持続可能性―みんなが知っておくべきこと [単行本]
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持続可能性―みんなが知っておくべきこと [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2022/07/30
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持続可能性―みんなが知っておくべきこと [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    世界的アジェンダSDGsの核心、Sustainability概念の基本から、議論の全容を統合的に見る哲学的視点まで。Q&Aでつかむサステナビリティ。ビジネス、エコロジー、ガバナンス、社会正義と倫理…。さまざまな角度からの問いと答えを収録。この1冊で持続可能性をめぐる議論の背景と全容を体系的に掴む!
  • 目次

    謝 辞
    凡 例

    第1章 持続可能性とは何か
     持続可能性とは何か
     あらゆることが相互に結びついているなら、まずどこから始めるのがよいのか
     持続可能性は環境だけに関わることなのか
     持続可能性は主に気候変動に関わることなのか
     持続可能性は経済・社会・環境における進歩が合わさったものなのか
     持続可能性は善いことのみに関わるのか
     持続可能性の追求は社会運動なのか
     持続可能性の追求は経済成長と対立するのか
     持続可能性の追求は政治的なアジェンダなのか
     持続可能性はそもそも確保できるものなのか
     持続可能性の考え方はどこからきたのか
     持続可能性の考え方は時代とともに変わってきたのか
     レジリエンスとは何か
     持続可能性とレジリエンスの違いはどこにあるのか
     持続可能性はなぜ流行っているのか 流行ることのメリットは何か
     持続可能性の追求は個人の義務か、それとも社会の義務か
     この本はどう使ったらいいのか

    第2章 持続可能性とビジネス
     どうしてビジネスの話から始めるのか
     儲かるとはどういうことか
     なぜビジネスでは利益の観点から持続可能性を考えるのか
     すべてのビジネスが持続可能性を追求しているのか
     ビジネスマネージャーは持続可能性についてどのように考えているのか
     ビジネスの持続可能性は経済全体とどのように関係しているのか
     単純に儲けることを超えて、持続可能性はビジネスにどのような変化をもたらしたのか
     社会関係資本とは何か
     社会関係資本は持続可能性とどのように関係しているのか
     社会関係資本は環境とどのように関係しているのか
     トリプルボトムラインとは何か
     グリーンウォッシュとは何か
     企業が社会的責任を果たせないことがあるのはどうしてなのか
     社会正義はビジネスの持続可能性とどのように関係しているのか
     ビジネスは環境にどのように依存しているのか
     ビジネスはどのようにして環境に影響を及ぼすのか
     覚えておいてほしいメッセージは何かあるか

    第3章 持続可能性と生態学
     生態学とは何か
     生態学者はどのように持続可能性にアプローチするのか
     生態系とは何か
     栄養循環とは何か
     ストックとフローとは何か
     フィードバックとは何か
     個体群生態学とは何か
     生態学における捕食者─被食者の関係はどういうものなのか
     捕食者─被食者のフィードバックはどのように生態系を形成するのか
     レジリエンスとは何か
     生態系の持続可能性はどのように脅かされるのか
     生態学の原理はグローバルな生態系への脅威を特定するためににどう応用されるのか
     生物多様性とは何か
     気候変動はプラネタリー・バウンダリーにどう影響するのか
     応用生態学とは何か
     持続生産量とは何か
     持続可能性は生態学において異論の多い考え方なのか

    第4章 持続可能性と環境質
     環境質とは何か
     環境質は持続可能性にどう影響するのか
     環境質と生態系にはどんな違いがあるのか
     生態系サービスとは何か
     汚染とは何か
     資源の枯渇とは何か
     環境質はどのように保護できるのか
     環境指標とは何か
     淡水質の指標は何を知らせてくれるのか
     外気質はどのように評価されるのか
     指標は気候変動について何を知らせてくれるのか
     なぜ海水温が監視されているのか
     土地利用の変化を監視することで、環境について何がわかるのか
     廃棄物発生量に関する指標は持続可能性について何を明らかにするのか
     ライフサイクルアセスメントとは何か
     環境指標は論争の火種か
     持続可能性は人々が環境質を理解し保護するあり方を変えるのか 

    第5章 持続可能な発展
     持続可能な発展とは何か
     発展とは何か
     福祉とは何か
     資本とは何か
     何が発展の持続可能性を制限しているのか
     経済成長とは何か
     富と貧困は福祉と経済成長にどう関係しているのか
     グローバルな発展とは何か
     持続可能な発展はどうしたら地球規模で達成できるのか
     資本の形態とは何か
     自然資本とは何か
     弱い持続可能性と強い持続可能性とは何か
     GDPは持続可能性の指標としてどこがまずいのか
     真の進歩指標とは何か
     持続可能な発展は持続可能性と完全に同じものなのか 

    第6章 持続可能性と社会正義
     正義とは何か
     社会正義とは何か
     社会正義は政治とどんな関係があるのか
     環境正義とは何か
     環境正義は持続可能性とどんな関係があるのか
     食の正義は持続可能性とどのように関連しているのか
     食の主権とは何か
     どうして気候正義が持続可能性の問題になるのか
     社会正義は持続可能性とどのように関係しているのか
     社会正義はリベラル派や反資本主義的政治と本質的に結びついているのか
     社会の持続可能性とは何か
     持続可能性は社会的不正義に対抗する手段となるのか
     持続可能性と社会正義の間に対立や矛盾はあるのか
     環境の持続可能性追求には社会正義への取り組みが必要か
     持続可能性の追求は社会正義についての共通理解を必要とするのか

    第7章 持続可能なガバナンス
     なぜ政府を話題にしなければならないのか
     政府は持続可能性を高めるために何ができるのか
     ガバナンスとは何か
     持続可能なガバナンスとは何か
     持続可能なガバナンスの指標はあるか
     規格とは何か それはどのようなかたちで協調的ガバナンスの一部となっているのか
     規格はどのように持続可能性のためのガバナンスを強化するのか
     非政府組織(NGO)は他にどのような仕方で持続可能性のためのガバナンスに貢献しているか
     持続可能性のためのガバナンスにおける政府の役割は何か
     なぜ政府は失敗するのか
     なぜ多くの政府がこんなに苦労しているのか
     政府の苦労を示す指標はあるのか
     官民協働のガバナンスは有用か
     気候変動はガバナンスの持続可能性をどのように脅かすのか
     パンデミックはガバナンスの持続可能性をどのように脅かすのか
     覚えておいてほしいことは何か

    第8章 科学、教育、宗教、芸術における持続可能性
     どうして科学、教育、宗教、芸術の持続可能性を検討するのか
     科学、教育、宗教、芸術はどのように持続可能性向上に取り組んでいるのか
     サステナビリティ学とは何か
     サステナビリティ学は応用科学とどう違うのか
     厄介な問題とは何か
     学際的科学とは何か
     複雑系科学とは何か
     人間と自然の結合システムとは何か
     参加型研究とは何か
     持続可能性は科学にとって厄介な問題か
     サステナビリティ教育とは何か
     学校はサステナビリティ教育にどのように取り組んでいるのか
     成人のサステナビリティ教育にはどのようなものがあるのか
     持続可能性の考え方はどのように宗教に取り入れられているのか
     持続可能性を向上させるために宗教団体は何をしているのか
     芸術は持続可能性とどのように関係しているのか
     持続可能な建築とは何か
     視覚芸術は持続可能性向上のためにどのようなことを実践しているのか
     他の芸術も持続可能性向上のために何らかの取り組みをしているのか
     他にも持続可能性をテーマにしている芸術はあるのか
     宗教と芸術は持続可能性の追求に役立つのか 

    第9章 持続可能性──みんなが問うべきこと
     持続可能性を向上させるために何かできることはあるのか
     練習のために小さく始めてみたらどうか
     日々の活動の持続可能性を評価する簡単なガイドラインはあるのか
     消費を減らすために何ができるのか
     効率的な製品はどのようにして持続可能性に影響を与えるのか
     消費者の購入がレジリエンスの強化に結びつくようなことはあるのか
     個人の消費の選択は持続可能性に本当に影響を与えられるのか
     グリーンウォッシュについて心配したほうがよいだろうか
     リサイクルしたほうがよいのか 何をリサイクルするのか
     他の選択肢についてはどう考えるのか
     なぜ持続可能性に無頓着な人がいるのか
     責任ある消費者になることを超えて、さらに何ができるのか
     持続可能性は一時的な流行にすぎないのか
     持続可能性に関する問題の複雑さを前にして、私たちは諦めることしかできないのか

    原 注
    訳者あとがき
    読書案内
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    世界的アジェンダSDGsの核心、Sustainability概念の基本から議論全容を統合的にみる哲学的視点までを網羅する。

    ビジネス、社会正義と倫理、ガバナンス、宗教……さまざまな角度から繰り出される持続可能性をめぐる問いに環境倫理学、技術哲学の代表的な研究者が答える。そのプロセスを追うなかでSustainabilityの概念とその核心を体系的に考えることができるように構成された1冊。表層的な知識にとどまらぬ本質的な議論のために。【原著】Paul B. Thompson and Patricia E. Norris, Sustainability: What everyone needs to know(Oxford University Press, 2021)
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    トンプソン,ポール・B.(トンプソン,ポールB./Thompson,Paul B.)
    ミシガン州立大学哲学科および農学食品資源経済学部、コミュニティ・サステナビリティ学部教授。農業におけるバイオテクノロジーや食に関する倫理学・哲学的な考察を行っている。「From Field to Fork:Food Ethics for Everyone」(2015)(太田和彦訳『食農倫理学の長い旅:“食べる”のどこに倫理はあるのか』勁草書房、2021年)は、北米社会哲学協会が選出する2015年の「今年の1冊」となった。2017年にWilliam J.Beal賞を受賞

    ノリス,パトリシア・E.(ノリス,パトリシアE./Norris,Patricia E.)
    ミシガン州立大学元教授。専門は農業経済学。土壌保全、水質、地下水管理、湿地政策、土地市場、土地利用紛争、農地保全の問題について研究を行う傍ら、政府機関の天然資源政策にも関わった経験を持つ

    寺本 剛(テラモト ツヨシ)
    中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。現在、中央大学理工学部教授
  • 著者について

    ポール・B・トンプソン (ポール トンプソン)
    ポール・B・トンプソン(Paul B. Thompson)
    ミシガン州立大学哲学科および農学食品資源経済学部、コミュニティ・サステナビリティ学部教授。農業におけるバイオテクノロジーや食に関する倫理学・哲学的な考察を行っている。From Field to Fork: Food Ethics for Everyone(2015)(太田和彦訳『食農倫理学の長い旅:〈食べる〉のどこに倫理はあるのか』勁草書房、2021年)は、北米社会哲学協会が選出する2015年の「今年の1冊」となった。2017年にWilliam J. Beal賞を受賞。


    パトリシア・E・ノリス (パトリシア ノリス)
    パトリシア・E・ノリス(Patricia E. Norris)
    ミシガン州立大学元教授。専門は農業経済学。土壌保全、水質、地下水管理、湿地政策、土地市場、土地利用紛争、農地保全の問題について研究を行う傍ら、政府機関の天然資源政策にも関わった経験を持つ。著書にAchieving Nutrient and Sediment Reduction Goals in the Chesapeake Bay(National Academies Press, 2011)ほか。


    寺本 剛 (テラモト ツヨシ)
    寺本 剛(てらもと つよし)
    中央大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(哲学)。現在、中央大学理工学部教授。主著に、『環境倫理学(3STEPシリーズ)』(吉永明弘共編、昭和堂、2020年)、『未来の環境倫理学』(吉永明弘・福永真弓編著、第3章「放射性廃棄物と世代間倫理」、勁草書房、2018年)、訳書にK.シュレーダー=フレチェット『環境正義:平等とデモクラシーの倫理学』(奥田太郎・寺本剛・吉永明弘監訳、勁草書房、2022年)がある。

持続可能性―みんなが知っておくべきこと [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:ポール・B. トンプソン(著)/パトリシア・E. ノリス(著)/寺本 剛(訳)
発行年月日:2022/07/25
ISBN-10:4326603526
ISBN-13:9784326603527
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:21cm
その他: 原書名: SUSTAINABILITY:WHAT EVERYONE NEEDS TO KNOW〈Thompson,Paul B.;Norris,Patricia E.〉
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