法と哲学 第8号 [全集叢書]
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法と哲学 第8号 [全集叢書]

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出版社:信山社
販売開始日: 2022/07/01
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法と哲学 第8号 [全集叢書] の 商品概要

  • 目次

      『法と哲学第8号』

      井上達夫(東京大学名誉教授) 責任編集

    【目  次】

    【巻頭言】 我々は何処へ行くのか(Ⅱ)―ウクライナ戦争の実相と教訓〔井上達夫〕

    ◇特集 COVID-19という問題◇
    〈企画趣旨〉若松良樹

    1 マスクの下で〔若松良樹〕
     Ⅰ 全てはマスクから始まった
     Ⅱ 公共的討論の再構築
     Ⅲ 常識の再検討
     Ⅳ 規制の手法
     Ⅴ おわりに

    2 コロナウイルス禍の中での科学的知識と倫理―合理的な行政的意思決定と理性的自律のための試論〔蔵田伸雄〕
     Ⅰ それは支配と抑圧ではない
     Ⅱ 専門家の知識と科学的不確実性
     Ⅲ 専門家とメディア
     Ⅳ 行政と専門家
     Ⅴ 医療資源の分配
     Ⅵ 「生命か経済か」という問題なのか
     Ⅶ エッセンシャルワーク
     Ⅷ 理性的な自律のために

    3 コロナ禍で見えてきたもの―ニューノーマルと障害者についての哲学的考察〔稲原美苗〕
     はじめに
     Ⅰ コロナ禍と障害者
     Ⅱ コロナ禍の優生思想
     Ⅲ コロナ禍の健康格差
     Ⅳ ニューノーマル(新しい生活様式)と障害
     Ⅴ ニューノーマル下の「従順な身体」とは?
     Ⅵ コロナ禍が浮き彫りにした新自由主義の問題点
     Ⅶ 新自由主義の落とし穴 ~差別と排除~
     Ⅷ コロナ禍のケアリングとケアの倫理
     Ⅸ 結びに代えて―コロナ禍での「ケアの倫理」を使った提言

    4 パターナリズムはそこにあるのか―先延ばし行動の経済モデルで考える〔竹内 幹〕
     Ⅰ コロナ対策とナッジ
     Ⅱ 真の選好と「合理性」のあやうさ
     Ⅲ 経済学における「合理性」
     Ⅳ 顕示選好理論にみる道具としての選好や効用概念
     Ⅴ 時間選好をめぐる「合理性」
     Ⅵ 先延ばし行動の数理モデル
     Ⅶ 合理性や真の選好にまつわる恣意性
     Ⅷ 展  望

    5 感染症対策と権利制約―プライバシー制限の問題を中心に〔米村滋人〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 予備的考察と従来の学説
     Ⅲ 判例の展開と分析
     Ⅳ プライバシーと公衆衛生
     Ⅴ おわりに

    【一般論説】
    1 共和主義的自由の消極的自由への還元可能性について〔福家佑亮〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 消極的自由と積極的自由
     Ⅲ 共和主義的自由の基本構造
     Ⅳ 共和主義的自由の不可能性
     Ⅴ 恣意性テーゼの妥当性
     Ⅵ 結  論

    2 関係論的平等主義の再出発―「分配か社会関係か」を越えて〔阿部崇史・石田 柊・宮本雅也〕
     Ⅰ 序  論
     Ⅱ 実体レベル関係論と正当化レベル関係論との区別
     Ⅲ 関係論的な平等の理念に依拠した正当化
     Ⅳ 正当化レベル関係論から導かれる正義構想の魅力
     結  論

    【書評と応答】
    1 米村幸太郎「「許容できるエゴイズム」を超えて」への応答〔児玉 聡〕
     Ⅰ 「本書の基本的性格」について
     Ⅱ 「法と道徳,そして善行義務」について
     Ⅲ 「喫煙規制」について

    2 民主主義の危機と可能性―宇野重規『民主主義とは何か』をめぐって〔山崎 望〕
     Ⅰ 民主主義の危機?
     Ⅱ 民主主義の多義性
     Ⅲ 民主主義批判の歴史的展開~少数者支配と暴力をめぐって
     Ⅳ 国内政治の次元
     Ⅴ 国際政治の次元
     Ⅵ 市場の次元
     Ⅶ 家族の次元
     Ⅷ オルタナティヴの枯渇と,民主主義の選び直し

    3 法哲学は面白いのか―誰にとって,そして如何に―住吉雅美『あぶない法哲学―常識に盾突く思考のレッスン』(講談社現代新書,2020年)&森村進『法哲学はこんなに面白い』(信山社,2020年)〔山田八千子〕
     Ⅰ はじめに
     Ⅱ 住吉雅美『あぶない法哲学―常識に盾突く思考のレッスン』の面白さについて
     Ⅲ 森村進『法哲学はこんなに面白い』の面白さについて
     Ⅳ 結びに代えて

    執筆者紹介
  • 出版社からのコメント

    本号特集「COVID-19という問題」/巻頭言「我々は何処に行くのか(Ⅱ)ウクライナ戦争の実相と教訓」ほか全10論攷を掲載。
  • 内容紹介

    ◆法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す、研究雑誌。本号は、【特集:COVID-19という問題】として、第一線の執筆陣が一堂に集い、〈面白き学知〉を創発◆
    巻頭言「我々は何処に行くのか(Ⅱ)ウクライナ戦争の実相と教訓」が突きつける、井上からの緊急のメッセージ。特集「COVID-19という問題」は、若松の企画趣旨と5論文(若松、蔵田、稲原、竹内、米村)。一般論説2編(福家、阿部=石田=宮本)、「書評と応答」欄も充実した3編(児玉、山崎、山田)。法と哲学のシナジーによる〈面白き学知〉の創発を目指す。
  • 著者について

    井上 達夫 (イノウエ タツオ)
    東京大学名誉教授

    若松 良樹 (ワカマツ ヨシキ)
    学習院大学法務研究科教授

    蔵田 伸雄 (クラタ ノブオ)
    北海道大学大学院文学研究院教授

    稲原 美苗 (イナハラ ミナエ)
    神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授

    竹内 幹 (タケウチ カン)
    一橋大学大学院経済学研究科准教授

    米村 滋人 (ヨネムラ シゲト)
    東京大学大学院法学政治学研究科教授

    福家 佑亮 (フクヤ ユウスケ)
    京都大学文学部非常勤講師

    阿部 崇史 (アベ タカフミ)
    日本学術振興会特別研究員(PD),早稲田大学政治経済学術院,法政大学市ヶ谷リベラルアーツセンター兼任講師

    石田 柊 (イシダ シュウ)
    大阪大学社会技術共創研究センター特任研究員

    宮本 雅也 (ミヤモト マサヤ)
    日本学術振興会特別研究員(PD),東京大学大学院総合文化研究科

    児玉 聡 (コダマ サトシ)
    京都大学大学院文学研究科教授

    山崎 望 (ヤマザキ ノゾム)
    駒澤大学法学部教授

    山田 八千子 (ヤマダ ヤチコ)
    中央大学大学院法務研究科教授(法哲学・契約法)・弁護士(武谷直人法律事務所)

法と哲学 第8号 [全集叢書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:信山社
著者名:井上達夫(編)/若松良樹(著)/蔵田伸雄(著)
発行年月日:2022/07
ISBN-10:4797298685
ISBN-13:9784797298680
判型:A5
発売社名:信山社出版
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:法律
言語:日本語
ページ数:336ページ
縦:22cm
横:15cm
厚さ:2cm
その他:特集:COVID-19という問題
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