ミシェル・アンリ読本 [単行本]
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ミシェル・アンリ読本 [単行本]

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出版社:法政大学出版局
販売開始日: 2022/09/05
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ミシェル・アンリ読本 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    主著『現出の本質』をはじめとする著作群で絶対的な“生”と内在の思想を練り上げ、西洋哲学の歴史を批判するとともに、20世紀後半のフランス現象学に大きな足跡を残したミシェル・アンリ。レジスタンスに身を投じ、現代文明の野蛮やマルクスの可能性を論じ、小説作品も残した孤高の哲学者の全体像を、日仏の執筆者約30名が総力を挙げて多面的に描く。著作解題・略年表付。アンリ生誕100年・没後20年記念出版!
  • 目次

    まえがき
    凡例
    著作一覧

    第Ⅰ部 ミシェル・アンリの軌跡 【川瀬雅也】

    コラム❶ ミシェル・アンリの思い出 【ロラン・ヴァシャルド】

    第Ⅱ部 西洋哲学史を読み解くミシェル・アンリ

    1 アンリとドイツ神秘主義──『現出の本質』におけるエックハルト理解を中心に 【阿部善彦】
    2 アンリと合理主義哲学──デカルト、そしてスピノザ 【上野 修】
    3 アンリとフランス哲学──「感情」の哲学の系譜 【村松正隆】
    4 アンリとカントおよびドイツ観念論──生と反省をめぐって 【服部敬弘】
    5 アンリと生の哲学──情感性をめぐる解釈の葛藤 【伊原木大祐】
    6 アンリとマルクス──「歴史の基礎は〈生ける諸個人〉にある」 【水野浩二】
    7 アンリとドイツ現象学──現象の根源をめぐる対話 【景山洋平】
    8 アンリとフランス現象学──意識の現象学から生の現象学へ 【加國尚志】

    コラム❷ ミシェル・アンリのために 【ディディエ・フランク】

    第Ⅲ部 ミシェル・アンリにおける主要テーマ

    1 感情と自己──アンリの生の現象学の端緒 【北村 晋】
    2 身体と肉──「主観的でありエゴそれ自体である身体」 【村瀬 鋼】
    3 他者と共同体──アンリ哲学の外部という問題 【吉永和加】
    4 無意識の探究──真理と誕生の経験 【本間義啓】
    5 文化と野蛮──科学的文化と生の文化 【野村直正】
    6 芸術の意味──拡張された生としての芸術 【本郷 均】
    7 生の現象学とキリスト教──〈受─肉〉の現象学におけるキリストの言葉の役割 【古荘匡義】
    8 アンリと文学
      ① 文学作品から引用するアンリ──真理への入口 【佐藤勇一】
      ② 小説を書くアンリ──「生」の真理と人間の社会 【村松正隆
      ③ [付録]『若き士官』紹介 【村松正隆】

    コラム❸ 想い出 遙か ミシェル・アンリとの出会い 【松永澄夫】

    第Ⅳ部 ミシェル・アンリと現代思想

    1 アンリとリクール──アリーナとしてのマルクス解釈 【越門勝彦】
    2 アンリとドゥルーズ──「内在主義」の同一性と差異 【米虫正巳】
    3 アンリとデリダ──現前・ロゴス・生をめぐるニアミス 【亀井大輔】
    4 アンリとナンシー──生と存在、(不)可能な交差 【柿並良佑】
    5 アンリと西田幾多郎──「生の根底」に触れる 【杉村靖彦】
    6 アンリと木村敏──「自己」をめぐる問い 【川瀬雅也】
    7 アンリとラリュエル──生の現象学か非─哲学か 【米虫正巳】
    8 アンリとバディウ──一瞬の遭遇 【米虫正巳】
    9 アンリとジラール──「相互性」という病 【村松正隆】
    10 アンリとマリオン──現象学の継承と深化 【伊原木大祐】
    11 アンリとロゴザンスキー──不実な忠実さ 【本間義啓】
    12 アンリと山形賴洋──内在の他性と流れ 【平光哲朗】

    主要著作解題
    1 『現出の本質』(一九六三) 【池田裕輔】
    2 『身体の哲学と現象学─ビラン存在論についての試論』(一九六五) 【佐藤勇一】
    3 『マルクス』(一九七六) 【松田智裕】
    4 『精神分析の系譜─失われた始源』(一九八五) 【佐藤 愛】
    5 『野蛮』(一九八七) 【根無一行】
    6 『見えないものを見る─カンディンスキーについて』(一九八八) 【落合 芳】
    7 『実質的現象学』(一九九〇) 【池田裕輔】
    8 『共産主義から資本主義へ─破局の理論』(一九九〇) 【柿並良佑】
    9 『我は真理なり─キリスト教の哲学のために』(一九九六) 【川瀬雅也】
    10 『受肉─肉の哲学』(二〇〇〇) 【樋口雄哉】
    11 『キリストの言葉』(二〇〇二) 【武藤剛史】
    12 『スピノザの幸福』(二〇〇四) 『生の現象学』全五巻(二〇〇三─二〇一五) 【村松正隆】
    13 小 説 【村松正隆】

    ミシェル・アンリ略年表 【中村行志】
    事項索引
    人名索引
  • 出版社からのコメント

    『現出の本質』などの著作で絶対的な〈生〉と内在の思想を練り上げ20世紀後半の現象学に大きな足跡を残した孤高の哲学者の全体像。
  • 内容紹介

    主著『現出の本質』をはじめとする著作群で絶対的な〈生〉と内在の思想を練り上げ、西洋哲学の歴史を批判するとともに、20世紀後半のフランス現象学に大きな足跡を残したミシェル・アンリ。レジスタンスに身を投じ、現代文明の野蛮やマルクスの可能性を論じ、小説作品も残した孤高の哲学者の全体像を、日仏の執筆者約30名が総力を挙げて多面的に描く。アンリ生誕100年・没後20年記念出版。

    図書館選書
    『現出の本質』などの著作で絶対的な〈生〉と内在の思想を練り上げ、20世紀後半のフランス現象学に大きな足跡を残した孤高の哲学者の全体像。著作解題や略年表付。
  • 著者について

    川瀬 雅也 (カワセ マサヤ)
    1968年生。神戸女学院大学教授。著書:『生の現象学とは何か──ミシェル・アンリと木村敏のクロスオーバー』(法政大学出版局)、訳書:オーディ『ミシェル・アンリ』(勁草書房)。

    米虫 正巳 (コメムシ マサミ)
    1967年生。関西学院大学教授。著書:『自然の哲学史』(講談社)、編著:『フランス現象学の現在』(法政大学出版局)、共編著:『主体の論理・概念の倫理』(以文社)。

    村松 正隆 (ムラマツ マサタカ)
    1972年生。北海道大学教授。著書:『〈現われ〉とその秩序──メーヌ・ド・ビラン研究』(東信堂)、共訳書:ラヴェッソン『十九世紀フランス哲学』(知泉書館)。

    伊原木 大祐 (イバラギ ダイスケ)
    1975年生。京都大学准教授。著書:『レヴィナス 犠牲の身体』(創文社)、共著:『宗教史学論叢26 越境する宗教史』(リトン)。

ミシェル・アンリ読本 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法政大学出版局
著者名:川瀬 雅也(編)/米虫 正巳(編)/村松 正隆(編)/伊原木 大祐(編)
発行年月日:2022/08/30
ISBN-10:4588151274
ISBN-13:9784588151279
判型:A5
発売社名:法政大学出版局
対象:教養
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:333ページ
縦:21cm
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