるか』(OECD教育研究革新センター編著、共訳、明石書店、2015年)、『世界不平等レポート2018』(ファクンド・アルヴァレド/ルカ・シャンセル/トマ・ピケティ/エマニュエル・サエズ/ガブリエル・ズックマン編、共訳、みすず書房、2018年)、『GDPを超える幸福の経済学:社会の進歩を測る』(ジョセフ・E.スティグリッツ/ジャン=ポール・フィトゥシ/マルティーヌ・デュラン編著、経済協力開発機構(OECD)編、2020年)、『教育のデジタルエイジ:子どもの健康とウェルビーイングのために』(トレーシー・バーンズ/フランチェスカ・ゴットシャルク編著、経済協力開発機構(OECD)編、明石書店、2021年)など。

感情的ウェルビーイング―21世紀デジタルエイジの子どもたちのために の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:トレーシー バーンズ(編著)/フランチェスカ ゴットシャルク(編著)/経済協力開発機構(OECD)(編)/西村 美由起(訳)
発行年月日:2022/06/05
ISBN-10:4750354066
ISBN-13:9784750354064
判型:A5
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:363ページ
縦:21cm
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