元国語教師による短編小説講義 [単行本]

元国語教師による短編小説講義 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  絶対短編＝心底感動し、その魅力について、語らずにはいられない、現代人及び後世の人々に是非伝え残しておきたい９作品。純文学の存続のため、言語芸術に対する、言語による「再現芸術」を目標とした作品論。

• 目次

  その一　森鷗外「じいさんばあさん」　
  その二　フランツ・カフカ「断食芸人」
  その三　梶井基次郎「冬の日」
  その四　ギュスターヴ・フローベール「素朴なひと」
  その五　 「今昔物語集　巻第十九」より「讃岐国多度の郡の五位、法を聞きて即ち出家せる語　第十四」
  その六　アーネスト・ヘミングウェイ「二つの心臓の大きな川」
  その七　Ｊ・Ｄ・サリンジャー「バナナフィッシュにうってつけの日」
  その八　国木田独歩「空知川の岸辺」
  その九　レフ・トルストイ「五月のセワストーポリ」

• 出版社からのコメント

  心底感動し、その魅力について、語らずにはいられない、現代人及び後世の人々に伝え残しておきたい“絶対短編”たる９作品を論じる。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  斉藤 繁(サイトウ シゲル)
  山梨県北杜市生まれ。早稲田大学卒業。元県立高校教諭

• 著者について

  斉藤繁 (サイトウシゲル)
  山梨県北杜市生まれ。現在は笛吹市在住。早稲田大学卒業。元県立高校教諭。
  著書：世界十大小説への招待（文藝春秋、2013 年）、森鷗外「伊沢蘭軒」を読む（文藝春秋、2014 年）、「アンナ・カレーニナ」全章耽読（中央公論事業出版、2016 年）、N・ホーソーン「七破風の屋敷」と徳田秋声「あらくれ」（中央公論事業出版、2020 年）

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