日本鬼文学名作選(創元推理文庫) [文庫]

日本鬼文学名作選(創元推理文庫) [文庫] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  日本史の闇に君臨する美しき“鬼”たちの系譜、とりわけ王朝期に畏怖された、鬼族の王“酒呑童子”と眷属たちの物語は、いまも語り継がれている。そんな鬼たちの伝説を愛してやまない作家・加門七海と霜島ケイによる対談を始め、鬼退治のスペシャリスト“源氏”一統の伝説の書である「剣巻」（『平家物語』より）の現代語訳＋原文などを収めた本書は、“鬼”文学入門書といえよう。

• 内容（「BOOK」データベースより）

  桃太郎（芥川龍之介）；桃太郎輪廻（筒井康隆）；対談　桃太郎なんて嫌いです。（加門七海；霜島ケイ）；鬼の実（霜島ケイ）；鉢の木（加門七海）；大江山異聞　鬼童子（菊地秀行）；酒呑童子（『お伽草子』より）（野坂昭如　訳）；大江山続話（巖谷小波；黒田湖山　共編）；視鬼（高橋克彦）；女と鬼（馬場あき子）；『平家物語』より剣巻（加門七海　現代語訳）（東雅夫　原文翻刻）

• 内容紹介

  日本史の闇に君臨する美しき〈鬼〉たちの系譜
  人に似て人にあらざる妖物の真の魅力を
  余すところなく紹介する鬼文学入門の書
  「剣巻」（『平家物語』より）の現代語訳＋原文を巻末に収録
  
  日本史の闇に君臨する〈鬼〉たちの系譜……とりわけ王朝期に畏怖された、鬼族の王〈酒呑童子〉と眷属たちの物語は、いまも絶えることなく語り継がれている。そんな鬼たちの怖ろしくも哀しい伝説を愛してやまない作家・加門七海と霜島ケイによる対談に始まり、鬼退治のスペシャリスト〈源氏〉一統の伝説の書である『剣巻』（『平家物語』より）の史上初の現代語訳＋原文を巻末に収めた本書は、〈鬼学〉入門のアンソロジーといえよう！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  東 雅夫(ヒガシ マサオ)
  １９５８年神奈川県生まれ。早稲田大学卒。文芸評論家、アンソロジスト。『幻想文学』と『幽』の編集長を歴任。著書に『遠野物語と怪談の時代』（日本推理作家協会賞受賞）ほか多数がある

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