境界 BORDER vol.2 [単行本]
    • 境界 BORDER vol.2 [単行本]

    • ¥1,76053 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003598754

境界 BORDER vol.2 [単行本]

利光はる子(著・文・その他)吉田由美子(著・文・その他)田村謙(著・文・その他)松本憲義(著・文・その他)小泉隆一(著・文・その他)佐藤昭(著・文・その他)甘利和美(著・文・その他)首藤教之(著・文・その他)安木由美子(著・文・その他)工藤尚廣(編集)
価格:¥1,760(税込)
ゴールドポイント:53 ゴールドポイント(3%還元)(¥53相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月3日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:ユニコ舎
販売開始日: 2022/08/30
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

境界 BORDER vol.2 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    目次
    はじめに
    忘れられない“むーちゃん”の笑顔 利光はる子
    空襲が奪った家族の時間を求めて 吉田由美子
    異邦人としての人生行路 田村謙
    私を支えた予科練精神と海軍五省 松本憲義
    挙国一致に尽くした少年時代 小泉隆一
    人生を貫いたエンジニアの矜持 佐藤昭
    信じ込まされた「神国日本」 甘利和美
    描いた飛行機は平和な大空へ 首藤教之
    あとがき
    時代背景
  • 内容紹介

    「大東亜戦争の記憶」を綴る手記集、待望の第2集。

    「境界」シリーズは、国家同士における相容れぬナショナリズムの境界、その諍いから生じた生と死を分けた境界、戦前・戦中・戦後という時代の境界を赤裸々に綴る戦争体験者の手記集です。終わりの見えないロシアによるウクライナ侵攻が続く中、必読の一冊です。戦争を体験した人が希求する真の平和へのメッセージが綴られています。

    東京大空襲で家族と死に別れた利光はる子さん、戦災孤児として壮絶な運命を背負った吉田由美子さん、満州で生まれ異邦人のような人生を歩んだ田村謙さん、予科練精神でその後の人生を切り拓いてきた松本憲義さん、少年時代を挙国一致の勤労奉仕に尽くした小泉隆一さん、飛行機整備士としての矜持を貫いた佐藤昭さん、「神国日本」を信じて過酷な少女時代を生きた甘利和美さん、社会の矛盾に葛藤し福岡大空襲を体験した首藤教之さん。以上8名の手記を第2集では収録。

    図書館選書
    「大東亜戦争の記憶」を綴る手記集、待望の第2集。国家同士における相容れぬナショナリズムの境界、その諍いから生じた生と死を分けた境界、戦前・戦中・戦後という時代の境界とは……。
  • 著者について

    利光はる子 (トシミツハルコ)
    利光はる子●1927(昭和2)年11月5日、東京市深川区(現・東京都江東区)生まれ。薪炭商を営む父と母、弟の4人家族で暮らしていた。1945(昭和20)年3月10日の東京大空襲に遭い、猛火の下町地区を家族と離れ離れになったまま逃げ惑う。辿り着いた中和国民学校で再会した父から弟が不明になったことを知らされる。大火傷を負った母は、満足な治療を受けることも叶わないまま、20日あまり苦しみ抜いた末に息を引き取った。

    吉田由美子 (ヨシダユミコ)
    吉田由美子●1941(昭和16)年6月29日、東京都本所区業平橋(現・墨田区業平)生まれ。3歳のとき、東京大空襲で両親と生後3カ月の妹を失う。戦災孤児となり、新潟の親戚宅に引き取られる。高校卒業後、就職を機に神奈川県平塚市へ転居。数枚の写真を手がかりに出自を辿り始める。2007(平成19)年、東京大空襲訴訟の原告団に戦災孤児として参加。現在は、自らの過酷な子ども時代の経験をもとに子どもたちに東京大空襲について語る活動を行っている。

    田村謙 (タムラユズル)
    田村謙●1938(昭和13)年1月23日、満洲国奉天省撫順(現・中華人民共和国寧省撫順市)生まれ。南満洲鉄道(満鉄)に入社して満洲に渡った父親が北京で中国人と共に会社を起業したため一家で移転。北京で中国人や韓国人と遊んで育つ。1943(昭和18)年、現地召集で父は斥候兵となる。7歳で終戦を迎え、引揚船で長崎・佐世保港に帰還。母方の祖父母を頼って身を寄せた神奈川県横浜市で、両親と共に7人兄弟の長男として戦後の生活を送る。

    松本憲義 (マツモトノリヨシ)
    松本憲義●1928(昭和3)年8月6日、長崎県佐世保市生まれ。1943(昭和18)年12月、鹿児島海軍航空隊予科練生乙飛第21期生入隊。1945(昭和20)年9月復員。佐世保市立高等学校(現・長崎県立佐世保中央高等学校)卒業後、1953(昭和28)年、26歳で明治学院大学入学。英語教育者の松本亨教授の書生、運転手となる。卒業後は20世紀フォックス映画(現・ウォルト・ディズニー・カンパニー傘下)に入社。定年までの7年間は同社日本代表を務めた。

    小泉隆一 (コイズミリュウイチ)
    小泉隆一●1931(昭和6)年9月15日、鉄道省勤務の父の転勤先、鹿児島県鹿児島市で生まれる。姉弟の三人兄弟の長男。小学2年生から神奈川県鎌倉市長谷で暮らす。1945(昭和20)年、戦況悪化に伴い、高齢の祖母と共に山梨県北巨摩郡若神子村(現・北杜市)へ疎開。戦争末期は松根油製造のための松の根掘りの勤労奉仕に動員。疎開先で終戦を迎え、山梨から千葉県君津郡楢葉村(現・千葉県袖ケ浦市)へ移り、終戦後の食糧難をしのぐ。

    佐藤昭 (サトウアキラ)
    佐藤昭●1929(昭和4)年7月30日、宮城県仙台市生まれ。1943(昭和18)年、飛行機好きが高じて中学2年生で陸軍少年飛行兵学校を受験、第17期陸軍大津少年飛行兵学校入校。翌年9月、同校を卒業し、10月に所沢陸軍航空整備学校入校。1945(昭和20)年5月に繰り上げ卒業後、宇都宮雀宮部隊に入隊。7月に高萩飛行場に移動し、飛行第一戦隊配属となり終戦を迎える。1950(昭和25)年8月、発足当時の警察予備隊(のちの陸上自衛隊)に入隊。

    甘利和美 (アマリカズミ)
    甘利和美●1931(昭和6)年9月7日生まれ。奈良県磯城郡大福村(現・奈良県桜井市)出身。1938(昭和13)年、大福尋常高等小学校に入学。1945(昭和20)年、奈良県立宇陀高等女学校(奈良県立榛生昇陽高等学校/ 2006年閉校)2年生のときに勤労奉仕で飛行場建設の土運びに動員される中で終戦を迎える。翌年、父が他界。女学校の先生の言葉に励まされて小学校教諭の道を進む。近年は音楽家の長女・甘利真美と共に戦争の記憶を伝える活動に勤しむ。

    首藤教之 (シュトウノリユキ)
    首藤教之●1932(昭和7)年10月18日、福岡県福岡市生まれ。1945(昭和20)年6月19日、福岡市で空襲に罹災。1951(昭和25)年、大分県立別府第二高等学校(現・大分県立芸術緑丘高等学校)美術科を卒業。独学で創作活動を続け、1954(昭和29)年に上京。2016(平成28)年には戦時体験とそれを描いた作品などをまとめた手記「伝言ノート」を自費出版。個展やグループ展では戦争や環境、生命などのテーマを、独自の手法で表現し続けている。

    安木由美子 (ヤスギユミコ)
    安木由美子●1967年、神奈川県横浜市生まれ。草径庵庵主、ライター、インタビュアー。2010年からフリーペーパーのライター、編集にかかわるようになり、2012年、自宅敷地内のアパートの一室を改装して週末だけの読書喫茶「本とお茶ときどき手紙 草径庵」をオープン。暮らしと仕事、人生を楽しむべくス哲学者ピノザの思想をお手本に機嫌よく生きる日々を来訪者とともに実践中。2014年、月刊のフリーペーパー「草径庵通信」配布開始。草径庵の日常を綴り続け2022年7月に100号となった。引っ越し好きだが、草径庵を始めてからは横浜市内に留まっている。かかわった主な書籍は『ブックフェスタ 本の磁力で地域を変える』(まちライブラリー)、宝田明著『送別歌』、『境界BORDER』vol.1、vol.2(いずれもユニコ舎)などがある。

境界 BORDER vol.2 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ユニコ舎
著者名:利光はる子(著・文・その他)/吉田由美子(著・文・その他)/田村謙(著・文・その他)/松本憲義(著・文・その他)/小泉隆一(著・文・その他)/佐藤昭(著・文・その他)/甘利和美(著・文・その他)/首藤教之(著・文・その他)/安木由美子(著・文・その他)/工藤尚廣(編集)
発行年月日:2022/08
ISBN-10:4991136881
ISBN-13:9784991136887
判型:B6
発売社名:ユニコ舎
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
重量:250g
他のユニコ舎の書籍を探す

    ユニコ舎 境界 BORDER vol.2 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!