創られたサン=キュロット―革命期パリへの眼差し(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]
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創られたサン=キュロット―革命期パリへの眼差し(叢書・ウニベルシタス) [全集叢書]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2022/07/25
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創られたサン=キュロット―革命期パリへの眼差し(叢書・ウニベルシタス) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    革命的暴力の現象学。貴族やブルジョワのキュロット(半ズボン)を穿かない庶民がフランス革命の推進力となり、その象徴的なイメージが街頭に姿を現す。前もって規定された運動体ではなく、行動の中で創り出された運動体として、サン=キュロットはパリの民衆が政治的経験によって複雑に変容した結果である。激変する世界の中で、多様な社会的当事者たちは如何にして新たなアイデンティティを見出すのか。
  • 目次

    序文  ダニエル・ロシュ(コレージュ・ド・フランス教授)

    序章

    第一章 サン゠キュロット──歴史と歴史記述との間で
      1 この五〇年間の歴史記述
      2 サン゠キュロットとは何なのか?
      3 社会的境遇と政治意識

    第二章 サン゠キュロットとジャコバン派──政治的前衛勢力、革命的ミリタン、そして人民大衆
      1 サン゠キュロットという観念──理念型とステレオタイプとの間で
      2 行動中のサン゠キュロット
      3 革命的ミリタンなのか、それとも「革命の中のタルチュフ」なのか?

    第三章 フランス革命期の知識人
      1 「知的ボヘミアン」とサン゠キュロット
      2 パリ天文台におけるフランス革命
      3 転倒した世界
      4 エピローグ

    第四章 革命的暴力の現象学──パリの事例をめぐる考察
      1 前例
      2 暴力の浸透
      3 暴力と急進的立場
      4 暴力正統化の諸形態

    訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    貴族の象徴であるキュロット(半ズボン)を穿かない庶民がフランス革命の街路に姿を現した。革命的暴力の力学と現象学を提示する。
  • 内容紹介

    貴族やブルジョワのキュロット(半ズボン)を穿かない庶民がフランス革命の推進力となり、その象徴的なイメージが街頭に姿を現す。前もって規定された運動体ではなく、行動の中で創り出された運動体として、サン=キュロットはパリの民衆が政治的経験によって複雑に変容した結果である。激変する世界の中で、多様な社会的当事者たちは如何にして新たなアイデンティティを見出すのか。革命的暴力の力学と現象学を提示する。

    図書館選書
    貴族の象徴であるキュロット(半ズボン)を穿かない庶民がフランス革命の街路に姿を現す。民衆の抵抗運動の歴史的分析から革命的暴力の力学と現象学を提示。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ブルスティン,アイム(ブルスティン,アイム/Burstin,Haim)
    1951年ミラノ生まれ。ミラノ・ジョヴァンニ・ベルシェ高校からミラノ大学へ。大学入学前から学生運動に関与。その後70年代初めにパリ第一パンテオン=ソルボンヌ大学に留学し、フランス革命史講座教授A・ソブールの指導の下で課程博士論文『革命期のフォブール・サン=マルセル。経済構造と社会構成』。シエーナ大学を経て、クラノ大学人間科学部教授を務めた

    田中 正人(タナカ マサト)
    1944年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程満期終了。愛知県立大学外国語学部(フランス学科)教授を経て、愛知大学法学部教授。愛知大学名誉教授
  • 著者について

    アイム・ブルスティン (ブルスティン アイム)
    (Haim Burstin)
    1951年ミラノ生まれ。ミラノ・ジョヴァンニ・ベルシェ高校からミラノ大学へ。大学入学前から学生運動に関与。その後70年代初めにパリ第一パンテオン゠ソルボンヌ大学に留学し、フランス革命史講座教授A・ソブールの指導の下で課程博士論文『革命期のフォブール・サン゠マルセル。経済構造と社会構成』。シエーナ大学を経て、ミラノ大学人間科学部教授を務めた。その間に、パリ第1大学フランス革命史講座教授M・ヴォヴェルの指導を受けつつ、99年に国家博士論文を提出し、後にこれを『活動中のフランス革命──フォブール・サン゠マルセル(1789~1794年)』(Une Révolution à l’œuvre : le faubourg Saint-Marcel (1789-1794), Champ Vallon, 2005)として刊行した。また、『フランス革命史年報』、『近現代史雑誌』などフランスの学術誌や、イタリアの学術雑誌にも多数寄稿している。

    田中 正人 (タナカ マサト)
    1944年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士課程満期終了。愛知県立大学外国語学部(フランス学科)教授を経て、愛知大学法学部教授。愛知大学名誉教授。著書に、『1848 国家装置と民衆』(共著、ミネルヴァ書房、1985年)、『規範としての文化』(共著、平凡社,1990年)、『世界史大系 フランス史3』(共著、山川出版社、1995年)、訳書に、レモン『フランス 政治の変容』(共訳、ユニテ、1995年)、シアパ『革命家グラッキュス・バブーフ伝』(彩流社、2019年)、ブォナローティ『平等をめざす、バブーフの陰謀』(法政大学出版局、2020年)、シアパ『革命家ブォナローティ伝』(彩流社、2021年)、など。

創られたサン=キュロット―革命期パリへの眼差し(叢書・ウニベルシタス) の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:アイム ブルスティン(著)/田中 正人(訳)
発行年月日:2022/07/28
ISBN-10:4588011456
ISBN-13:9784588011450
判型:B6
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:全集叢書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:272ページ
縦:19cm
その他: 原書名: L'INVENTION DU SANS-CULOTTE.Regard sur le Paris r´evolutionnaire〈Burstin,Haim〉
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