「天皇」の原理 新装版 [単行本]

「天皇」の原理 新装版 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  世界に比類のない日本の天皇はいかなる原理によって日本の歴史を動かしてきたのか。神からのぞみの地を約束された民は世界でも日本人とユダヤ人だけ。しかし日本人とユダヤ人は対蹠的な歴史を歩んだ。日本人はのぞみの地にとどまり、ユダヤ人は世界を流浪した。そこにはどのような神の力が働いていたのか。ユダヤ教との比較に始まり、キリスト教、仏教、儒教、イスラム教といった世界宗教の根本理解から日本の天皇を位置づける。世界の奇跡ともいえる天皇の本質を碩学が徹底的に究明した驚愕の書。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  第１章　神に約束された国々
  第２章　個人救済と集団救済
  第３章　予定説と因果律
  第４章　救われる者と救われざる者
  第５章　キリストによる恩恵
  第６章　日本における「法の不在」
  第７章　天皇と日本
  第８章　死と復活の原理

• 出版社からのコメント

  モーセ、キリスト、釈迦、マホメットとの対比から導き出された「天皇」の圧倒的存在。世界に比類なき「天皇」の本質を問う！

• 内容紹介

  天皇はいかにして神になったのか。
  世界宗教の根本理解から天皇の神性が浮かびあがる
  
  　世界に比類のない日本の天皇はいかなる原理によって日本の歴史を動かしてきたのか。
  　神からのぞみの地を約束された民は世界でも日本人とユダヤ人だけ。しかし日本人とユダヤ人は対蹠的な歴史を歩んだ。日本人はのぞみの地にとどまり、ユダヤ人は世界を流浪した。そこにはどのような神の力が働いていたのか。
  　ユダヤ教との比較に始まり、キリスト教、仏教、儒教、イスラム教といった世界宗教の根本理解から日本の天皇を位置づける。
  　さらに、キリスト教の「予定説」（プリディスティネーション）の原理から天皇の神勅的正統性を導きだし、そしてイエス・キリストの復活と三度にわたる天皇の復活が同型（アイソモルフィック）であることから天皇という神の原理を抽出する。
  　時代に隔絶した大天才の碩学が、世界の奇跡ともいうべき日本の天皇という存在を徹底的に究明した驚愕の書。
  小室直樹氏の直弟子でもある副島隆彦氏が解説と絶賛推薦！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小室 直樹(コムロ ナオキ)
  １９３２年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒。大阪大学大学院経済学研究科中退、東京大学大学院法学政治学研究科修了。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学に留学。１９７２年、東京大学から法学博士号を授与される。２０１０年没

• 著者について

  小室直樹 (コムロナオキ)
  1932年、東京生まれ。京都大学理学部数学科卒。大阪大学大学院経済学研究科中退、東京大学大学院法学政治学研究科修了。マサチューセッツ工科大学、ミシガン大学、ハーバード大学に留学。1972年、東京大学から法学博士号を授与される。2010年没。著書は『ソビエト帝国の崩壊』『韓国の悲劇』『日本人のための経済原論』『日本人のための宗教原論』『戦争と国際法を知らない日本人へ』他多数。渡部昇一氏との共著に『自ら国を潰すのか』『封印の昭和史』がある。

「天皇」の原理 新装版 [単行本] の商品スペック