格差社会の宗教文化―「民衆」宗教の可能性を再考する [単行本]
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格差社会の宗教文化―「民衆」宗教の可能性を再考する [単行本]

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出版社:風媒社
販売開始日: 2022/06/21
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格差社会の宗教文化―「民衆」宗教の可能性を再考する の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    弱肉強食の論理を助長する新自由主義に対して、いかなるオルタナティブが可能なのか。明治日本の宗教界にあった「侠気」の現代的意味を探り、天理教の事例に「暴力をやわらげる方法」の手がかりを見出すなど、「民衆」宗教と社会の関係をときほぐす。
  • 目次

    はじめに

    ▼ノートⅠ 現代日本におけるグノーシス主義の潮流
    第1章  小説『1Q84』における悪の表象について
    1 はじめに―『1Q84』と悪の表象―
    2 「リトル・ピープル」とは何か
    3 村上春樹とラヴクラフト
    4 グノーシス/実存主義/ラヴクラフト
    5 おわりに―非社会的個人主義と悪の表象―


    ▼ノートⅡ 新自由主義と〈侠気〉―「鬼滅の刃」―
    第2章 明治日本の宗教者とエートスとしての〈侠気〉
    1 問題の所在―「エートス」としての「侠気」 ―
    2 大衆文化における幡随院長兵衛もの
    3 新渡戸稲造の場合
    4 牧口常三郎の場合
    5 結論―新自由主義と「侠気」のゆくえ―


    ▼ノートⅢ 宗教と「暴力のアート」
    第3章 天理教教祖と〈暴力〉の問題系
    1 教祖の幼少期と暴力
    2 天理教と民衆による暴力
    3 力試しの話―教祖による説明―
    4 天理教は暴力を肯定したか?
    5 DVの問題
    6 教団への迫害
    7 現在の天理教―「子ども食堂」の挑戦―


    ▼ノートⅣ 日本の宗教とフェミニズム
    第4章 天理教教祖は強い父の夢を見たか?
        ―日本の宗教界と宗教学の共犯関係―
    1 天理教教祖と家父長制
    2 天理教教祖の改良主義
    3 天理教教祖の夫・善兵衞について
    4 教団初期の女性布教者の事例
    5 天理教と日本の宗教学の共犯関係
    6 天理教と東大宗教学(1)
    7 天理教と東大宗教学(2)
    8 天理教教団とバックラッシュ


    ▼ノートⅤ 天理教と近代日本の家父長制
    第5章 天理教の男性カリスマの研究―関根豊松の事例―
    1 はじめに
    2 稀代のカリスマ
    3 「戦前の男」としての関根豊松
    4 「雛型の道」を踏む
    5 日本舞踊の影響
    6 おわりに


    ▼ノートⅥ 「人たすけたら我が身たすかる」を再考する
    第6章 日本の宗教における信仰治療について
        ―天理教の事例から―
    1 はじめに
    2 天理教教祖と「人たすけたら我が身たすかる」―「手引き」と「ためし」―
    3 「入信即布教」と現代的な自助グループを再考する


    ▼ノートⅦ 認知行動療法ブームへの疑問
    第7章 不安障害の信仰治療について
        ―天理教の事例から―
    1 はじめに―ある天理教信者の信仰体験記―
    2 不安障害と精神科医療
    3 「たすかりたい」から「たすけたい」への転換
    4 薬物療法中心主義の問題点
    5 おわりに―「生活の知恵」の欠落―


    ▼ノートⅧ 修行コースの可能性とアフターケアの必要
    第8章 日本の宗教と「斜めの関係」
        ―天理教と脱ひきこもり―
    1 不登校・ひきこもりと日本の宗教
    2 天理教信者の体験談
    3 「無用者」との「斜めの関係」の重要性
    4 日本アニメにおけるムーミンとスナフキン
    5 日本の宗教界と「斜めの関係」


    おわりに
  • 内容紹介

    弱肉強食の論理を助長する新自由主義に対して、いかなるオルタナティブが可能なのか。明治日本の宗教界にあった「侠気」の現代的意味を探り、天理教の事例に「暴力をやわらげる方法」の手がかりを見出すなど、「民衆」宗教と社会の関係をときほぐす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    熊田 一雄(クマタ カズオ)
    1962年京都市生まれ。東京大学大学院文化人類学専攻博士課程単位取得退学。現在、愛知学院大学文学部宗教文化学科教員
  • 著者について

    熊田一雄 (クマタカズオ)
    1962年京都市生まれ。東京大学大学院文化人類学専攻博士課程単位取得退学。現在、愛知学院大学文学部宗教文化学科教員。
    単著に『男らしさという病?―ポップ・カルチャーの新・男性学』(風媒社、2005年)。

格差社会の宗教文化―「民衆」宗教の可能性を再考する の商品スペック

商品仕様
出版社名:風媒社 ※出版地:名古屋
著者名:熊田 一雄(著)
発行年月日:2022/06/30
ISBN-10:4833111454
ISBN-13:9784833111454
判型:B6
発売社名:風媒社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:188ページ
縦:19cm
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