市民がまちを育む―現場に学ぶ「住まいまちづくり」 [単行本]
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市民がまちを育む―現場に学ぶ「住まいまちづくり」 [単行本]

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出版社:建築資料研究社
販売開始日: 2022/09/28
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市民がまちを育む―現場に学ぶ「住まいまちづくり」 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    地域と向かい合う市民まちづくりの実践書。地域をみがく・市民が輝く“小さなまちづくりの大きな可能性”をここに集約!多様なつながりが奏でる地域社会の近未来。
  • 目次

    はじめに  大月敏雄



    第1部 住まいまちづくり活動の理論と実践



    1章 市民主体の住まいまちづくり活動と住宅政策  大月敏雄

    (1) 住生活基本計画に見る住宅をめぐる社会課題

    (2) 5つの住生活上の課題領域

    (3) 戦後日本の住宅政策の変遷と5つの課題領域

    (4) H&C財団・住まい助成活動の位置付け

    (5) まとめ



    2章 市民まちづくりのマネジメント  松本昭

    1.市民まちづくりの主体と多主体連携

    (1) 市民まちづくりの主体

    (2) 市民まちづくりと多主体連携

    2.まちづくりと合意形成

    (1) 「合意形成型まちづくり活動」と「賛同・共感型まちづくり活動」

    (2) 合意形成と行動特性

    (3) コミュニティを高める合意形成への工夫

    (4) 法政大学地域経営論での演習課題から

    (5) 地域的合意形成へのプロセスワーク

    3.市民まちづくり活動と資金

    (1) 初期投資と事業規模から観たNPO

    (2) 資金調達の手段と特性

    (3) 新しい資金調達

    (4) 上手な資金調達とは

    (5) 賛同・共感で資金を集める「クラウドファンディング」

    (6) ふるさと納税を活用した資金調達

    (7) NPO法人の決算から学ぶ



    3章 住み継がれる住宅地を支えるための法制度、意識変革、そして支援  板垣勝彦

    (1) 住まい、まちづくりに関する法の役割

    (2) 今後の法制度の向かうべき道

    (3) 個別事例から考えたこと

    (4) おわりに―人びとの間を「取り持ち」「つなぐ」モデレーターの重要性



    4章 未来のふるさとをつくる~台東区谷中の試み

       住文化を住み継ぐ、個人発・地域連携まちづくりの30年  椎原晶子

    はじめに 谷中まちづくりから読み込む、個人発まちづくりのコツ

    (1) 価値をみつける:「いいとこさがし」町の文化を掘り起こす

    (2) 波紋を広げる:「谷中学校」の個人発のまちづくり

    (3) 建物再生の連鎖から:点から面へのまちづくり

    (4) プレイヤーを増やす:まちと建物再生をめぐる多様な連携

    さいごに 未来のふるさとをつくる:持続あるコミュニティとまちへ



    5章 空き家再生を通した地域コミュニティの創造

       NPO尾道空き家再生プロジェクトの15年  渡邉義孝

    (1) 観光地おのみちの変遷と課題

    (2) ガウディハウスとの出会い~空き家再生のはじまり

    (3) 空き家バンクによる移住促進

    (4) セトギワ建築の解体を阻止する

    (5) 空き家再生で変わるまち~コミュニティのかたち

    (6) これからの空き家再生への視座



    第2部 住まいまちづくり活動に学ぶ

    活動1  鏝絵の蔵の修復を端緒とした摂田屋のまちづくり

         機那サフラン酒本舗を保存する市民の会/平沢政明、大内朗子

    活動2  金澤町家の魅力の発信と継承・活用の取り組み

         NPO法人金澤町家研究会/川上光彦、渡邉義孝

    活動3  旧庄屋屋敷の保存活動が Park-PFI に結実

         NPO法人旧鈴木家跡地活用保存会/村木正彌・池田敏章 、 松本昭

    活動4  建築協定から見守り型地区計画へ建築協定から見守り型地区計画へ

         美しが丘アセス委員会遊歩道ワーキンググループ/藤井本子、椎原晶子

    活動5  緩やかなコミュニティで紡ぐ住宅地マネジメントの活動

         NPO法人玉川学園地区まちづくりの会/木村真理子、椎原晶子

    活動6  エレベーターのないマンション暮らしを支える互助活動

         NPO法人鶴甲サポートセンター/桑田結、松本昭

    活動7  1案に絞らない郊外分譲マンションの再生活動

         東村山富士見町住宅管理組合/大森茂、大月敏雄

    活動8  公社賃貸住宅の空室活用による団地コミュニティ支援

         大阪府住宅供給公社/三田中陽三、板垣勝彦

    活動9  空き部屋モデルルームでひろげる団地の魅力再発見

         NPO法人グリーンオフィスさやま/山本誠、大月敏雄

    活動10  ママの気持ちに寄り添った子育て支援活動

         一般社団法Omusubi(現 Ripple)/佐藤祐美、大月敏雄

    活動11  高齢単身区分所有者の資産管理を支援する活動

         NPO都市住宅とまちづく研究会/杉山昇、久田見卓

    活動12  公社の空き住戸を活用した障がい者による地域交流活動

         NPO法人チュラキューブ/中川悠、大月敏雄

    活動13  外国人居住者が過半を占める大規模賃貸住宅の共存・共生への取り組み

         芝園かけはしプロジェクト/圓山王国、大月敏雄

    活動14  住宅困窮者への豊かな住環境の確保を支援する活動

         NPO法人南市岡地域活動協議会/松井信一、大月敏雄

    活動15  ホームレスや路上生活者の住まいの確保に向けたセーフティネット活動

         NPO法人ほっとプラス/平田真基、板垣勝彦



    寄稿・インタビュー/市民まちづくりのこれまでとこれから

    髙見澤邦郎 「我がまちで……」を振り返ってみると

    佐藤滋   まちづくりのこれまでの歩みとこれから

    西村幸夫  情報社会による多様な連携が地域を拓く

    小林郁雄  市民まちづくりの現在地

    小澤紀美子 地域は屋根のない学校

    山岡義典  小さな営みが幾重にも蓄積されたコミュニティ

    鎌田宜夫  専門家の知識と生活者の知恵

    萩原なつ子 ジェンダーの視点でまちをみる

    澤登信子  私の市民活動のこれまでとこれから



    活動助成一覧/用語一覧
  • 内容紹介

    一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団(以下「財団」)は、 1992年の設立以来、市民の自発的なまちづくり活動に対し、「住まいとコミュニ ティ活動助成事業」として一貫して支援してきた。2022(令和 4)年で創設 30年を迎えるが、その間の助成件数は延べ 440件に上る 。
    居場所・拠点づくり、居住支援、多世代交流、福祉のまちづくり、観光まちづくり、公民連携、コミュニティビジネス、移住・定住促進、などの活動が対象となった。
    本書は、2017年度より財団が助成を充実させてきた「住まい活動分野」を主な対象にし、そこから市民主体の地域づくりのノウハウを析出し、これからの住まいまちづくり活動の理論化と方向性を探る。
    第1部では、 5名の識者がそれぞれ専門の視点から、「住まいまちづくり」活動の具体例を検証しながら理論化を試みる。
    第2部では、 15の特徴的な活動事例を選び、それぞれの現場の中心人物から活動を報告してもらい 、それに対し第 1部執筆者らが評価コメントを付す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大月 敏雄(オオツキ トシオ)
    東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授。同高齢社会総合研究機構副機構長。一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団理事。博士(工学)、一級建築士。古い集合住宅の住みこなしや、アジアのスラムのまちづくり、戸建て住宅地のマネジメント、古今東西の住宅政策、包括的居住支援研究などを中心に、住宅地の生成過程と運営過程について研究する

    板垣 勝彦(イタガキ カツヒコ)
    横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。博士(法学)。専門は行政法、地方自治法、都市・住宅法。東京大学法学部卒業、東京大学法科大学院修了。東京大学大学院法学政治学研究科助教、国土交通省住宅局住宅総合整備課主査などを経て、2022年より現職。日本財政法学会理事。東京大学、慶應義塾大学、政策研究大学院大学、駒澤大学などで非常勤講師を務めるほか、市町村アカデミー、全国建設研修センター、東北自治研修所などで、幅広く自治体政策法務の実践について教授している

    椎原 晶子(シイハラ アキコ)
    特定非営利活動法人たいとう歴史都市研究会理事長、國學院大学観光まちづくり学部教授、株式会社まちあかり舎・あたりアルス株式会社・晶地域文化研究所代表。一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団理事。地域プランナー、技術士(建設部門・都市及び地方計画)。1989年東京藝術大学大学院環境造形デザイン修士課程修了、株式会社山手総合計画研究所にて横浜の都市デザインに関わる。2000年同大学院博士課程単位取得満期退学、同大学院非常勤講師等を経て現在に至る

    渡邉 義孝(ワタナベ ヨシタカ)
    一級建築士、尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト理事として空き家バンク、文化財調査を担当。千葉県立船橋高校卒。掘削工、保線工、型枠工などを経て神楽坂の鈴木喜一建築計画工房(アユミギャラリー)にて修業。神楽坂まちづくりの会に参加。2004年に風組・渡邉設計室を設立。業務の傍ら中央アジア、コーカサス、バルカン、台湾などユーラシア各地の民俗建築調査を続ける

    松本 昭(マツモト アキラ)
    一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団専務理事(代表理事)。株式会社市民未来まちづくりテラス代表取締役、一般社団法人チームまちづくり専務理事、東京大学・法政大学非常勤講師、博士(工学)、技術士(都市及び地方計画)、一級建築士他、最近10年は、古河市にてまちづくり会社「古河鍛治町みらい蔵」を市民と立ち上げ、歴史的建造物である店蔵群を修復再生して飲食店に活用する事業(まちづくり功労者国土交通大臣表彰)を展開、また、気仙沼市では被災商業者とまちづくり会社を設立して「まちなか復興型共同化事業」(都市住宅学会会長賞)を事業化、近年は郊外住宅地において、自治会と協働して高齢者の余生と空き家予防プラン実践事業」を実施中
  • 著者について

    一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団 (イッパンザイダンホウジンハウジングアンドコミュニティザイダン)
    1992年、長谷工コーポレーションが母体となり財団として設立、 2011年に一般財団法人に移行。 「世代を超えた良質な住環境の形成および良好な相隣関係、近隣関係を醸成し得る地域社会の構築に寄与すること」を目的とし、そのために 「住まいとコミュニティづくりに関する調査研究、情報提供」 や「 住まいとコミュニティづくりをおこなうものを支援 」 することとしており、早くも設立翌年より「住まいと コミュニティづくり活動助成 」 事業を開始し、 2021年までに助成件数は延べ 440件を数えるに至る。現理事長は大栗育夫 。

    大月敏雄 (オオツキトシオ)
    東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授、同高齢社会総合研究機構副機構長。ハウジングアンドコミュニティ財団理事。博士(工学)、一級建築士。
    『町を住みこなす』(2017、岩波書店)、『住宅地のマネジメント』(2018、建築資料研究社)など、著書多数。2019年、日本建築学会賞(論文)受賞。

    板垣勝彦 (イタガキカツヒコ)
    横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授。日本財政法学会理事。博士(法学)。専門は行政法、地方自治法、都市・住宅法。
    著書に『住宅市場と行政法』(2017、第一法規、都市住宅学会著作賞)、『地方自治法の現代的課題』(2019、第一法規、自治体学会研究論文賞、都市住宅学会著作賞)など。

    椎原晶子 (シイハラアキコ)
    國學院大學観光まちづくり学部教授、NPO法人たいとう歴史都市研究会理事長、ハウジングアンドコミュニティ財団理事。地域プランナー、技術士(都市及び地方計画)。
    著書に『路地からのまちづくり』(2006年、学芸出版社)など。「上野桜木あたり」で2015年グッドデザイン賞受賞。

    松本昭 (マツモトアキラ)
    ハウジングアンドコミュニティ財団専務理事、(一社)チームまちづくり専務理事。逗子市、八潮市、大磯町、古河市等でまちづくり審議会会長等を歴任。技術士(都市及び地方計画)、一級建築士。
    著書に『人口減少時代の都市計画』(2011年、学芸出版社)など。携わった事業で、まちづくり功労者国土交通大臣表彰、都市住宅学会会長賞受賞。

    渡邉義孝 (ワタナベヨシタカ)
    尾道市立大学非常勤講師。尾道空き家再生プロジェクト理事として空き家バンク、文化調査を担当。一級建築士。
    著書に『台湾日式建築紀行』(2018、台湾時報出版)、『深刻化する空き家問題』(2018、日弁連)など。

市民がまちを育む―現場に学ぶ「住まいまちづくり」 の商品スペック

商品仕様
出版社名:建築資料研究社
著者名:大月 敏雄(編著)/ハウジングアンドコミュニティ財団(編著)/板垣 勝彦(著)/椎原 晶子(著)/渡邉 義孝(著)/松本 昭(著)
発行年月日:2022/09/30
ISBN-10:4863588240
ISBN-13:9784863588240
判型:B5
発売社名:建築資料研究社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:26cm
横:18cm
厚さ:2cm
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