子産みを支えた政策と助産者のケアする力―「母子健康センター事業」全58年の盛衰から [単行本]
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子産みを支えた政策と助産者のケアする力―「母子健康センター事業」全58年の盛衰から [単行本]

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出版社:日本評論社
販売開始日: 2022/08/05
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子産みを支えた政策と助産者のケアする力―「母子健康センター事業」全58年の盛衰から の 商品概要

  • 目次

    第1部 序論――日本の子産みと政策

    第1章本書の目的と意義
     第1節 子産み当事者を支える政策とは
     第2節 本書の意義――当事者にとって良質な子産み・子育て
    環境とは
    第2章日本の子産み・子育て政策――1990~2021年現在00
     第1節 「1.57ショック」からの30余年――4種の法律制定
     第2節 新たな試み――「ネウボラ」と「子育て世代包括支援
    センター」
    第3章「当事者」の暮らしと子産み・子育て00
     第1節 働く・育児休業・子育ての助っ人
     第2節 当事者とこころ・からだ
     第3節 当事者の暮らしと政策

    第2部 全国地方自治体の母子健康センター調査――質問紙調査と現地訪問調査から

    第1章 母子健康センター事業の開始と施設数の増減
     第1節 政策としての母子健康センター事業――700余施設の行方
     第2節 母子健康センター数の減少
    第2章全国55施設質問紙調査――2003年のこと00
     第1節 全国調査のねらいと概況
     第2節 質問紙調査の結果(1)――全国の施設開所年と施設機能
     第3節 質問紙調査の結果(2)――施設運営
     第4節 質問紙調査の結果(3)――運営期間と閉所
     第5節 全国質問紙調査の結果と考察
    第3章母子健康センター「現地訪問調査」から――全国8施設・助産師等13人の語り
     第1節 基礎的自治体8ヵ所と施設で働く13人の助産師等――全8施設のフェイスシート
     第2-1節 「事例1町」母子健康センターの31年間
     第2-2節 事例1町助産師の語り――自宅分娩20年、母子健康センター専任助産師20年の軌跡
     第3-1節 事例2町母子健康センターの33年――1966(昭41)~1999(平11)年
     第3-2節 事例2町助産師の語り
     第4-1節 事例3町母子健康センターの19年間――1968~1987年
     第4-2節 事例3町助産師の語り
     第5-1節 事例4町母子健康センターの28年間
     第5-2節 事例4-1町助産師の語り
     第5-3節 事例4-2助産師の語り
     第6-1節 事例5町母子健康センターの23年間
     第6-2節 事例5町助産師の語り
     第7-1節 事例6町母子健康センターの25年間
     第7-2節 事例6町助産師の概要
     第8-1節 事例7町母子健康センターの25年間
     第8-2節 事例7-1助産師の語り
     第8-3節 事例7-2助産師の語り
     第8-4節 事例7-3助産師の概要
     第8-5節 事例7-3の施設管理人
     第9-1節 事例8町母子健康センターの21年間
     第9-2節 事例8-1助産師の語り
     第9-3節 事例8-2助産師の語り
     第10節 現地訪問8事例調査――結果と考察

    第3部 運営を続ける2つの母子健康センター訪問調査から   

    第1章助産事業を継続する自治体事例――X村の場合
     第1節 調査地と調査対象者の概観
     第2節 医療保健環境
     第3節 X村母子健康センター開所までの経緯
     第4節 母子健康センターの開所
     第5節 母子健康センターの改築と助産師
     第6節 母子健康センターで実施していること――2003年前後のこと
     第7節 まとめ――X村で助産事業はなぜ存続できたのか
    第2章 助産事業を継続する事例――Y町/市の場合
     第1節 調査地と調査対象者概要
     第2節 母子健康センターの開所前
     第3節 母子健康センターの開所
     第4節 Y町/市母子健康センターの運営
     第5節 母子健康センターの存続・改築
     第6節 移築された母子健康センター
     第7節 母子健康センターで実施していること――2003(平15)年前後
     第8節 まとめ――Y町/市で助産事業はなぜ存続したのか
    第3章事業を存続する2つの基礎的自治体の特徴――X村とY町/市の比較から00
     第1節 事業を存続する自治体の特徴
     第2節 移築・改築をめぐる二自治体の共通点・差異点
     第3節 X村のその後――医療法第19条に係る厚生労働省令の壁
    終章 当事者主体の政策   
     第1節 母子健康センターの持続力と存在意義――母子関連施設に重要なこと
     第2節 子産みを支える助産者のこと
     第3節 日本の子産み政策再考
  • 出版社からのコメント

    母子健康センターの58年間を、助産師等当事者の証言を丹念にフォローしながら、その実態を女性当事者の目線に立って総括する。
  • 内容紹介

    新生児・産婦の死亡率対策として1958年に始まった「母子健康センター」は、自治体が助産者(師)を活用して、子産み・子育てを支援する画期的な事業であった。しかし、出産が産科・婦人科病院に大きくシフトしていくにつれ、「母子健康センター」はなし崩し的に衰退していった。政府は、この事業を総括することなく、フィンランドのネウボラ制度に学ぶとしつつ、2016年、「子育て世代包括支援センター」事業に大きく転換した。著者は、2002年時点で「母子健康センター」を存置していた126自治体への質問紙調査を行い、また10の自治体を訪問し、多くの助産者等の当事者から極めて詳細な証言を聴取した。その実態から、こんにち我が国の産婦が置かれている苦境を克服するヒントを見出し、当事者の女性の目線から、「子育て世代包括支援センター」を改良する道筋を提起する。子ども家庭庁の設置に見られるように、少子化対策がますます問われるこんにち、極めて有益な労作である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    中山 まき子(ナカヤマ マキコ)
    1953年長野県生まれ。現在、同志社女子大学・同大学院特任教授(ジェンダー研究、文化人類学、児童学)
  • 著者について

    中山 まき子 (ナカヤマ マキコ)
    同志社女子大学・大学院特任教授

子産みを支えた政策と助産者のケアする力―「母子健康センター事業」全58年の盛衰から の商品スペック

商品仕様
出版社名:日本評論社
著者名:中山 まき子(著)
発行年月日:2022/08/10
ISBN-10:453558771X
ISBN-13:9784535587717
判型:A5
発売社名:日本評論社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:560ページ
縦:21cm
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