「共に生きる教育」宣言 [単行本]
    • 「共に生きる教育」宣言 [単行本]

    • ¥1,98060 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003587843

「共に生きる教育」宣言 [単行本]

価格:¥1,980(税込)
ゴールドポイント:60 ゴールドポイント(3%還元)(¥60相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月9日土曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:解放出版社
販売開始日: 2022/07/22
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

「共に生きる教育」宣言 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに

    序章 「共に生きる教育」宣言
    1 だれの側に立つのか
    2 「生きる場のインクルージョン」
    3 「関係のインクルージョン」を基盤とした「活動のインクルージョン」
    4 「有縁の知識」との出会い
    5 「共に生きる関係」を取り戻す
    6 ラディカルな思想と現実的な実践を

    第Ⅰ部 人間の本質としての「共に生きること」

    第一章 人間の「本源的共同性」に根ざして
    1 解放の原理としての共生
    2 共生の根源とは
    3 障害の価値
    4 パラリンピックが問いかけたもの
    5 ダイアログ・イン・ザ・ダーク
    6 障害の表記と社会モデル
    7 障害児者への差別とは
    8 楠敏雄さんの遺志を引き継ごう
    9 人間の「本源的共同性」に根ざして

    第二章 「共に生きる社会」とは
    1 共感と個の尊重
    2 共生と自立の間
    3 インクルーシブ社会とは何か
    4 「生きる権利」を保障する社会を
    5 生きることの意味
    6 原田正純先生の遺志を引き継いで
    7 「悲しみの山並み」の裾野に立って

    第三章 障害児と共に生きる
    1 子どもとおとなの共生とは
    2 当事者としての子ども
    3 子ども参加と共生
    4 障害児の無力さの意味
    5 「障害児の権利」とは
    6 子どもアドボカシー事務所から学ぶ
    7 コーンウォールアドボカシーから学ぶ
    8 障害児の声が政治を変える

    第四章 「共に生きる教育」とは
    1 共に生きることは渾沌としたこと
    2 ディスアビリティ現象を超えて
    3 インクルーシブ教育とはどういうことか
    4 インクルーシブ教育の光と影
    5 インクルーシブ教育のための合理的配慮とは

    第Ⅱ部 「共に生きる教育」をすべての学校で

    第一章 「分ける教育」はどのように生まれ、どこへ進んでいくのか
    1 「分ける教育」の誕生と完成――養護学校義務化
    2 「分ける教育」の拡張――特別支援教育
    3 「分ける教育」の徹底――「インクルーシブ教育システム」
    4 「分ける教育」はどこに向かうのか

    第二章 「共に生きる教育」をすべての学校で
    1 人間の根源的な願いとしての「共に生きること」
    2 あたりまえの関係を取り戻す
    3 「共に生きる教育」のはじまり
    4 「共に生きる教育」を拒むもの
    5 「共に生きる教育」による学校の変化
    6 教育の変革を求めて
    7 無条件の存在の肯定

    第三章 人権教育としての「共に生きる教育」
    1 インクルーシブ教育の二つの側面
    2 特別支援教育ではなく、共生教育を
    3 人権教育としての共生教育
    4 人権教育の基本的視点

    第四章 教育における質と平等の統一的追求――フィンランドの教育から学ぶもの
    1 フィンランドの教育への関心
    2 フィンランドの教育制度と教育行政
    3 フィンランド教育の特徴
    4 フィンランドの教育から学ぶもの
    5 フィンランドの特別教育
    6 日本への示唆

    おわりに
  • 出版社からのコメント

    「インクルーシブ教育」の名の下に進む分離教育に対し、すべての子どもが一緒に生き、尊厳を認め合う「共に生きる教育」を提起する。
  • 内容紹介

    インクルーシブ教育を取り巻く状況が厳しいなか、今一度、原点に戻って、反差別の視点に立つ「共に生きる教育」の大切さを訴える。

    2014年に日本は障害者権利条約を批准し、条約が求めるインクルーシブ教育の実施は日本政府の義務となった。そこで政府は「インクルーシブ教育システム」なる方針を提示したが、そこでは特別支援教育が必要不可欠なものとされ、「インクルーシブ教育」という名称とは裏腹に、分離教育の原則が維持されている。しかも、「障害の状態や教育的ニーズに応じた指導や支援が必要」として、教室から発達障害とされる子どもたちを析出し、特別支援教室や特別支援学校に送り込む動きが強まり、分離教育が促進されている状況にある。

    これに対して著者は、「共に生きる教育」を提起する。すべての人が一緒に生きることは当たり前で、その当たり前を教育で実現するのが「共に生きる教育」である。障害者が教育において排除・分離されていくのは、その教育が能力主義・競争主義にもとづいているからで、「共に生きる教育」は、この能力主義・競争主義による差別を否定し、すべての子どもたちが共に学ぶなかで、人間の尊厳を認め合い支え合える社会をめざす教育をつくりだしていく。

    図書館選書
    「インクルーシブ教育」の名のもとに分離教育が推し進められる現在の教育状況に対して、すべての子どもたちが一緒に生きるという当たり前を実現して、人間の尊厳を認め合い支え合う社会をめざす「共に生きる教育」を提起する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    堀 正嗣(ホリ マサツグ)
    熊本学園大学社会福祉学部教員、障害児を普通学校へ・全国連絡会世話人、子どもアドボカシー研究会代表
  • 著者について

    堀 正嗣 (ホリ マサツグ)
    熊本学園大学社会福祉学部教員、障害児を普通学校へ・全国連絡会世話人、子どもアドボカシー研究会代表

    主な著書
    栄留里美・鳥海直美・堀正嗣・吉池毅志(2021)『アドボカシーってなに?―施設訪問アドボカシーのはじめかた』解放出版社
    堀正嗣(2021)『障害学は共生社会をつくれるか―人間解放を求める知的実践』明石書店
    堀正嗣(2020)『子どもアドボケイト養成講座―子どもの声を聴き権利を守るために』明石書店
    堀正嗣(2020)『子どもの心の声を聴く―子どもアドボカシー入門』岩波書店

「共に生きる教育」宣言 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:解放出版社 ※出版地:大阪
著者名:堀 正嗣(著)
発行年月日:2022/07/25
ISBN-10:4759220437
ISBN-13:9784759220438
判型:B6
発売社名:解放出版社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:314g
他の解放出版社の書籍を探す

    解放出版社 「共に生きる教育」宣言 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!