能動的推論―心、脳、行動の自由エネルギー原理 [単行本]
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能動的推論―心、脳、行動の自由エネルギー原理 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2022/07/19
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能動的推論―心、脳、行動の自由エネルギー原理 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヒトにおける知覚、認知、運動、思考、意識…それぞれの仕組みの解明に向けた研究が進む中、それらをたった1つの原理で説明する画期的な理論が世界的に大きな注目を集めている。―著者の一人、神経科学者フリストンが提起した「自由エネルギー原理」である。本書ではこの原理の意義を強調しながら、我々が生きる世界についての不確実性を解消する「能動的推論」を解く。認知的現象を統一的に説明した、今までにない新たなモデルを提供する書。
  • 目次

    序 文
    凡 例


     第Ⅰ部

    1 序 章
      1.1 はじめに
      1.2 生物はどのようにして生存し,適応的に行動するのか?
      1.3 能動的推論:第一原理から行動を考える
      1.4 本書の構成
      1.5 まとめ

    2 能動的推論への常道
      2.1 はじめに
      2.2 推論としての知覚
      2.3 生物の推論と最適性
      2.4 推論としての行為
      2.5 モデルと世界の間のずれを最小化する
      2.6 変分自由エネルギーの最小化
      2.7 期待自由エネルギーと推論としての行動計画
      2.8 期待自由エネルギーとは何か
      2.9 常道の終わりに
      2.10 まとめ

    3 能動的推論への王道
      3.1 はじめに
      3.2 マルコフ・ブランケット
      3.3 サプライズの最小化と自己証明
      3.4 推論,認知,および確率的ダイナミクスの関係
      3.5 能動的推論:行動と認知を理解するための新しい基盤
      3.6 モデル,ポリシー,および軌道
      3.7 能動的推論のもとでのエナクティブ理論,サイバネティクス理論,予測理論の統合
      3.8 能動的推論:生命の誕生から主体性まで
      3.9 まとめ

    4 能動的推論の生成モデル
      4.1 はじめに
      4.2 ベイズ推論から自由エネルギーまで
      4.3 生成モデル
      4.4 離散時間の能動的推論
      4.5 連続時間の能動的推論
      4.6 まとめ

    5 メッセージパッシングと神経生物学
      5.1 はじめに
      5.2 微小回路とメッセージ
      5.3 運動指令
      5.4 皮質下構造
      5.5 神経修飾と学習
      5.6 連続的な階層と離散的な階層
      5.7 まとめ


     第Ⅱ部

    6 能動的推論モデルを設計するためのレシピ
      6.1 はじめに
      6.2 能動的推論モデルの設計:4段階のレシピ
      6.3 どんなシステムをモデリングしているのか?
      6.4 生成モデルの最も適切な形とは
      6.5 どのように生成モデルを設定するか?
      6.6 生成プロセスの設定
      6.7 能動的推論を用いたデータのシミュレーション,可視化,分析,フィッティング
      6.8 まとめ

    7 離散時間の能動的推論
      7.1 はじめに
      7.2 知覚処理
      7.3 推論としての意思決定と行動計画
      7.4 情報探索
      7.5 学習と新規性
      7.6 階層的推論または深い推論
      7.7 まとめ

    8 連続時間の能動的推論
      8.1 はじめに
      8.2 運動制御
      8.3 ダイナミカルシステム
      8.4 一般化同期
      8.5 ハイブリッド(離散および連続)モデル
      8.6 まとめ

    9 モデルベースのデータ分析
      9.1 はじめに
      9.2 メタベイズ法
      9.3 変分ラプラス法
      9.4 パラメトリック経験ベイズ法(PEB)
      9.5 モデルベースの解析手順
      9.6 生成モデルの例
      9.7 誤推論のモデル
      9.8 まとめ

    10 感覚状態に反応する行動の統一理論としての能動的推論
      10.1 はじめに
      10.2 これまでのまとめ
      10.3 点をつなぐ:能動的推論の統合的視点
      10.4 予測する脳,予測する心,そして予測処理
      10.5 知 覚
      10.6 行為の制御
      10.7 効用と意思決定
      10.8 行動と限定合理性
      10.9 感情価,情動,モチベーション
      10.10 ホメオスタシス,アロスタシス,内受容処理
      10.11 注意,顕著性,認識的ダイナミクス
      10.12 規則学習,因果推論,および高速の般化
      10.13 能動的推論と他の分野:未解決の問題
      10.14 まとめ


    補遺A-数学的背景
      A.1 はじめに
      A.2 線形代数
      A.3 テイラー級数近似
      A.4 変分法
      A.5 確率的ダイナミクス

    補遺B-能動的推論の方程式
      B.1 はじめに
      B.2 マルコフ決定過程
      B.3 (能動的)一般化フィルタリング

    補遺C-注釈付きMatlabコードの例
      C.1 はじめに
      C.2 予備知識
      C.3 尤 度
      C.4 遷移確率
      C.5 事前選好と初期状態
      C.6 ポリシー空間
      C.7 まとめよう
      C.8 シミュレーションとプロッティング

    注 記
    引用文献
    訳者あとがき
    索 引
  • 出版社からのコメント

    「自由エネルギー原理」の意義を強調しながら、世界についての不確実性を解決する「能動的推論」を解く
  • 内容紹介

    ヒトにおける知覚、認知、運動、思考、意識…それぞれの仕組みの解明に向けた研究が進む中、それらをたった1つの原理で説明する画期的な理論が世界的に大きな注目を集めている。
    ――著者の一人、神経科学者フリストンが提起した「自由エネルギー原理」である。本書ではこの原理の意義を強調しながら、我々が生きる世界についての不確実性を解消する「能動的推論」を解く。認知的現象を統一的に説明した、今までにない新たなモデルを提供する書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    パー,トーマス(パー,トーマス/Parr,Thomas)
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のクイーン・スクエア神経学研究所のウェルカムセンター・フォー・ヒューマン・ニューロイメージングの名誉研究員であり、バーミンガム大学病院の臨床医でもある。2019年にユニバーシティ・カレッジ・ロンドンでフリストン教授の下、博士号を取得した新進気鋭の研究者である。博士論文の題目は、「能動的推論の計算論的神経学」であった

    ペッツーロ,ジョバンニ(ペッツーロ,ジョバンニ/Pezzulo,Giovanni)
    ローマのイタリア学術研究会議認知科学技術研究所(ISTC‐CNR)の研究員。科学哲学の学位(ピサ大学)と認知心理学の博士号(ローマ・ラ・サピエンツァ大学)を取得している

    フリストン,カール(フリストン,カール/Friston,Karl J.)
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の神経科学の教授で、クイーン・スクエア神経学研究所のウェルカムセンター・フォー・ヒューマン・ニューロイメージングの科学ディレクタ。1999年医学アカデミー・フェロー、2003年ミネルヴァ・ゴールデン・ブレイン賞を受賞、2006年英国王立協会フェロー、2008年コレージュ・ド・フランス・メダルを受賞、2011年生物学会フェロー

    乾 敏郎(イヌイ トシオ)
    京都大学大学院文学研究科、情報学研究科教授、追手門学院大学心理学部教授などを経て、追手門学院大学特別顧問、金沢工業大学客員教授、関西大学客員教授、京都大学名誉教授、追手門学院大学名誉教授、日本認知科学会フェロー、日本神経心理学会名誉会員、日本高次脳機能障害学会特別会員、日本発達神経科学学会理事、電子情報通信学会HCGアドバイザー。文学博士、工学修士。専門領域は、認知神経科学、認知科学、計算論的神経科学、発達神経科学
  • 著者について

    トーマス・パー (Thomas Parr)
    2022年7月現在
    ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のクイーン・スクエア神経学研究所のウェルカムセンター・フォー・ヒューマン・ニューロイメージングの名誉研究員であり,バーミンガム大学病院の臨床医

    ジョバンニ・ペッツーロ (Giovanni Pezzulo)
    2022年7月現在
    イタリア学術研究会議認知科学技術研究所(ISTC-CNR)研究員

    カール・フリストン (Karl J. Friston)
    2022年7月現在
    ニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の神経科学の教授で,クイーン・スクエア神経学研究所のウェルカムセンター・フォー・ヒューマン・ニューロイメージングの科学ディレクタ

    乾 敏郎 (イヌイ トシオ)
    2023年11月現在
    京都大学名誉教授,金沢工業大学客員教授,関西大学客員教授

能動的推論―心、脳、行動の自由エネルギー原理 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:トーマス パー(著)/ジョバンニ ペッツーロ(著)/カール フリストン(著)/乾 敏郎(訳)
発行年月日:2022/07/30
ISBN-10:4623094413
ISBN-13:9784623094417
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:情報科学
言語:日本語
ページ数:339ページ
縦:21cm
その他: 原書名: ACTIVE INFERENCE:The Free Energy Principle in Mind,Brain,and Behavior〈Parr,Thomas;Pezzulo,Giovanni;Friston,Karl J.〉
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