学び続ける力と問題解決―シンキング・レンズ、シンキング・サイクル、そして探究へ [単行本]
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学び続ける力と問題解決―シンキング・レンズ、シンキング・サイクル、そして探究へ [単行本]

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出版社:東洋館出版社
販売開始日: 2022/07/29
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学び続ける力と問題解決―シンキング・レンズ、シンキング・サイクル、そして探究へ の 商品概要

  • 目次

    まえがき

    Ⅰ章 生涯にわたって能動的に学び続ける力を支える問題解決能力
     1 生涯にわたって能動的に学び続ける力
     2 様々な資質・能力の育成の中核をなす「問題解決能力」
     3 学び方としての1人1台端末の活用
     4 学び方としてのクラウドの活用
     5 クラウドによる協働編集機能の活用の重要性
     6 過去の出来事から学ぶ未来への心構え
     7 一人一人の子供を主語にする
     8 個別最適な学びと協働的な学びを引き起こす端末の活用の例

    Ⅱ章 指導技術向上のためのICT活用から,教育方法を支えるICT活用へ
     1 教員によるICT活用
     2 子供によるICT活用
     3 事例から学ぶ教育方法の必要性
     4 春日井市立藤山台小学校6年の久川慶貴級の2021年度の事例

    Ⅲ章 教育方法に対する基礎的な理解
     1 学術的な理論とハウツーの間で
     2 学習目標,学習活動,学習内容
     3 コンピテンシー・ベースの学習指導へ
     4 資質・能力とは何か
     5 学習指導要領における「知識及び技能」
     6 学習指導要領における「思考力,判断力,表現力等」
     7 知識の理解の質
     8 育みたい資質・能力に対応した学習活動へ
     9 資質・能力のイメージと指導法
     10 端末を活用した学習

    Ⅳ章 基本となる学習過程「シンキング・サイクル」
     1 学習過程とは何か
     2 学習指導要領解説における学習過程
     3 生涯にわたって生きて働く学習過程とは何か

    Ⅴ章 基本となる見方・考え方「シンキング・レンズ」
     1 何を道筋に思考をするか?~見方・考え方~
     2 見方・考え方を心から便利と思うために
     3 シンキング・レンズ

    Ⅵ章 シンキング・サイクルの必要感の醸成と適用場面例
     1 授業での必要感の醸成からのシンキング・サイクルの導入
     2 教科等の学習におけるシンキング・サイクルの適用場面
     3 日常におけるシンキング・サイクルの適用場面

    Ⅶ章 子供一人一人が問題解決をする授業づくり~シンキング・サイクル×シンキング・レンズ×ICT~
     1 シンキング・サイクル×シンキング・レンズで問題解決
     2 活用例
     3 シンキング・サイクル内に,さらに小さなシンキング・サイクルを自在に働かせる
     4 シンキング・サイクルを働かせるのは子供自身
     5 授業過程とシンキング・サイクル
     6 子供自身が繰り返し働かせ,鍛えていく
     7 思考ツールとの関係
     8 「考えるための技法」との関係
     9 学習の基盤となる資質・能力や情報活用能力との関係

    終章 これからの資質・能力の育成
     1 学習指導の観点から見た資質・能力の分類と構造
     2 学び方の分類
     3 学び方と教室内で流通する学習情報の総量
     4 シンキング・サイクルの過去,現在,未来
     5 学力向上のみならず,成熟という軸の重要性
  • 内容紹介

    最強の資質・能力とは「学び続ける力」である
    子供たちに育むべきとされる資質・能力は数多く示されています。学習指導要領にある「思考力」「判断力」「表現力」をはじめ,いわゆる「○○力」として,中教審,有識者,OECDなどからも次々と生まれています。 しかし,生涯にわたって能動的に学び続けていけば,あらゆる「○○力」をそのつど身につけていくことができます。 よって,最強の資質・能力とは,自らをアップデートする力,すなわち「学び続ける力」と言うことができるでしょう。
    基本となる学習過程「シンキング・サイクル」
    1人1台端末が整備され,今後の学習においてはICTの活用が大前提となります。 クラウドの特性を十分に生かすことによって,個別最適な学びや協働的な学びが実現し,探究的な学びが加速します。 そこで,これからの時代に対応した学習過程として「シンキング・サイクル」(以下,「TC」)を提案します。すなわち, ●課題の設定→情報の収集→整理・分析→まとめ→説明・発表 の五つのステップです。 「事実→考え」という流れを基本とし,適宜,ふり返りや評価を行っていきます。
    基本となる見方・考え方「シンキング・レンズ」
    学習指導要領のキーワードの一つに「見方・考え方」があります。 「どのような視点で物事を捉え,どのような考え方で思考していくのか」(学習指導要領解説総則編),考えを深めるための手立てになります。 しかし,「その教科等ならではの物事を捉える視点や考え方」(同)ともあるように,各教科等の特性によって「見方・考え方」に関する内容や記述はそれぞれです。「見方」と「考え方」を一体としている教科もあれば,別個のものとしている教科もあります。 そこで,より汎用性が高く,教科を問わない基本的な「見方・考え方」を「シンキング・レンズ」(以下,「TL」)として提案します。すなわち, ・五感:視覚,聴覚,触覚,味覚,嗅覚 ・比較 ・多面的・多角的 の三つです。
    子供一人一人が問題解決をする授業
    それでは,具体的に,TCとTLをどのように授業に取り入れればいいのでしょうか。 TCは「活動の道筋をつけるもの」,TLは「思考の道筋を編み出すもの」と整理してみます。 例えば,何かを調べる活動を行うとします。これはTCでいえば「情報の収集」にあたります。 その際,ただ漠然と観察するのではなく,視覚や聴覚(TLの「五感」)を使ったり,あるいは比べたりすること(TLの「比較」)で,より意識的な観察ができるようになります。 さらに,ICTを利活用したり,ペアやグループで協力し合ったりするなど,学習形態も工夫することで,子供たちの学びはより深いものになっていくことでしょう。
    こんな先生におすすめ
    子供たちに汎用的な問題解決能力を育てたいと思っている先生方,能動的に学び続ける力について考えを深めたい先生方,授業でのより有効なICTの活用方法について知りたい先生方には,特におすすめです。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    高橋 純(タカハシ ジュン)
    東京学芸大学教育学部教授。1972年神奈川県生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了、富山大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。博士(工学)。富山大学人間発達科学部准教授等を経て、現職。中央教育審議会(初等中等教育分科会:2019年~、教員養成部会:2019年~、「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会:2021年~、教員免許更新制小委員会:2021年~、基本問題小委員会:2021~)、文部科学省(GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議:2021年~、GIGAスクール構想下での校務の情報化の在り方についての専門家会議:2021年~、教育データの利活用に関する有識者会議:2020年~、学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議 新しい時代の学校施設検討部会:2021年~)等の委員を歴任。第17回日本教育工学会研究奨励賞受賞。日本教育工学協会会長、日本教育工学会理事、日本教育メディア学会理事など
  • 著者について

    高橋 純 (タカハシジュン)
    東京学芸大学教育学部教授.
    1972年神奈川県生まれ.横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程修了,富山大学大学院理工学研究科博士後期課程修了.博士(工学).富山大学人間発達科学部准教授等を経て,現職.
    中央教育審議会(初等中等教育分科会:2019年~,教員養成部会:2019年~,「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会:2021年~,教員免許更新制小委員会:2021年~,基本問題小委員会:2021~),文部科学省(GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議:2021年~,GIGAスクール構想下での校務の情報化の在り方についての専門家会議:2021年~,教育データの利活用に関する有識者会議:2020年~,学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議 新しい時代の学校施設検討部会:2021年~)等の委員を歴任.第17回日本教育工学会研究奨励賞受賞.日本教育工学協会会長,日本教育工学会理事,日本教育メディア学会理事など.

学び続ける力と問題解決―シンキング・レンズ、シンキング・サイクル、そして探究へ の商品スペック

商品仕様
出版社名:東洋館出版社
著者名:高橋 純(著)
発行年月日:2022/07/29
ISBN-10:4491047529
ISBN-13:9784491047522
判型:A5
発売社名:東洋館出版社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:146ページ
縦:21cm
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