現代貨幣論と金融経済―現代資本主義における価値・価格および利潤 [単行本]

現代貨幣論と金融経済―現代資本主義における価値・価格および利潤 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  実体経済に対する金融経済の独自的な機能を分析して、バブルや財政ファイナンス等の現代資本主義の病理を解明する。信用、信頼そして信認の貨幣および金融の政治経済学。

• 目次

  はじめに
  　　　第1部　現代貨幣論の基礎
  第1章　呪物性論と価値形態論について
  第2章　計算貨幣概念をめぐる商品貨幣説と貨幣国定説
  第3章　現代貨幣の説明原理
  第4章　現代貨幣の流通根拠
  　　―MMTおよび内生的貨幣論の貨幣把握について―
  　　　第2部　現代資本主義と金融経済
  第5章　現代経済における「流通の水路」の存在と機能
  第6章　信用創造と金融仲介
  　　―内生的貨幣供給論と信用創造について―
  第7章　金融経済と擬制資本
  　　―金融経済の自立的拡大と1929年恐慌―
  第8章　現代資本主義におけるバブル形成メカニズム
  　　―日本の土地・株式バブルと米国の住宅・金融バブルについて―
  　　　第3部　金融経済の機能とその帰結
  第9章　現代資本主義における価格と利潤
  第10章　現代資本主義における金融経済の機能
  　　―独占価格および独占利潤の実現条件と金融経済―
  補論　関係主義的価値理論から抽象的労働説へ

• 内容紹介

  実体経済に対する金融経済の独自的な機能を分析して、バブルや財政ファイナンス等の現代資本主義の病理を解明する 《信用、信頼そして信認の貨幣および金融の政治経済学》。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  飯田 和人(イイダ カズト)
  明治大学名誉教授。１９４８年生まれ。明治大学大学院政治経済学研究科博士課程単位取得退学、博士（経済学）

現代貨幣論と金融経済―現代資本主義における価値・価格および利潤 の商品スペック