民族の解放と社会変革―1920年代(原典朝鮮近代思想史〈5〉) [全集叢書]
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民族の解放と社会変革―1920年代(原典朝鮮近代思想史〈5〉) [全集叢書]

吉野 誠(責任編集)小川原 宏幸(編集協力)宮嶋 博史(編集委員)趙 景達(編集委員)
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出版社:岩波書店
販売開始日: 2022/08/12
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民族の解放と社会変革―1920年代(原典朝鮮近代思想史〈5〉) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    本巻では、一九一九年の三・一独立運動ののち一九二〇年代から一九三〇年代初頭までの時期を扱う。第一次世界大戦後の世界的な民族闘争の高揚と帝国主義体制の再編の中で、日本の朝鮮植民地支配は武断統治から文化政治への転換を余儀なくされた。『東亜日報』『朝鮮日報』をはじめ多くの新聞・雑誌が発刊され、検閲や弾圧を受けながらも活発な言論空間が開かれた。そこには、民族解放にかかわる民族主義者と社会主義者の論争をはじめ、都市と農村、身分制度と女性解放、生活改善運動などの社会問題、宗教・教育・文芸・言語などの文化問題に関して多様な議論があった。論争の時代ともいうべき時期の代表的な基本史料四八点を収録する。
  • 目次

     凡例
     地図

     解説(吉野誠・小川原宏幸

    一 民族主義と社会主義
     1 独立への道
      Ⅴ①1 東京での演説 呂運亨
      Ⅴ①2 朝鮮独立運動の六大方略 安昌浩
      Ⅴ①3 朝鮮革命宣言 [申采浩]
     2 「文化政治」下の実力養成運動
      Ⅴ①4 [創刊辞]主旨を宣明せん 『東亜日報』
      Ⅴ①5 朝鮮新文化建設に関する図案 李敦化
      Ⅴ①6 民族改造論 李春園[李光洙]
      Ⅴ①7 物産奨励と社会問題 羅公民
      Ⅴ①8 民立大学発起総会――民衆文化運動の先駆 『東亜日報』
     3 民族か階級か
      Ⅴ①9 労働運動の社会主義的考察 兪鎮熙
      Ⅴ①10中産階級の利己的運動――社会主義者がみた物産奨励運動 李星泰
      Ⅴ①11朝鮮労農総同盟綱領ほか
     4 自治と独立、妥協と非妥協
      Ⅴ①12民族的経綸 [李光洙]
      Ⅴ①13世界の大勢と朝鮮の将来 [宋鎮禹]
      Ⅴ①14朝鮮今後の政治的趨勢 [安在鴻]
      Ⅴ①15治安維持法の実施と今後の朝鮮社会運動 権五屍ほか
      Ⅴ①16六・一〇闘争 檄文
      Ⅴ①17六十運動一参加者の断片的回顧 特白生
     5 東アジア情勢の変動と朝鮮
      Ⅴ①18中国革命と政治的価値 安在鴻
      Ⅴ①19国民党左右派の功罪と革命の将来(抄) 李昌燮
     6 民族協同戦線の模索
      Ⅴ①20正友会宣言
      Ⅴ①21前進会検討文(抄)
      Ⅴ①22民族問題(抄) 張日星
      Ⅴ①23大衆的戦闘的協同戦線の結成と新幹会及び独立党促成会の任務(抄)李鉄岳
      Ⅴ①24解消派に与える(抄) 安在鴻

    二 植民地社会の現実と変革
     1 近代都市と農村
      Ⅴ②1 都市の土幕民、農村の火田民 『彗星』
      Ⅴ②2 両新聞記者飢饉地帯踏査記 金東進・高永翰
      Ⅴ②3 近代都市生活の苦悶とその打開策 李光
     2 身分解放と女性解放
      Ⅴ②4 白丁社会の暗澹たる生活状況を挙論し衡平戦線の統一を促す 車賤者
      Ⅴ②5 女子の自覚 秋菊
      Ⅴ②6 まず現状を打破せよ 『新女子』
      Ⅴ②7 槿友会運動の歴史的位置と当面の任務 許貞琡
      Ⅴ②8 芸妓の立場と自覚 尹玉香
     3 生活改善運動
      Ⅴ②9 生活改善の眼目――慎重な自覚を促せ 崔昌鉉
      Ⅴ②10生活改新問題に対する私の所見 安在鴻ほか
      Ⅴ②11われわれはどうやって生きるのか?――朝鮮日報「生活改新運動」を珎す 金斗鎔

    三 植民地支配下の文化運動
     1 民衆世界と宗教
      Ⅴ③1 反宗教運動と天道教、基督教、仏教 陳栄喆
      Ⅴ③2 仏教と朝鮮文化 李能和
      Ⅴ③3 朝鮮人に与える儒教の功罪とその特例 安在鴻ほか
     2 植民地支配下の教育問題
      Ⅴ③4 普通学校の内容(1)(2) 金振国
      Ⅴ③5 同盟休学について 朴格欽ほか
      Ⅴ③6 今日の朝鮮学生 山翁[安昌浩]
      Ⅴ③7 現代の教育と民衆――教育小言 朱鍾建
      Ⅴ③8 世界と共存するため教育問題を再挙し先ず書堂改良を絶叫す 朴達成
     3 文芸思潮と言語問題
      Ⅴ③9 小説と民衆??「朝鮮と文芸 文芸と民衆」の続論 廉尚燮
      Ⅴ③10ハングル運動の意義と使命 『東亜日報』
      Ⅴ③11文化上から見たウリマル 鄭烈模
     4 近代文明と知識人
      Ⅴ③12知識階級の迷妄 鄭栢
      Ⅴ③13朝鮮の青年よ、朝鮮的新文明を創設しよう 李晟煥

     論説 一九二棚年代朝鮮の思想状況(小川原宏幸)
     年表
  • 出版社からのコメント

    日本や東アジアを捉え直すための必読史料
  • 内容紹介

    東アジアにおける中国や日本との相互の影響関係を重視しながら、朝鮮近代思想史の理解に重要な史料を原典から翻訳した世界初の試みがついに登場。激動の近代を経験してきた朝鮮の思想的営みを、朝鮮王朝時代から南北の分断に至るまで、五五〇年という長い歴史をもとに新しい枠組みで描き出し、近代の根本的な再検討を促す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉野 誠(ヨシノ マコト)
    1948年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東海大学名誉教授。朝鮮近代史。日朝関係史

    小川原 宏幸(オガワラ ヒロユキ)
    1971年生まれ。明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。同志社大学グローバル地域文化学部准教授。近代日朝関係史
  • 著者について

    吉野 誠 (ヨシノ マコト)
    吉野誠(よしの・まこと)
    1948年生まれ.東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学.東海大学名誉教授.
    朝鮮近代史・日朝関係史.『明治維新と征韓論――吉田松陰から西郷隆盛へ』(明石書店,2002年),『東アジア史のなかの日本と朝鮮――古代から近代まで』(明石書店,2004年)

    小川原 宏幸 (オガワラ ヒロユキ)
    小川原宏幸(おがわら・ひろゆき)
    1971年生まれ.明治大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学.同志社大学グローバル地域文化学部准教授.近代日朝関係史.『伊藤博文の韓国併合構想と朝鮮社会――王権論の相克』(岩波書店,2010年),『「下から」歴史像を再考する――全体性構築のための東アジア近現代史』(共編著,有志舎,2022年)

民族の解放と社会変革―1920年代(原典朝鮮近代思想史〈5〉) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:吉野 誠(責任編集)/小川原 宏幸(編集協力)/宮嶋 博史(編集委員)/趙 景達(編集委員)
発行年月日:2022/08/09
ISBN-10:4000268198
ISBN-13:9784000268196
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:434ページ
縦:21cm
横:15cm
厚さ:3cm
重量:774g
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