当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い [単行本]
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当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い [単行本]
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当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い [単行本]

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販売開始日: 2022/09/02
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当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    行き場のない私に真っ先に声をかけてきたのは、買春者か性搾取業者でした。「助ける」ことはできないかもしれないけど、一緒にもがくよ。社会を変えてきたColaboの11年。
  • 目次

    はじめに
       *
    1 活動スタート
    家が安全な場所ではない子たちと一緒に活動を始める……仁藤夢乃
       *
    インタビュー1 あゆみ (23歳・出会って8年) 息抜きする場所
    インタビュー2 えま (25歳・出会って6年) 生きていくためのチーム
       *
    対談1 金澤信之 × 仁藤夢乃
     学校現場から見たColabo――役割分担しながら共に生徒を支えた経験から

    2 Tsubomi 声をあげる
    サポートグループ「Tsubomi」と「私たちは『買われた』展」……仁藤夢乃
       *
    対談2 川村百合 × 仁藤夢乃
     児童福祉をどう変えてきたか――弁護士との連携から、子どもの権利保障を考える
       *
    インタビュー3 れい (19歳・出会って2年) 世の中を知れたところ

    3 バスカフェをつくる
    排除された私たちは 安全にたむろできる場所をつくっていく……仁藤夢乃
       *
    インタビュー4 めぐみ (21歳・出会って2年) 休憩所
    インタビュー5 あや (22歳・出会って1年) 家族みたいな存在
    インタビュー6 ゆう (20歳・出会って1年半) 安心するところ
       *
    対談3 細金和子 × 仁藤夢乃
     女性福祉はどう変わるべきか――Colaboの活動から、女性支援のこれからを考える

    対談4 奥田知志 × 仁藤夢乃
     出会った人たちと共につくる活動――当事者主体の支援をどう広めるか

    4 共に行動してきたこと
    「出会いに行く」「共に考え、行動する」を大切に……仁藤夢乃
       *
    インタビュー7 もも (21歳・出会って3年半) 第二の家
    インタビュー8 なお (21歳・出会って2年半) 失敗してもいい場所
       *
    対談5 森川和加子 × 仁藤夢乃
     女の子たちと共に歩むこと――問われる大人たちの姿勢

    5 これからのColabo
    女の子たちと共に搾取されない社会をつくっていく……仁藤夢乃
       *
    活動年表・活動実績
  • 出版社からのコメント

    行き場のない私に真っ先に声をかけてきたのは買春者か性搾取業者でした――女の子たちと共に社会を変えてきたColaboの11年。
  • 内容紹介

    「行き場のない私に真っ先に声をかけてきたのは、買春者か性搾取業者でした」
    日本では、虐待や貧困などで行き場を失い性被害に遭うなどして困っている若年女性が、自分から公的な機関へ助けを求めることは難しく、また公的支援につながったとしても、管理体制の厳しさなどからそこからこぼれ落ちてしまい、多くは〝自己責任〟で生き抜こうとしています。

    学校や家が安心して過ごせる場でなくなり、渋谷で週5日過ごしていた自身の経験を記した『難民高校生』や、少女を「JKビジネス」に取り込む業者の手口を分析した『女子高生の裏社会』などの著書がある仁藤夢乃さんが代表をつとめる一般社団法人Colaboでは、行き場のない若年女性が性搾取などの危険に取り込まれる前に、繁華街での声をかけ(アウトリーチ)等で彼女たちとつながり、相談や役所などへの同行、一時シェルター、シェアハウスの提供などで、困っている女性を支え、「共にある」活動を行なっています。

    また、大きな反響を呼んだ「私たちは『買われた』展」をはじめとする若年女性の性被害の実態を伝える活動では、女子高生を性的に価値の高い商品かのように「JK」と呼び、「児童買春」を「援助交際」と言い換え、「ブランド物ほしさに好きでやっているんだろう」と、児童買春被害を見て見ぬふりしてきた大人社会に、その責任を問うてきました。

    本書では、Colaboの11年の活動を振り返りつつ、仁藤夢乃さんによるColaboにつながる女の子たちへのインタビューや、学校教育や女性福祉の専門家、弁護士、困窮者支援の活動家らと仁藤さんとの対談を収録。Colaboの核にある〈対等な関係性〉や〈当事者主体の活動〉がどのようにして可能になったのかを明らかにします。

    図書館選書
    〝バスカフェ〟や「私たちは『買われた』展」といった活動で、少女たちの性搾取被害の実態を告発してきた編著者と、元教師・弁護士・困窮者支援の活動家らとの対談、Colaboにつながる女の子たちへのインタビューを収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    仁藤 夢乃(ニトウ ユメノ)
    1989年生まれ。一般社団法人Colabo代表。中高時代に街をさまよう生活を送った経験から、10代女性を支える活動(夜の街でのアウトリーチ、シェルターでの保護や宿泊支援、シェアハウスでの住まいの提供など)を行なっている。明治学院大学国際平和研究所研究員。第30期東京都「青少年問題協議会」委員、厚生労働省「困難な問題を抱える女性への支援のあり方に関する検討会」構成員を務めた。受賞歴:2015年「エイボン女性年度賞」、日経ビジネス「次代を創る100人」、文藝春秋「日本を代表する女性120人」、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー「若手リーダー部門」、2019年「Forbes Under30 Asia 2019社会起業家部門」、2021年「国際女性デーHAPPY WOMAN AWARD 2021 for SDGs」など
  • 著者について

    仁藤 夢乃 (ニトウ ユメノ)
    一般社団法人Colabo代表。1989年生まれ。中高生時代に街をさまよう生活を送った経験から、行き場のない少女たちへの夜の街でのアウトリーチ、シェルターでの保護や宿泊支援、シェアハウスでの住まいの提供など、10代女性を支える活動を行なっている。また、虐待や性暴力被害を経験した10代の女性たちとともにアウトリーチや、「私たちは『買われた』展」の開催など、虐待や性搾取の実態を伝える活動も行なっている。
    著書に、『難民高校生 絶望社会を生き抜く「私たち」のリアル』(英治出版・2013年、ちくま文庫2016年)、『女子高生の裏社会 「関係性の貧困」に生きる少女たち』(光文社新書・2014年)ほか多数。
    受賞歴として、2015年「エイボン女性年度賞」、日経ビジネス「次代を創る100人」、文藝春秋「日本を代表する女性120人」、日経ウーマン・オブ・ザ・イヤー「若手リーダー部門」、2019年「Forbes Under30 Asia 2019社会起業家部門」、2021年「国際女性デー | HAPPY WOMAN AWARD 2021 for SDGs」など。

    奥田 知志 (オクダ トモシ)
    牧師。北九州市において生活困窮者への伴走支援を行なっている認定NPO法人 抱樸理事長。学生時代から 「ホームレス」支援に携わる。現在、東日本大震災被災者支援「共生地域創造財団」理事長なども兼任。2015年から一般社団法人Colabo理事。

    金澤 信之 (カナザワ ノブユキ)
    元神奈川県立田奈高等学校教諭(2008年4月~2018年3月)。定年までの10年間、県立田奈高校において、外部人材と外部資源を校内に取り入れるなどの新たなキャリア支援の仕組みづくりと運営を担当し、複数の困難を有する生徒の支援を行なった。

    川村 百合 (カワムラ ユリ)
    1997年に弁護士登録(東京弁護士会)した後、一般民事事件や家事事件を中心に弁護士業務を行ないながら、子どもの権利擁護活動に取り組む。2008年~2012年に日本弁護士連合会子どもの権利委員会事務局長を務めるなど、弁護士会の役職も多い。

    細金 和子 (ホソガネ カズコ)
    婦人保護施設である社会福祉法人慈愛会・慈愛寮元施設長。保育園保育士、女性相談センター電話相談員、母子生活支援施設母子支援員、慈愛寮支援員を経て、2006年~2016年まで慈愛寮施設長を務める。現在、慈愛寮を運営する社会福祉法人慈愛会理事。2016年から一般社団法人Colabo理事。

    森川 和加子 (モリカワ ワカコ)
    2016年からColaboでボランティアを始め、18年7月からスタッフとして活動に参加。バスカフェでのアウトリーチや、シェアハウスで暮らす女の子たちの暮らしを支える活動を行なっている。

当たり前の日常を手に入れるために―性搾取社会を生きる私たちの闘い の商品スペック

商品仕様
出版社名:影書房
著者名:仁藤 夢乃(編著)
発行年月日:2022/09/01
ISBN-10:4877144927
ISBN-13:9784877144920
判型:B6
発売社名:影書房
対象:一般
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:344ページ
縦:19cm
横:13cm
厚さ:2cm
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