テレビ番組制作会社のリアリティ―つくり手たちの声と放送の現在 [単行本]
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テレビ番組制作会社のリアリティ―つくり手たちの声と放送の現在 [単行本]

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出版社:大月書店
販売開始日: 2022/08/24
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テレビ番組制作会社のリアリティ―つくり手たちの声と放送の現在 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    関係者へのインタビューを軸に、不可視化されてきた現場の実態に迫る。テレビ局との序列構造、視聴率至上主義、「工場」と化す制作の現場、そのなかで「やりがい」を追求する制作者たち…浮かび上がる放送の現在と課題。
  • 目次

    序章 本研究のねらい――番組制作会社から考える日本のテレビ(林香里)
    1 不可視化されてきた「番組制作会社」
    2 「番組制作会社」の定義
    3 番組制作会社が注目される背景
    4 本調査の問いとポリティカル・エコノミーの視座
    5 番組制作会社研究の困難

    第1章 制作会社の誕生と展開――テレビ制作の現場で(国広陽子・北出真紀恵)
    1-1制作会社の誕生――一致した経営者とクリエイターたちの利害
    1 テレビ放送の開始と番組制作体制――混成チームの現場スタッフで出発
    2 労使対立と番組制作――労働者としての番組のつくり手の葛藤
    3 番組制作会社の誕生――安定的番組供給と経営合理化を背景に
    1-2 制作会社の展開――デジタル技術革新と視聴率至上主義、規制緩和のその先に
    1 デジタル技術革新と「放送と通信の融合」をめぐって――「ニューメディア時代」と〝多チャンネル〟への夢
    2 「編成主導体制」の制作現場と「視聴率至上主義」のまん延――「編成主導体制」の登場
    3 景気の低迷と「労働市場」の規制緩和
    4 テレビ業界再編のうねりのなかで

    第2章 制作現場の日常風景(石山玲子・花野泰子)
    2-1 アシスタント・ディレクター(AD)の日常
    1 あやかさんのある1日
    2 番組制作のやりがいと特権
    3 意外に多い雑用とデスクワーク
    4 職場の人間関係
    5 道半ばの働き方改革
    2-2 番組制作会社に所属するディレクターたち
    1 ディレクター、だいきさんのある1日
    2 制作作業から得られる充実感
    3 制作者としての辛さ
    4 意思疎通の大切さ
    5 働き方改革のしわ寄せ
    2-3 プロデューサーは中間管理職
    1 多忙な「営業兼マネージャー」
    2 「部分業務委託」という不条理
    3 後継育成の楽しみと限界
    4 局系列会社は天下り先、独立系も局依存の番組制作
    5 若手が育たない働き方改革とデジタル化技術の功罪
    2-4 職人として生き残るベテラン・フリー・ディレクターたち
    1 仕事と趣味が両立する仕事
    2 滞る若手育成
    3 中堅世代の空洞化
    2-5 小括

    第3章 番組制作者たちの軌跡と仕事への意識(小室広佐子・林怡蕿)
    3-1一直線ではないキャリアパス
    1 広い門戸と口づての入職
    2 十人十色のキャリアの築き方
    3-2 働く人の意識
    1 制作会社は放送局の「植民地」
    2 視聴率至上主義のもとで
    3 仕事場と所属先のズレ
    4 立ちはだかる見えない壁
    5 低賃金と格差への不満
    6 報酬は達成感と臨場感
    3-3「プロの制作者」への道のり
    1 職業人教育
    2 「昇格」のルートと壁、そして将来の展望
    3 番組は誰のために
    3-4 小括

    第4章 「地方」の制作者たちの日常風景とキャリア(北出真紀恵)
    4-1 地方における制作会社の経営状況
    1 番組制作におけるクライアント(地方局)の位置づけ
    2 地方制作会社の経済環境の変化――テレビ全盛期からリーマンショックへ
    4-2 地方ディレクターたちの日常風景
    1 地方ディレクターの制作業務
    2 地方の現場から「東京」をながめてみると
    3 地方における制作者たちのプロ意識
    4 地方の制作会社における課題


    第5章 番組制作現場のジェンダー・アンバランス(国広陽子・花野泰子)
    5-1 番組制作会社のジェンダー構成
    1 放送局のジェンダー構成
    2 番組制作の現場におけるジェンダー構成
    3 女性化するアシスタント・ディレクター職
    5-2 女性たちのキャリア形成に向けて
    1 女性アシスタント・ディレクターの未来――プロデューサーを目指す理由
    2 現役女性プロデューサーたちのキャリア形成過程
    3 女性のキャリア形成を阻む要因
    4 男性たちのワーク・ライフ・バランス志向
    5 番組制作現場ジェンダー・アンバランスのゆくえ

    終章 テレビ番組制作会社と制作者たち――課題と展望(四方由美)
    1 テレビ制作会社のリアリティ
    2 疲弊するテレビ制作現場
    3 番組制作会社と放送倫理
    4 制作会社と制作者の今後
  • 出版社からのコメント

    放送制度の枠外に置かれ「下請け」構造下にあるテレビ番組制作会社。その実態と放送事業の現在を関係者のインタビューを軸に描く。
  • 内容紹介

    テレビ番組制作に欠かせない存在でありながら、放送局の陰に隠れ、放送制度の枠外に置かれてきた番組制作会社。その実態とデジタル化が進展する放送事業の現在を、関係者のインタビューを軸に描き出す、初の本格的研究報告。

    [目次]

    序章 本研究のねらい――番組制作会社から考える日本のテレビ(林香里)
    1 不可視化されてきた「番組制作会社」
    2 「番組制作会社」の定義
    3 番組制作会社が注目される背景
    4 本調査の問いとポリティカル・エコノミーの視座
    5 番組制作会社研究の困難

    第1章 制作会社の誕生と展開――テレビ制作の現場で(国広陽子・北出真紀恵)
    1-1 制作会社の誕生――一致した経営者とクリエイターたちの利害
    1-2 制作会社の展開――デジタル技術革新と視聴率至上主義、規制緩和のその先に


    第2章 制作現場の日常風景(石山玲子・花野泰子)
    2-1 アシスタント・ディレクター(AD)の日常
    2-2 番組制作会社に所属するディレクターたち
    2-3 プロデューサーは中間管理職
    2-4 職人として生き残るベテラン・フリー・ディレクターたち
    2-5 小括

    第3章 番組制作者たちの軌跡と仕事への意識(小室広佐子・林怡蕿)
    3-1 一直線ではないキャリアパス
    3-2 働く人の意識
    3-3「プロの制作者」への道のり
    3-4 小括

    第4章 「地方」の制作者たちの日常風景とキャリア(北出真紀恵)
    4-1 地方における制作会社の経営状況
    4-2 地方ディレクターたちの日常風景

    第5章 番組制作現場のジェンダー・アンバランス(国広陽子・花野泰子)
    5-1 番組制作会社のジェンダー構成
    5-2 女性たちのキャリア形成に向けて

    終章 テレビ番組制作会社と制作者たち――課題と展望(四方由美)
    1 テレビ制作会社のリアリティ
    2 疲弊するテレビ制作現場
    3 番組制作会社と放送倫理
    4 制作会社と制作者の今後

テレビ番組制作会社のリアリティ―つくり手たちの声と放送の現在 の商品スペック

商品仕様
出版社名:大月書店
著者名:林 香里(編)/四方 由美(編)/北出 真紀恵(編)
発行年月日:2022/08/22
ISBN-10:4272331078
ISBN-13:9784272331079
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:322ページ
縦:19cm
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