山月記(エコトバ) [全集叢書]

山月記(エコトバ) [全集叢書] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  文豪×絵師、エモい絵本。

• 出版社からのコメント

  イラストレーター・ぺぺの解釈で描かれる中島敦の世界

• 内容紹介

  唐の時代の中国のお話です。
  秀才である李徴は、自尊心の高さから平凡な役人の仕事に満足出来ずに、詩で名を上げようとするも失敗。復職した時には既に友人は出世していて、李徴は「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」の為に人と交わる事が出来ない。
  そんな自分に苦しんで、羞恥心のあまりに虎になってしまった李徴。
  昔の友人と森の中で再会し、自身のこれまでの数奇な運命を語る。
  最後に詩と妻子への計らいを託し、姿を消してしまう……。

• 著者について

  中島敦 (ナカジマアツシ)
  日本の小説家。1909年〈明治42年〉東京都生まれ。1942年〈昭和17年〉に33歳で病没。代表作は『山月記』『光と風と夢』『弟子』『李陵』など『山月記』は雑誌『文學界』に掲載されたことで中島敦の名を初めて世間に知らしめた作品であり、のちに新制高等学校の国語教科書に広く掲載され、多くの人々に読み継がれている。
  
  ぺぺ (ペペ)
  イラストレーター。神奈川県横浜市生まれ。高校卒業後、イラストレーターを志し、専門学校でグラフィック科デザインコースを専攻。パステル調のかわいらしい絵を得意とし、自らデザインしたキャラクターのグッズ制作も行っている。

山月記(エコトバ) [全集叢書] の商品スペック