福沢諭吉の初期思想―近代的概念の受容と変容 [単行本]
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福沢諭吉の初期思想―近代的概念の受容と変容 [単行本]

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出版社:慶応義塾大学出版会
販売開始日: 2022/08/18
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福沢諭吉の初期思想―近代的概念の受容と変容 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    翻訳者・福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。幕末~明治初年、福沢諭吉が西洋の近代知を自家薬籠中の物とする過程を丹念に辿る。
  • 目次


    凡例

    第1章 人種観――S. A. ミッチェル問題
     一 はじめに
     二 福沢とミッチェル
      (一) School Geography と New School Geography
      (二) 初期福沢の問題意識とミッチェル
      (三) ミッチェルの人間観
       1 宗教
       2 人種観
      (四) 福沢の初期著作にあらわれるミッチェルの影響
     三 福沢の継承と削除
      (一) 継承
      (二) 削除
     四 おわりに

    第2章 人間観――権利、義務、労働
     一 はじめに
     二 『西洋事情』外編
      (一) 『西洋事情』外編と『政治経済学』
      (二) 政治的人間観と経済的人間観
      (三) 権利と義務
       1 権利、そして文明社会の尺度としての自由
       2 義務としての経済的独立と遵法
       3 社会の領域に編入した経済領域:私有
      (四) まとめ
     三 『西洋事情』二編「巻之一」
      (一) 『イギリス法釈義』における権利と義務
       1 「人間の通義」
       2 権利と義務の相互性
      (二) 「収税論」
      (三) まとめ
     四 労働問題:学問と労働
      (一) 『政治経済学』と『学問のすゝめ』においての労働
       1 労働認識
       2 単純労働と知的労働
       3 スキル獲得
      (二) まとめ
     五 おわりに

    第3章 中産層育成構想
     一 はじめに
     二 福沢の中産層育成構想
     三 中産層への着目過程
      (一) 『西洋事情』にあらわれる「中人」、「中等」
      (二) 自身の経験
     四 福沢の中産層構想の特徴
      (一) 中産層と「学者」
      (二) 「富」と「学問」と「慶応義塾」
      (三) 中産層育成活動
     五 おわりに

    第4章 民権認識と初期思想――『学者安心論』を中心に
     一 はじめに
     二 福沢の自由民権運動評価
      (一) 賛成と反対
      (二) 『学者安心論』
       1 福沢の民権論と「政」
       2 民権論者への批判
       3 政治的意味としての民権意識
      (三) 福沢の立場
     三 初期思想との関係
      (一) 内在的改革意識
      (二) 漸進的秩序維持
      (三) 幕臣活動
     四 おわりに

    第5章 自然権主義と経験主義の受容――「公理」と「功利」問題
     一 はじめに
     二 自然権主義の「公理」と経験主義の「功利」
      (一) 「公理」と「功利」
      (二) ブラックストンとベンサムの論争
     三 福沢の自然権主義受容
      (一) 天賦人権
      (二) 社会契約論
      (三) 天賦人権と民権
     四 自然権思想の功利的受容の背景
      (一) 目的性を持った学者認識
      (二) キリスト教的絶対性に対する認識
      (三) 『西洋事情』の外編と原書との関係
     五 おわりに

    第6章 西洋思想受容の方法論――「分限」
     一 はじめに
     二 方法論としての「分限」
      (一) 翻訳語「分限」
      (二) 「分限」概念の展開
      (三) 「分限」の方法論:事例
       1 自由
       2 礼儀
       3 人間の性質――貪吝、奢侈、誹謗
       4 文明段階論
       5 親孝行
      (四) 「分限」の方法論
     三 思想としての「分限」
      (一) 「分限」と明治維新
      (二) 「分限」のオリジナリティ
     四 おわりに

    あとがき
    参考文献一覧
    索引
  • 内容紹介

    ▼翻訳者としての福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。


    幕末~明治初年、福沢諭吉が読み込んだ西洋の書籍と、それを翻訳・翻案して刊行した書籍の文章とを丹念に検討し、そこにあらわれる翻訳思想、西洋の近代的概念の受容・変容過程を読み解く。

    ※著者名の「テユン」は、「兌玧」です。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    姜 兌玧(カン テユン)
    1987年、韓国蔚山生まれ。2021年、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)(慶應義塾大学)。専門は近代日本政治思想史・政治史、近代朝鮮史。現在、慶應義塾大学法学部非常勤講師、慶應義塾福澤研究センター調査員
  • 著者について

    姜 テユン (カン テユン)
    1987年、韓国蔚山生まれ。
    2014年、韓国外国語大学校政治外交学科卒業。
    2021年、慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程修了。博士(法学)(慶應義塾大学)。
    専門は近代日本政治思想史・政治史、近代朝鮮史。
    現在、慶應義塾大学法学部非常勤講師、慶應義塾福澤研究センター調査員。

福沢諭吉の初期思想―近代的概念の受容と変容 [単行本] の商品スペック

発行年月日 2022/08/25
ISBN-10 4766428382
ISBN-13 9784766428384
ページ数 191ページ
21cm
発売社名 慶應義塾大学出版会
判型 A5
Cコード 3010
対象 専門
発行形態 単行本
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内容 哲学
分類 人文科学
成年向け書籍マーク G
書店分類コード P020
再販商品 非再販
言語 日本語
出版社名 慶應義塾大学出版会
著者名 姜 兌玧
その他 原書名: The Early Thought of Fukuzawa Yukichi:How Modern Western Principles were Interpreted and Altered〈Kang,Tae-Youn〉

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