実況中継・社会学―等価機能主義から学ぶ社会分析 [単行本]

実況中継・社会学―等価機能主義から学ぶ社会分析 [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  誰でもお手軽に社会批評を嗜む時代に、社会学はいかにして専門知としての矜持を持ち続けられるのか？当代きっての理論社会学者が東京大学でおこなった授業をもとにまとめた、講義形式で身につける社会学の「規準」。

• 目次

  第１章　社会学はなんでもありなのか？
  第２章　社会学の「下ごしらえ」
  第３章　等価機能主義の理論と方法①──因果的説明と機能的説明
  第４章　等価機能主義の理論と方法②──等価機能主義のプログラム
  第５章　「他でありえた」可能性と「スパンドレルのパングロス風パラダイム」
  第６章　中間考察・等価機能主義の方法規準──なんの比較か？
  第７章　等価機能主義の／からの問題①──社会理論の飽和と社会問題の社会学
  第８章　等価機能主義の／からの問題②──民間社会学としての「社会解体論」
  第９章　等価機能主義を実践する──メディア論とフィールドワーク
  第10章　復習編──次のステップに進むために

• 出版社からのコメント

  輪郭の不明瞭な学問像を「等価機能主義」のプログラムにより明確なメッセージへ転換する。東京大学の講義をもとに書き下ろした。

• 内容紹介

  東京大学での講義をもとにした書き下ろし教科書。「いじめ」「愛国心」「○○化する社会」など，社会的な話題をどう考えると社会学になるのか。「等価機能主義」に軸足をおき「問題がどのような意味で問題なのか」を社会学理論を背景に吟味し，社会問題について考える道筋を示していく。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  北田 暁大(キタダ アキヒロ)
  東京大学大学院情報学環教授。１９７１年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程退学後、同大助手、筑波大学社会学系講師、東京大学社会情報研究所助教授、同大学大学院情報学環准教授等を経て現職。博士（社会情報学）。専門は理論社会学、メディア史

• 著者について

  北田 暁大 (キタダ　アキヒロ)
  東京大学教授

実況中継・社会学―等価機能主義から学ぶ社会分析 [単行本] の商品スペック